マレーシア・クアラルンプールの入国審査マニュアル! 入国カードや税関申告書は必要?
【マレーシア・クアラルンプル在住者執筆】渡航前にチェックしておけば安心です!スムーズに入国するために、マレーシアの入国手続きを解説します。入国の流れや所要時間をまとめました。
マレーシア・クアラルンプールへの旅行が決まったら、入国審査について確認をしましょう。入国審査って意外に緊張したり、国よっても違ったりしますよね。この記事を読んで心の準備をすれば、余裕を持って入国できます。入国審査をスムーズに終わらせて、良いスタートにしましょう。
入国審査の流れと所要時間
初めに入国審査の流れと所要時間をご紹介します。
1.入国審査
入国審査
入国審査のカウンターはマレーシア国民と外国人に分かれてるため、外国人カウンターに並びます。待ち時間は混雑している時は30分ほど待ちます。短ければ15分ほどです。カウンターに行き、パスポートを提出すると、指紋認証の採取を求められます。両手のひとさし指をのせ、「オーケー」と言われるまで指を離さない様にしましょう。
入国審査で聞かれること
こちらの人はアクセントが強いので、英語に聞こえないかもしれませんが、英語で聞かれます。何も聞かれない場合もあります。聞かれる場合は来た目的、滞在日数、どこに滞在するのかなど簡単な質問をされます。
入国審査で怪しまれる人の特徴
声が極端に小さい人、挙動不審な人は怪しまれます。またカメラでの撮影は禁止されておりますので、ご注意ください。
日帰りや乗り換えの場合も入国審査は必要?
日帰りの場合でも入国審査は必要となります。乗り換えの場合は必要ありませんが、トランジットの時間が長く空港の外に出たい場合は必要となります。
入国カード・税関申告書
マレーシアでは入国カードは廃止されましたので、入国カードは存在しません。また税関申告書もありません。
2.手荷物受け取り
入国審査後、モニターで出発地のターンテーブル番号を調べ、通常ではそこで預けた荷物を受け取れます。万が一荷物が出てこない場合は、ロストバゲージの可能性があります。その場合は各航空会社のカウンターに行って、申請をしましょう。書式に名前や連絡先、荷物の色や特徴を記入する必要があります。通常は何日か後にホテルまたは自宅に郵送されます。航空会社によっては身の回り品の代金を請求できます。また事前に加入された海外保険の種類によっては、身の回り品の代金を請求できる場合があります。これらの場合は身の回り品を購入したレシートが必ず必要となりますので、大切に保管しておきましょう。また荷物が破損した場合はその場で各航空会社のカウンター職員に申請しましょう。何かしらの荷物のトラブルがあった際に、必ず必要なのがチェックインしたときに貰えるタグ(半券)です。通常は航空券の裏に貼られてますが、パスポートに貼られてることもあるので、必ず確認しましょう。
3.手荷物検査・税関申告
手荷物を受け取り後、出口で税関申告がある列と税関申告がない列に分かれます。税関申告がない列でも大きなサイズのカバンはX線の検査があります。
免税範囲はこちらです。
・酒類1リットルまで
・タバコ225g(または200本まで)
・外貨が10,000USドル相当額以上の場合は申告が必要
マレーシア滞在時間が72時間以下の場合は免税対象外となります。
4.到着ロビー
クアラルンプール国際空港には、第1ターミナルとLCC専用の第2ターミナルがあります。第1ターミナルの到着ロビーは携帯電話会社・両替・お店があり、タクシーまたはGrabの乗り場まではすぐです。第2ターミナルの到着ロビーも携帯電話会社・両替・お店がありますが、タクシーまたはGrabの乗り場までは距離があり、一直線に直進する必要があります。
まとめ
マレーシア・クアラルンプールの入国審査についてご説明しましたが、いかがでしょうか?入国カードの記入の必要がないのは言葉に不安のあるかたにとっては安心ですよね。マレーシアはイスラム教の国ですので、免税範囲を超えるお酒の持ち込みには厳しくなっております。ご注意くださいませ。
入国審査を無事に終え、マレーシア・クアラルンプールでのご旅行を満喫しましょう。