
ニューヨークの喫煙事情について
yumereveさん
はじめまして。
20年2月にプライベートでNYCにいく予定です。
最近は喫煙が可能な場所が減っていると聞いたのですが、喫煙者にとっては日本より辛い街になっていますか?
喫煙が可能な場所(観光地、店舗、ホテルなど)や、喫煙スペースの見つけ方をご存知てしたら教えてください!
なお滞在はカーネギーホール付近の予定です。
よろしくお願いします。
2019年10月11日 9時48分
くろさんの回答

yumereveさん、こんにちは!
日米の禁煙事情について簡単にお答えいたします。
まず、日本と米国では禁煙の近似的な目的な異なります。
いずれも健康維持を目的としていますが、日本では不特定多数の人が行き交う公共の場で、歩行者(特に未成年や気管支などに呼吸器系に問題がある方)の受動喫煙を防止したり、ポイ捨てなどによる景観をそこねることを防止するためなのに対して、米国ではその場で働かなくてはいけない従業員などの健康を維持する目的となっている、という違いが挙げられます。
ニューヨークでは、売り上げの80%ほどを喫煙から得ている飲食店以外では基本的に禁煙となっており、また、不審火などによる火災防止の観点から、ほとんどの建物内での喫煙も禁じられています。
一方、野外や公共の場では、嫌煙者は場所を移動できることから喫煙をすることができます。
(ビルオーナーが所有地前で喫煙を禁じている歩道などを除く)
立ち止ってお吸いになる際は、念の為、周りに禁煙のサインがないかチェックしてからされるとよいでしょう。
■ 価格
タバコの税金は日本より高額に設定されており、1箱あたりの値段はおおよそ1000円前後となっております。
■ たばこの種類
・電子タバコ
現在、米国ではカートリッジタイプの電子タバコが主流になっており、街で見かける喫煙者の多くが紙巻きたばこよりJUULをはじめとするカートリッジタイプのものを利用しているようです。
また、IQOSなどの加熱式電子タバコ機器は、つい最近まで解禁されていなかったため、ニューヨークでは見かけたことがありません。
最近、カートリッジ式のものは健康によくない成分が含まれていることが多いのがわかってきており、連邦政府に販売を制限する動きがみられるため、今後は加熱式も普及するのかもしれません。
・従来のたばこ
大きく分けて葉巻と紙巻きに別れる点では日本と同様ですが、紙巻きたばこの中にはフィルター未使用のものがあるため、購入の際は注意が必要です。
■ 灰皿
ポッケロなどの携帯灰皿が普及していないため、ポイ捨てをする人が非常に多いのですが、相対的に電子タバコのユーザーが多いため、路上ではあまり見かけないかもしれません。
ホテルの前などにはポール型の灰皿が設置されていることがありますが、特定の喫煙所はほとんどないため、携帯灰皿は持参されるとよいと思います。
くろ
2019年10月11日 11時39分
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