cybercatさん

椎茸を使った現地の料理

  • お料理レシピ

cybercatさん

国内産の原木椎茸を乾燥させて細かく砕いたもの(Shiitake granules)をフランス向けにオンライン販売する予定です。
現地で受け入れられるレシピを考えて訴求したいのですが、ぴったりものが浮かびません。

日本では餃子、炒飯、スープ、パスタ、カレーなどに利用されています。
海外向けでは、ポトフ、牛肉のトマト煮、グレイビーソース、野菜スープなどを想像しています。

椎茸の旨み成分(グアニル酸)は、牛肉(イノシン酸)やトマト・チーズ・玉ねぎ(グルタミン酸)と相性が良いと言われています。

普段、フランスの方がよく食べる料理(食品)で、粒状の椎茸を入れたらおいしいだろうと思われる料理があれば教えてください。

よろしくお願いします。

2024年8月16日 13時18分

クマさんの回答

パリ在住のロコ、クマさん

cybercat さん

お問合せ、拝見致しました。
ご質問の点ですが、、、御社製品を輸出・販売を具体的に考える場合、以下の事を知っていて頂きたく。
先ず、、、
* 椎茸の位置 ー 椎茸は「シイタケ」の名称そのままで、この10年来初めてフランス市場に出て来た食材です。 初めは、通常の市場ではなく、主に自然食料品専門の店舗で出回り、形状は生の形です ー 詰り、フランスで栽培され始め、食材として出て来た格好。 一般の食料品市場ではどうかと言いますと、まだまだ極めてマイナーな食材です。
* 椎茸の利用 ー 私達日本人の場合は、その利用価値を知ってますから、あれば使いますが、、、 生の椎茸、有ればそれなりに売れてます。 初めて見る現地居住者にとっては、推測する限り、他のキノコ類と同様の料理方法と利用かと思われます。 類似するキノコ類、マッシュルームやジロール茸、モリーユ茸、セップ茸等は、殆ど炒めて主食(肉類)の添え物とする形が一般的でしょう。 味出しの形では、クリームやオイルと合うマッシュルームが唯一ソテーソースに入れられる、肉類の煮込みに入れられる程度です。 殆どキノコの原型から調理する形、そのものの味を楽しむ形ですか。 他のものと合せて使う料理としては、オムレツ程度です。 兎に角、バターや各種オイル類との相性から強めの味が出ませんと受けません。 その意味で椎茸はおとなしい味です。 こちらの生の椎茸は、殆ど香りがありませんし、オイルと合わせてもあまり変化がありません ー 和風の煮物でも効果が薄い印象。
* 椎茸の顆粒 ー 日本では干し椎茸の味、その出汁としての価値が良く知られてますから、重宝してますが、こちらでは干したキノコはセップ茸程度で、それもただ単に日持ちの点を考えての乾燥キノコです。 椎茸の顆粒となりますと、位置的には、調味料の1種と位置付けられるかと思われます。 ただ、その特質は全く知られておりません。 椎茸自体、Europe現地のキノコとは味の性質がかなり違います。 そこから考えて行きませんと市民権が取れ難い様に思えます。 少なくともこちらの生の椎茸では、一般のフランス風各種料理の味付けには、弱すぎて効果がなく、合い難いか合わない印象です。 顆粒となりますと、位置は調味料ですから、際立った味の変化の特徴がありませんと、価値が分からず利用されないかもと考えます。
私見ですが、この様な印象を持っています。 想定されてます料理、ポトフ、野菜スープでは、キノコは使いません。 牛肉のトマト煮、グレービ―・ソース ー 同種のマッシュルームとの競合でしょう。 このマッシュルームというキノコは、オイルと出会うと独特で強烈な味を出す特色が有るので。 西洋料理 (出汁という概念があまりない調理法の料理ですから)の調味料としては、風味付けが主流ですので、何某かの工夫が必要な様に思えます。
椎茸、、、何とか、認知されて市民権を得させたい所がありますので、色々書かせて頂きました。

2024年8月16日 15時31分

この回答への評価

cybercatさん
★★★★★

椎茸はあまり普及していないんですね。
和食のレシピも含めて地道に普及活動をするしかないですね。

回答して頂いてありがとうございます!

2024年8月17日 21時48分

追記

パリ在住のロコ、クマさん

普及も何も,マイナーな全くの新参具材ですね。知っている人も未だ未だ多く無い食材の位置です。

2024年8月17日 23時2分

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