フランスのヒッピーについて情報
sodaさん
初めまして。日本の大学教員で、フランスの農村研究をしているsodaです。
現在、フランスのヒッピーについて調査を始めようとしています。
皆さんの周りで、ヒッピーのような人をみたという情報や、どういう場所に
どのようなことをしていた、あるいはどの辺によく住んでいる、マルシェで
どのようなものを売っている...
なんでも、みなさんが見かけたヒッピー情報があったらぜひお教えいただけると
研究の手始めにとっても助かります。
ヒッピーに定義はないので、「ヒッピーかな」という程度でも構いません。
2020年5月20日 10時7分
N.L.Parisさんの回答
こんにちは!
パリは大都会すぎて、ラブアンドピースな、いわゆるヒッピーというのはいない気がします。パリでそんな風に生きていたらあっという間にホームレスになりそうです。
オーガニックにこだわったりヨガをやったりする人達は、どちらかというとBoboと呼ばれる社会層です。Boboはブルジョワ・ボヘミアンの略で、ブルジョワの親からの生前相続等でお金がありながらも、ブルジョワエリアには住まず、自由でアーティな雰囲気のライフスタイルを送る人々です。
物価や地価の高いパリではオーガニック生活を送るのにもお金がかかるので、リッチじゃないとできません。
なので、どちらかといえばヒッピー暮らしをしているフランス人はパリよりも地方にいるのではないかと思います。
ヒッピーとは呼びませんが、フランスの都市部にはPunk à chien(パンカシャン)と呼ばれる若い犬連れのホームレスが存在し、犬を連れて路上で仲間たちと暮らしていたりします。ドレッドヘアだったりしますが、名前の通りどちらかというとパンクスですね。
それからヒッピーというよりリアルにジプシーや移民難民が存在し、文化があったり問題があったりします。
この間、テレビでスペインのイビザ島に近い島でヒッピー生活をしている若者が特集されていました。オーストリアやドイツ、色んな国から集まっているようでした。
ヒッピーの研究、興味深いですね。また何か質問があれば個別にご連絡ください。
N.L.Paris
2020年5月20日 17時16分
この回答への評価
ボボズですね!彼らにも興味はありますが,やや死後になりつつありますでしょうか?
犬連れの若年ホームレスは気になっていました。Punk à chienという呼ばれ方とのこと
初めて知りました。ありがとうございます!
2020年5月21日 10時54分
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