フランスの空港税関、持ち込み食品について
sarah29さん
フランスに行く際、持っていきたい食品をがあります。
おおまかな情報はネットで読んだのですが、これってどうなのってわからなくて。
日本では保存食品として販売されている商品でお水を入れたら食べられるアルファ米の商品、例えば尾西の携帯おにぎりなど。肉や乳製品は使用されていません。
でも、お米は野菜なので持ち込み不可って書いているサイトもあって。
EUに住んでいる友人とフランスで落ち合うので、お土産に保存のきくものをと思っているのですが、こういった食品は問題なく持って入れるのでしょうか?
詳しくご存知の方、教えてください。
宜しくお願いします。
2024年10月21日 3時59分
プロ旅リーマンさんの回答
sarah29さん
はじめまして。
ドイツ在住5年、フランス在住10年目のプロ旅リーマンと申します。
ご質問の件、正論としての回答は以下の通りです。
アルファ米のような保存食品を日本からフランスに持ち込む際のルールについて、具体的に説明します。
基本的に、EU(フランスを含む)への食品持ち込みに関しては以下のルールがあります。
1. 動物由来の製品(肉、乳製品、卵など)は持ち込みが禁止されています。これは食の安全性の観点から厳しく制限されています。
2. 植物由来の製品については、特に未加工の植物や果物、野菜、種子などは持ち込みが制限されています。ただし、加熱処理されたものや保存食品であれば、比較的緩和されています。
3. アルファ米や携帯おにぎりのようなものは、肉や乳製品を含まないため、原則的には問題なく持ち込み可能と考えられます。特に加熱処理されていて密封されたパッケージに入っているものであれば、通常フランスに持ち込むことができます。アルファ米や携帯おにぎりは保存がきくため、検疫の対象外となることが多いです。ただし、いくつかの注意点があります。
注意点
1. パッケージの表示:原材料や製造過程がしっかり記載されているパッケージであることが重要です。税関職員に質問された場合、原材料が野菜や加工米のみであることを説明できるようにしておくと安心です。
2. 申告の必要性:フランス入国時に食品を持ち込む場合、申告が必要になることがあります。特に大量の場合や、申告が義務付けられている食品に該当する場合には、入国時に税関での手続きが必要です。
3. 最新情報の確認:EUやフランスの入国規制は変更される可能性があるため、渡航前にフランスの税関(Douane)やEUの公式サイトで最新の規制情報を確認することをおすすめします。
アルファ米や保存用のおにぎりは比較的リスクが少ないと考えられますが、少量持ち込むようにし、税関で申告が求められた場合には正直に対応するのが安全です。
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次に、以下が実情です。
現地欧州在住者が休暇で日本に帰ると、乾物などの軽いものを中心に、日本から大量の食材を個人使用の目的で持ち込んでいます。
皆さん、没収されるリスクを承知のうえで、日本食を自宅で快適に楽しめる環境を整えており、1の動物由来のものも実際には持ち込んでいるようです。たとえば、即席ラーメンやカレールーなどです。
食品の個人持ち込みは、没収されるリスクがあることを承知の上で持参する方が、精神的にも楽かもしれません。
以上お役に立てば幸いです。
プロ旅リーマン
2024年10月22日 8時59分
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