デンマークのコンセント・電圧事情〜変換プラグ、変圧器、充電できるスポットなどを解説!
デンマーク旅行を計画中の皆さま、コンセントやスマホ充電などの準備は万全ですか?日本と違うコンセントの形や電圧で、思わぬトラブルに見舞われることもあります。
本記事では、デンマークで安心して電子機器を使うために、変換プラグや変圧器、便利な充電スポットまで、必要な情報を全てご紹介します。
これを読めば、充電やコンセントの心配なくデンマーク旅行を楽しめますよ!
デンマーク旅行や出張でデンマークの事情についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみましょう!
デンマークのコンセント、プラグ形状は?
旅行中にもスマホやカメラなどの充電、髭剃り、アイロンなどコンセントを使う機会はありますよね?
日本ではAタイプが使われていますが、国が違えばコンセントの形も違います。
デンマークのコンセントは日本と形状が違う、丸穴2つのCタイプが主流。Cタイプのほかには、見た目が笑った顔みたいでかわいいと言われているKタイプもあります。
いずれにせよ、日本で普段使っている電化製品を持って行っても使えないという事態になってしまうので要注意!
詳しく解説するので見ていきましょう。
デンマーク旅行には「Cタイプ」の変換プラグを用意しよう!
デンマークのコンセントは、丸ピン2本のCタイプが主流です。接地極(アース線用)が差し込み口になっているKタイプもあり、笑った顔のような見た目。
場所によってはCタイプより少し太めなBタイプやSEタイプ(Fタイプ)が使われているところもあります。
K、B、SEのどのタイプでも、多少のぐらつきが出ることはありますがCタイプで兼用可能。日本の電化製品を使うためには、汎用性の高いCタイプの変換プラグを準備しておけば安心です。
変換プラグは日本での事前購入がおすすめ!
変換プラグは、事前に日本で購入しておくのがおすすめ。空港やデンマークでも購入できますが、割高だったり探す手間がかかることもあるからです。
ちなみに日本では、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店や、Amazon、楽天などのネットショッピングで購入できます。Cタイプ単体のものなら、価格は500円前後。
100円ショップでも取り扱いがありますが、700円で販売されていました。
なるべく安価に入手したい人はネットでチェックしてみてくださいね。
海外用変換プラグの使い方
変換プラグの使い方は簡単!日本のプラグを変換プラグに差し込むだけです。
日本のプラグを差し込んだ変換プラグを、デンマークのコンセントに接続すれば完了。
ただし、変換プラグは形状を変えるだけなので、電圧を変換する機能はありません。使いたい電化製品によっては、変圧器が必要になる場合があるので確認しておきましょう。
詳しい確認方法は追って解説していきます。
デンマークの電圧は日本と違う?変圧器は必要?
デンマークと日本の電圧や周波数は違います。
電圧 | 周波数 | |
---|---|---|
デンマーク | 230V | 50Hz |
日本 | 100V | 東日本50Hz/西日本60Hz |
電化製品によっては変圧器が必要です。
確認方法を詳しく見ていきましょう。
変圧器が必要か確認する方法は?
デンマークの電圧は230Vで、日本とは違うため電化製品によっては変圧器が必要です。使いたい電化製品のラベルや説明書を確認し、「100-240V」に対応しているかチェックしましょう。
INPUT(入力電圧)欄に「100-240V」の記載があれば、デンマークでも変圧器なしで使用可能です。
スマホやパソコン、タブレットの充電に変圧器は不要
最近のスマホやパソコン、タブレットなどの多くは、100-240Vの電圧に対応しています。デンマーク旅行で充電する場合も、変圧器はいりません。
ヘアドライヤー・ヘアアイロン・コテは全世界対応製品がおすすめ
ヘアドライヤーやヘアアイロン、コテなど、電力消費量が多いものは、変圧器を使うよりも全世界対応の製品を選ぶのがおすすめです。
デンマークはもちろん、世界中どこでも安心して使用できます。
デンマークの街中で充電できる場所はある?
