ボリビア・ラパスへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年7月情報】
【2020年7月情報】ボリビア・ラパスへはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、ボリビアはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回は、そんな疑問や不安を少しでも解消できるように、ボリビアへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は、外務省や在メキシコ日本国大使館のウェブサイト、ボリビアのニュースサイトを基に作成しています。
必ず下記のサイト等もあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からボリビアへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)
2020年7月20日現在、日本からボリビアに渡航・入国することはできません。
ボリビアでは、2020年7月31日まで国境封鎖(空路,陸路及び水路)が発表されており、国際便のフライトも停止しています。
そのため、以下に該当する方以外はボリビアに入国することができません。
- 在外から帰国するボリビア人ボリビア在住者
- 外交官や国際機関職員
- 特定の分野の専門家及び技術者
- 国際貨物運輸の運転手など必要物資の運送に関わる者
※ さらに詳しい情報は、在ボリビア日本国大使館が発表の「7月1日以降の国際便の停止等の規制の継続」でご確認下さい。
外務省の海外安全ホームページによると、ボリビアの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、ボリビアへの渡航は避けることが推奨されています。
また、ボリビアは「日本への入国制限対象地域」に含まれています。
そのため、ボリビアから日本に帰ってきた際には、空港の検疫所で「PCR検査」と、自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」が必要となります。
※ ボリビアへの入国制限や、ボリビアの渡航に関する制限は、新型コロナウイルスの感染状況によって変動する可能性があります。
在ボリビア日本国大使館のウェブサイトや、外務省の情報などを参考に、最新の情報を確認されることをおすすめします。
日本からボリビア入国後の自己隔離措置についての情報
2020年7月20日現在、ボリビアに渡航する方に対して自己隔離処置は強制されていません。
とはいえ、ボリビアは国境を閉鎖しているため、現在ボリビアへは一部の方を除き渡航ができない状況です。
また、ボリビア国内では外出制限や学校の休校、イベントや集会の中止など、様々な行動規制も適用されています。
ボリビア・ラパスでの乗り継ぎ(トランジット)制限
2020年7月20日現在、ボリビアでは国境が封鎖されており、国際便のフライトも停止しています。
そのため、ボリビア・ラパスで乗り継ぎ(トランジット)をすることもできません。
現在のボリビア・ラパスの様子
2020年7月20日現在、ボリビア国内での新型コロナウイルス感染者の総数は約58,000人。
7月に入ってからも、1日に1,000人を超えるスピードで新規感染者が増え続けています。
ボリビア政府は「国家緊急事態」を発令し、2020年7月31日まで「条件付け及び活動的な外出禁止令」を発表しました。
人々の外出や集会を制限することにより、感染者拡大を防ぐ政策が行われています。
そのため、ラパス市を含めボリビア国内では、生活必需品の買い物などを除いた外出はほぼできない状況です。
学校も休校が続いており、外出の際はマスクの着用が義務付けられています。
店舗の営業も指定された業種に限られ、イベントや集会なども開催できない状況です。
ボリビアで有名な観光地といえば「ウユニ塩湖」ですが、こちらへの観光ツアーも現在は休止中です。
条件付け及び活動的な外出禁止令の概要
- 空路・陸路・水路の国境閉鎖(在外から帰国するボリビア人、ボリビア在住者、外交官、国際機関職員、様々な分野の専門家及び技術者、国際貨物運輸の運転手等は除く)
- 国際便の停止
- 全てのレベル及び種類の教育機関の休校
- 公的イベント、文化・スポーツ・イベント(ジムや祭りを含む)、政治集会など、あらゆる集会の禁止
- 平日午後6時~翌午前5時・土日終日の外出及び車両の通行の禁止(公的・民間保健関係機関職員や警察など、最高政令に定める活動に必要な職種は除く。医療診察及び緊急事態での外出も除く)
- 衛生上の規則(他者との間に最低1.5mの距離を取る、マスク着用、70%アルコール又はアルコール・ジェルの利用、手の洗浄)の遵守を義務化
- 工業、製造業、農牧業、製材業、林業、鉱業、建築業、食料関連企業、衛生商品・薬品関連企業、必需品関連企業、ガソリン、天然ガス、ディーゼル関連企業の経済活動は継続
- 政府機関及び民間企業の勤務時間は昼休憩なしで継続する(政府機関の勤務時間は労働省が決定し、地方自治体機関の勤務時間は各地方自治体が決定。民間企業の勤務時間は、各地方自治体が決定)
出典:在ボリビア日本国大使館
ラパス市内での規制
ラパス市内では、上記の「条件付け及び活動的な外出禁止令」に加えて、市内でも独自の規制が施行されています。(2020年7月20日現在)
- 身分証明書の番号末尾による外出可能日の規制
月曜日から金曜日まで、ラパス市民は身分証明書の番号末尾の偶数・奇数別の指定に従い外出が許可されます。(例えば、偶数の人は月・水・金に外出可能、奇数の人は火・木に外出可能。毎週政府より発表があります。)
土日曜日の外出は,医療上の緊急事態などを除き禁止です。
- 車両の走行規制
公共交通機関は午前5時~午後6時までの間、車両ナンバーの末尾により、上記と同じ偶数日・奇数日の指定に従い走行できます(バス・マイクロバスは対象外)。
私用車は、午前6時~午後6時まで,運転手の身分証明書の番号末尾により(車両ナンバーに関係なく)上記の偶数日・奇数日の指定に従い走行できます。
参考: 新型コロナウイルス関連情報(在ボリビア日本国大使館)
※ ボリビア・ラパスでの行動規制やルールは、新型コロナウイルスの感染状況によって急に変更されることがあります。在ボリビア日本国大使館のウェブサイトなどを参考に、最新の情報をご確認下さい。
日本からボリビア・ラパスへの入国制限・緩和情報まとめ
日本からボリビアへの入国制限情報、自己隔離情報、現在のボリビア・ラパスの状況についてまとめました。
2020年7月20日現在、日本からボリビアに渡航・入国することは禁止されています。
ボリビアでは7月31日まで国境封鎖が発表されており、国際便のフライトも停止中です。
ラパス市を含め、ボリビア国内では、厳しい行動規制の下での生活が続いています。
身分証明書の番号により外出できる日・車で走行できる日を制限したり、外出の際にはマスク着用が義務付けられています。
学校やイベントも、未だに再開の目処は立っていません。
ボリビアの観光といえば「ウユニ塩湖」が有名ですね。
日本からも多くの観光客が訪れる人気の絶景スポットですが、以前のように観光やツアーで訪れることができる日が来るのは、まだ遠そうです。
※ 新型コロナウイルスに関する情報は、日々更新されています。
この記事の情報にあわせて、ボリビア・ラパスに関するニュースや、以下のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。