セブ島の旅行ガイド情報

フィリピン・セブ島の天気と気温、旅行中のおすすめの服装

【フィリピン・セブ島在住者執筆】日本から直行便で約5時間、思いのほか身近なセブは南国のイメージがありますよね。雨季と乾季って? ベストシーズンはあるの? 気温が分からないとどんな服を持っていくべきか迷いますよね。ここでは、セブの年間の気候の特徴や、旅行中におすすめの服装をまとめました。あなたが旅行へ行く時期の最適な服装をチェックして、準備を万全に整え、旅行を満喫してください。

セブ島の年間の天気・気候

日本人のみならず多くの外国人観光客が訪れるフィリピン・セブは、美しいビーチ広がる常夏の島です。セブと言ってもセブ島だけでなく、周りにはさまざまな特徴を持った多くの島があり色んな楽しみ方ができます。そんなセブの気候や天気を紹介しますので、旅行の参考にしていただければと思います。

もし現地の「今の」天気が知りたい時は、ロコタビの現地在住日本人のロコに質問してみるといいかもしれません!
天気予報をチェックするよりもリアルタイムな情報を知ることができますよ。
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セブの年間の気温と降水量

セブの天気は、一年中気温はほぼ変わらず、いつも夏の気候ということが一番の特徴です。フィリピン全体が多くの島が集まった国で熱帯モンスーン気候に属します。日本のように四季はなく、大きく分けて12月から5月の乾季と6月から11月の雨季があります。乾季と雨季は降水量が違いますが、温度差は3℃程度しかありません。
常夏と言っても最高気温が乾季で33℃、雨季で30℃ぐらいで日本の夏の最高気温より低い気温です。また、湿度が低いせいか日陰に入ると涼しく感じますので日本の夏よりだいぶ過ごしやすいと思います。そのため日本の夏にセブへ避暑に来る人もいます。
最低気温も27~25℃程度なので半袖で過ごせます。乾季はちょっと暑い時があるので風が入らない部屋では夜もエアコンをつけたままになると思います。
雨季と言っても日本のような梅雨と違い、朝から晩まで雨が降る日は少なく、1日のうちに朝や夕方にスコールが降る日が多いという感じです。

セブの天気予報を調べると連日、雨だったりしますが、あまり気にしなくても大丈夫です。1時間程度雨が降り、それ以外の時間は晴れていたりします。海やプールでもスコールの時だけ雨宿りして雨が止んだらまた楽しめると思います。

日本のニュースで「フィリピン沖で発生した台風〇号は…」とよく聞きますが、フィリピン近海で発生した台風のほとんどはそのまま北上しますのでセブを直撃することはあまりありません。ただ、まれに上陸したり接近したるすることがありますので、その場合は天気予報を見て暴風雨にで注意してください。

1月 2月 3月 4月 5月 6月
セブ最高気温(℃) 30.1 30.7 31.4 32.2 33.3 32.6
セブ最低気温(℃) 24.5 24.3 24.9 25.7 26.1 25.7
東京 最高気温(℃) 9.6 10.4 13.6 19.0 22.9 25.5
東京 最低気温(℃) 0.9 1.7 4.4 9.4 14.0 18.0
7月 8月 9月 10月 11月 12月
セブ 最高気温(℃) 32.6 32.9 32.0 32.1 30.9 30.4
セブ最低気温(℃) 25.5 25.8 25.2 25.1 25.1 24.8
東京 最高気温(℃) 29.2 30.8 26.9 21.5 16.3 11.9
東京 最低気温(℃) 21.8 23.0 19.7 14.2 8.3 3.5

乾季(12月、1月、2月、3月、4月、5月)のセブ

最高気温33℃、最低気温26℃ぐらい。雨が少なく連日晴れの日が多い季節です。紫外線も強く、長時間野外にいる場合は特に注意しましょう。それでも日陰に入れば湿度が低いせいか風があれば涼しく感じます。
雨季に比べ気温が高いため、セブの学校は4月から5月にかけて夏休みになります。日本の夏休みと同じように現地のフィリピン人も里帰りや旅行に行く人が多く、バスなどの交通機関やビーチやプール、観光地など子ども連れでにぎわいます。地方のビーチや観光地に行く場合は道路も混雑しやすくなりますので余裕を持って行動しましょう。
この時期、台風はあまり発生しません。

雨季(6月、7月、8月、9月、10月、11月)のセブ

最高気温30℃、最低気温25℃ぐらい。雨季と言っても連日、朝から晩まで雨が降ることはあまりありません。1日のうちに1時間程度スコールが降る頻度が高い程度です。スコールは普通、数十分~1時間程度でやみます。ちょっとの時間雨宿りをすればまた晴れることも多くあります。
曇りの時間が多い日があり、乾季に比べ日差しは強く感じませんが、それでも紫外線は日本の数倍の強さです。特にビーチやプールに長時間いる場合は日焼けに注意しましょう。
7月から10月にかけフィリピンの東側の近海で台風が発生することが多くありますが、そのまま北上するケースがほとんどでありセブを直撃することはあまりありません。そのため飛行機も台風で欠航になるケースは少ないようです。ただ、セブの近くを通過する場合は強風が吹いたり海では波が高くなりますので注意しましょう、

セブ旅行中におすすめの服装

セブは常夏で、乾季・雨季でも気温差があまりないため1年中、半袖・半ズボンで過ごせます。
ただ、ショッピングモール・レストランではエアコンの設定温度が極端に低く設定しているため寒く感じることがあります。長袖シャツや上に羽織るものがあると便利です。
※行き帰りの飛行機やタクシーもけっこうエアコンが効いてますので寒がりの人は長袖シャツを持っているといいと思います。

セブの直射日光の半端なく、特に乾季の紫外線は日本の7倍以上と言われています。そのため、現地の人は紫外線を予防するため、普段から長袖のシャツと長ズボンのジーンズをはいている人が多くいます。また、外を歩くとき日傘をさしている人が多くいます。突然のスコールにも使える折りたたみ傘を持っておくと便利です。(日よけの傘をさしていると意外に涼しく感じます。)

日本ではサングラスはファッションの意味合いが多いと思いますが、セブで観光地やビーチなど長時間野外にいるときは目を保護するための必需品です。また、男性はCAP、女性はつばの大きい帽子があるとけっこう役立ちます。

なお、外に出ると汗をかきやすくなりますので、厚手のハンカチやタオルは持っておきましょう。汗をかいたままエアコンの効いた室内にいると風邪を引いてしまいます。

セブでの服装(年間共通)

セブでは一年中、時季による服装の違いはありません。普段はTシャツ・ポロシャツ・ブラウス/短パン(膝上のスカート)が基本スタイルです。(男女ともジーンズなど長ズボンの人もけっこういます。)夜でも25℃程度ですので半袖で十分です。
なお、日中、晴れている日は直射日光が強いので紫外線が苦手な方は、長袖・長ズボン(長めのスカート)がおすすめです。女性観光客はけっこう薄手のワンピースを着てる方も多いようです。

また、普段は半袖でもレストランやショッピングモール、タクシーなどエアコンが強く効いていることがあります。エアコンが苦手な方は長袖のシャツやショールなど持っていると安心です。

履物は街中でもビーチサンダルで大丈夫ですが、履きなれてないとけっこう疲れます。せめて踵ひも付きのサンダルの方が楽だと思います。もちろんスニーカーやデッキシューズでもOKです。なお、セブは街中でも道路事情が良くないため、底の堅い靴やヒールの高い靴は歩きにくいと思います。

セブはリゾートエリアのためドレスコードはあまり厳しくありませんが、シティエリアの高級レストランや5スターホテルなどでは、タンクトップやビーチサンダルは避けた方が賢明です。

雨の日のセブ島の楽しみ方

せっかくセブに来たのに一日中雨の予報でがっかり。いえいえ、セブでは雨の日もいろんな楽しみがあります。

SPAやマッサージでゆったり過ごす

出典:pixabay

セブにはリゾート地ならではの優雅なSPAから格安のローカルなマッサージまで体を癒すことができるサロンがたくさんあります。リゾートホテルではビーチの側でオイルマッサージができたり、町に出ればアロマが香るゴージャスな施設でエステやネイルもセットでできるSPAがあります。また、マッサージだけであればローカルな店はとても格安で何度も通いたくなる程です。宿泊エリアや空き時間でお好みのサロンを探すのも楽しみの一つだと思います。

色々楽しめる大型ショッピングモール

セブにはショッピングモールがたくさんあります。その中で日本人観光客が多く訪れるのが、アヤラ センター セブ、SM シティ セブ、SM シーサイド シティ セブです。(SMは2つあるので注意してください)
なお、大手のリゾートホテルからはショッピングモールまで無料バスが運行されていますのでフロントで確認してみましょう。

ショッピングモールで一番の楽しみは何といってもショッピング。世界の一流ブランドからローカルな格安な商品まで色々あるので日本とはまた違った雰囲気が楽しめます。また、フィリピンは掘り出し物がたくさんあります。例えばビーチサンダル、有名ブランドのHavaianasは1,500ペソ(約3,200円)ぐらいですが、フィリピンのローカルのものは100ペソ(約230円)で買えます。定番のお土産だけでなく。サングラスやTシャツなどお買い得品を見つけてはいかがでしょうか。
ショッピングモールには多くのレストランがあり、フィリピンの郷土料理はもちろん、国際色豊かな料理が楽しめます。また、時間に余裕のある方はシネマやボーリング、シーサイドにはスケートリンクなど試してはいかがでしょうか。セブでジンベイザメツアーとアイススケート、良い土産話になるかも!
また、SPAやネイルサロンもたくさんあるのでついでにどうぞ!

アヤラ センター セブ

セブシティの中心に位置し、高級百貨店のロスタンスとメトロスーパーマーケット、高級ブランドからローカルブランドまで約600のテナントが入っているモールです。テラスにはファストフードから高級レストラン、フィリピン料理だけでなく国際色豊かなレストランがたくさんあります。

SM シティー セブ

セブには大きなSMショッピングモールが2つあり、SMシティ セブはセブシティの中心にあります。SMスーパーマーケットのほか多くのテナント店が入っています。アヤラに比べると、やや庶民的でお手頃な価格帯の商品が多い感じです。シネマやボーリング場もあります。

SM シーサイド シティ セブ

セブシティの郊外に位置し、アジアでも敷地面積では上位に入る、とても大きなショッピングモールです。SMスーパーマーケットのほか、本当に数多くのテナントがあります。広すぎて1日だけでは足りないかも。(行くときはスニーカーをおすすめします。)
ショッピングだけでなくレストラン、アイススケート・ボーリング・シネマなどのアトラクションがあります。SPAやマッサージ、ビューティーサロンも数多くあり、充実しています。

Cebu Ocean Park(2019年最新情報)

2019年9月に仮オープンしたばかりのフィリピン最大級の水族館。10月に正式オープン予定です。SMシーサイド シティ セブのすぐ裏にあります。アクアトンネルやフィッシュ スパのほか、エイやサメと触れ合えます。実際、海に潜るのが苦手な方も楽しめますので体験してみてはいかがでしょうか?

まとめ

常夏のセブではTシャツ・短パン・サンダルが基本アイテム。現地の人は裕福層でも普段は割とシンプルな恰好をしており、華美な服装は観光客とすぐわかってしまうので盗難などのターゲットになりやすくなります。服装は「シンプル」を心がけるといいと思います。

また、遠出するときは替えのTシャツやタオルを持ってるととても重宝します。そして車移動などでエアコンが苦手な方は長袖1枚持ってると安心です。

いかがでしたでしょうか。きれいな海と空、セブの大自然を快適な服装でせひ満喫してください!!!