スイス・ジュネーブのコンセントはCまたはJタイプ!変換プラグは100均で購入がおすすめ
【スイス・ジュネーブ在住者執筆】ジュネーブを旅行中にiPhoneやITデバイスの充電、あるいはシェーバーなどの電源に必要なコンセントのタイプや、日本との電圧の違いについて徹底解説!
iPhoneなどのITデバイスの充電をしたり、日本で使っていたドライヤーやシェーバーなどを使用したい時、そのままコンセントを差し込んで電源を入れると、火事や感電を起こす危険もあり大変危険です。ジュネーブで利用できる電圧と電源について、また日本の家電製品を利用する際に必要な機器についてご紹介します。
ジュネーブの電源プラグ
プラグの形はC型とJ型の2タイプ
ジュネーブの電源プラグで利用できるのは、ヨーロッパでよく使われているC型(2本芯のついた楕円形プラグ)あるいは、スイス特有のJ型(2本芯はC型と同じですが、加えてもう一本、アース用の芯があります。ヨーロッパでもドイツやオーストリアで電化製品によって利用されていることのあるF型は、同じ2本芯ですが丸型プラグで、差し込み口が太めで、スイスのプラグに差し込むには変換プラグが必要であるため注意が必要です。またスイスとリヒテンシュタイン特有のプラグの形は6角形のもので、穴の形は同じでも、この形をしていないと差し込めないプラグもあります。
変換プラグは国内のダイソーで購入するとお得!
同じ電圧の製品を使う場合であれば、コンセントの形を変換プラグで変えるだけで同じ様に利用することができます。その際には、ダイソーなどの100均ショップのお安いもの、あるいは家電製品店で複数プラグに対応できるような製品が販売されています。
ジュネーブの電圧・変圧器
ジュネーブの電圧は230V
日本の電圧が100Vであるのに対して、ジュネーブの電圧は230Vと大きな違いがあります。そのため、日本やアメリカで通常使用している電気製品は、そのままでは使用できなくなっています。 お使いの電化製品の電圧を確認してから使用してください。
変圧器は必要ない?
ジュネーブに在住している家庭では、炊飯器やパン焼き器など日本から持ってきた家電製品は変圧器を使って利用していることが多いです。変圧器にも利用できるワット数に応じて、小さなものから大きなものまで様々です。変圧器は非常に重く、取り扱いに注意が必要です。
変圧器が必要かそうでないかは、お使いの電化製品の電圧表示を確認します。全世界対応タイプ(100V~240V)の製品であれば、変換プラグを使うだけでそのまま使うことができます。
日本で通常使用している電化製品には100Vの表示がされており、その際には変圧器で電圧を合わせてからしか利用できません。
また、iPhoneやラップトップコンピューター、デジカメなどは、全世界対応タイプとなっていることが多いため、変換プラグで利用できるというわけです。電圧を確認するには、ACアダプターのインプット部分の数字を確認します。
よくあるトラブルや対処法
変換プラグや変圧器を忘れてしまった時は
変換プラグは街中の電気屋さん(Inter Discount, Media Markt, Fustなど)で購入できます。変圧器は、特殊なお店でなければ扱いがありません。在住する予定のある方は、日本で購入されてくるか、帰国される家族から譲ってもらったりされています。
ご旅行中であれば、ホテルに異なるプラグの形に対応した電源が設置されていることや、フロントで借りることができるかもしれませんので確認しましょう。
コンセントが足りない場合は
コンセントの数は限られていることが多く、家族や友人のデバイスを全て一度に充電するのが難しいことも多々あります。そんな時のために、UBSの口が複数ついた充電機やポータブルバッテリーなどを持っておくと便利です。こちらの画像の商品は、USBポートが複数ついている上に、変換プラグも各国タイプが揃っていてとても重宝しています。
消費電力って?
変圧器を利用して日本の電化製品を使用する場合には、使用する電力の量を知っておかないと、変圧器の許容量を超えて壊れてしまうことがあります。
主な電気製品の消費電力がわかりやすく紹介されているサイトで確認しておくとよいでしょう。
また、延長コードなどを利用する場合にも、消費電力の大きな電気製品を一度に使うことで許容量を超え、火事などを起こす原因になる場合もありますので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?今やiPhoneやデジカメの充電、パソコンの充電など、旅行先で電源が必要でないことはほぼありません。特にスイスの電源プラグは、日本やヨーロッパ諸国と異なる形をしていますので、必要な電気製品の種類や数に応じて、前もって準備をしておけると安心ですね。