デンマークを観光中にスマホの充電が切れてしまうことがあるかもしれません。
そんなときは、カフェやレストラン、空港、博物館など主要な観光スポットでコンセントを借りられます。
カフェでいえば、コペンハーゲンでよく見かけるコーヒーチェーン店「Espresso House」で、気軽に充電できます。
また、一部のバスや電車、中・長距離列車ではUSBポートがあるものも多いです。
充電に必要な変換プラグやUSBケーブルを持ち歩いておくと安心ですね。
変換プラグや変圧器を忘れてしまったら?
変換プラグや変圧器を忘れてしまっても大丈夫!デンマーク国内でも購入できます。
便利なのは空港や観光地近くの旅行用品店や土産物店。旅行者向けの商品が豊富に取り揃えられているので、日本よりも割高になる可能性はありますが購入可能です。
市内では、電器店やホームセンターなどで購入できます。近くのSilvan、Elgiganten、Powerなどをマップで検索してみましょう。
各店舗の在庫状況はウェブで確認するのもおすすめ。変換プラグはデンマーク語で"Rejseadapter"です。
不安な場合は現地のロコに質問してみましょう。
在庫確認や売っている店舗を見つけてもらえるはずです。
ただしデンマークは物価が高いので、日本で購入したほうが割安。忘れてしまった場合は、まずホテルで借りられないか確認してみるのがいいかもしれません。
デンマークで買ってきたライトなどの電化製品を日本で使える?
デンマークでお土産にアンティークな 電化製品をチョイスする人もいるかもしれません。日本で使用する場合、電圧やコンセント形状の違いに注意が必要です。
Cタイプのコンセントを日本の形状であるAタイプへ変換するアダプタは必須。電圧は変圧器を使用するか、日本でも使える世界対応の製品を選びましょう。
おすすめの電化製品が売っているスポットは、ぜひ現地のロコに相談してみてください!
とっておきのアイテム探しのお役に立てること間違いなしです。
デンマーク旅行にあると便利なおすすめアイテム
デンマーク旅行で電化製品を使うときに、あると便利なおすすめアイテムを厳選しました。
- マルチ変換プラグ(USB付き)
- マルチケーブル・ポート(ハブ)
- モバイルバッテリー
1つずつ紹介します。
マルチ変換プラグ(USB付き)
マルチ変換プラグは、その名の通りさまざまな国のコンセント形状に変換できる便利アイテムです。デンマーク以外にも乗り継ぎで第三国を経由したり、周遊を計画している場合は強い味方!
USBポートが付いているものを選ぶと、スマホを充電しながらヘアアイロンを使うことも可能。充電したい機器が複数ある場合にも便利です。
マルチケーブル・ポート(ハブ)
旅行では夜に、スマホやタブレット、カメラ……と複数デバイスを同時に充電したいシーンも多いですよね。そんなときに便利なのが、マルチケーブルやポート(ハブ)です。
一度に複数のデバイスが接続できるので、ノンストレスで充電可能!
モバイルバッテリー
デンマークの観光や移動には、モバイルバッテリーがあると安心です。
日本国内でも持ち歩いている人が多いかもしれませんが、デンマークは寒冷地。デバイスのバッテリー消耗が早まることがあるので、いつでも充電できるように準備しておくのがおすすめです。
まとめ:デンマーク旅行にはCタイプの変換プラグを忘れずに!
デンマーク旅行でスマホやタブレット、カメラなどの電化製品を使うには、Cタイプの変換プラグが必須!日本とは電圧が違うので、必要に応じて変圧器の準備もしておきましょう。
また、ヘアアイロンやコテなどを使いたい場合は、全世界対応製品を選ぶのがおすすめです。
もし忘れてしまった場合は、現地調達も可能なので心配無用です。
ただし、日本より割高になることは覚えておいてくださいね。
便利な充電アイテムもあるので、事前にチェックしてノンストレスな旅を楽しみましょう!
デンマーク旅行や出張でデンマークの事情についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみましょう!