ブリュッセルの旅行ガイド情報

【2025最新】ベルギー旅行の費用はいくら必要?ベルギー5日間の費用とお得に旅するコツを伝授!

ベルギー旅行にかかる費用を徹底解説!ベルギー5日間の旅行でいくら予算が必要なのか、各費用を具体的に詳しく解説します。

日本と比べて物価が高いベルギーでお得に旅するポイントもご紹介するので、ベルギー旅行計画にお役立てください!

※この記事の情報は2025年1月時点のレート(1ユーロ=162円)を基に計算しています。
最新の為替レート情報をご確認ください。

ベルギーで使われているお金は「ユーロ」です。
「€」、「EUR」、「EURO」とも表記されます。
硬貨は、1セント・2セント・5セント・10セント・20セント・50セント・1ユーロ・2ユーロの8種類があります。
※ 本記事では以下「ユーロ」で表記します。

ベルギー旅行5日間に必要な費用は?

ベルギー5日間(ホテル2泊、機中2泊)の旅行にかかる費用は、1人およそ20万円〜です。

往復の航空券、ホテル代、食費や移動費、そして観光地の入場料など、旅の基本的な出費が全て含まれています。

日本からの玄関口となる首都ブリュッセルは丸一日あれば楽しめるので、ブルージュやアントワープなどの近郊都市に日帰りで足を伸ばしてみるのもおすすめです!

項目 費用(1名5日間:ホテル2泊、機中2泊)
航空券代 (乗り継ぎ1回) 約11万円〜
ホテル代(2泊) 約3万円〜
交通費 約1万円 〜
食事代 約3万円〜
観光費用 約1万円 〜
お土産代 約1万円〜
合計 約20万円〜

旅行費用の大半を占める航空券代とホテル代がいくらかかるかにより、全体の予算は大きく変わります。

旅行費用はホテルやレストランのランクや旅行時期、訪れる都市数によって大きく前後します。

夏季や年末年始、クリスマスやフラワーカーペットなどのイベント時期、ヨーロッパの祝日や学校の休暇時は航空券や宿泊施設料金が高額になります。

最安値航空券と格安ホステルを利用すれば10万円台でのベルギー旅行も叶いますが、移動時間が倍以上かかるケースもあります。

ご自身が何を優先させたいかを念頭に置きながら計画を立てましょう!

【直行便利用の場合】

直行便を利用すると航空券代+4万円〜、ホテル3泊になり+15,000円〜で約25万5,000円〜です。

現地滞在を多くしたい場合は直行便を選びましょう。

ご自身の予算とニーズに合った旅行プランを作成したい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみよう!

以下では、旅行の具体的な費用について詳しく解説していきます。

航空券代

ベルギーへの往復の飛行機代は、乗り継ぎ便の最安値が8万円台〜、直行便の最安値は15万円台〜です。

クリスマス・年末年始(冬休み期間)を除く11月〜3月ごろが安く、7月、8月が高い傾向にあります。

◾️直行便

成田ーブリュッセルの直行便をANAが週2便運行しています。

チケット代は15万円台〜40万円ほど。飛行時間は13〜14時間です。

◾️乗り継ぎ便

東京発乗り継ぎ1回、所要時間20時間前後の便が11万円台からあります。

最安値の航空券は、乗り継ぎが2、3回あり、所要時間も30時間以上かかることもあるため、現実的ではないかもしれません。

ご自身の予算と使える時間を天秤にかけて最適な航空券を選んでくださいね!

【航空券代節約のポイント】

  • チケットは早めに手配する。
  • クリスマスや年末年始を除く冬期のオフシーズン(11月〜3月)を狙う。
  • 乗り継ぎ便を利用する。

ホテル代

ベルギーのホテル料金は、中心部のホテルで一泊約15,000円〜が目安です。

宿泊する場所やホテルのランクによって大きく変わります。

ホテルランク 宿泊料金(1室1泊1名)
ラグジュアリークラス 約33,000円〜
中堅クラス 約16,500円〜33,000円
エコノミークラス 約8,250円〜16,500円
ホステル 約3,300円〜8,250円

ベルギーでは、ランクの低いホテルやAirbnbなどを使って、8,000円から15,000円の範囲でも快適な宿泊施設を見つけることも可能です。

航空券と同様に、ホテルの価格は変動し、特に春から夏にかけた観光シーズンでは全体的に料金が上がります。

逆に、クリスマスや年末を除く冬期のオフシーズンにはお得な料金で宿泊できることが多いです。

ヨーロッパのホテルは1室いくらの料金体系なので、2名で宿泊する場合は割安で泊まることができます。


【ホテル料金節約のポイント】

  • 市内中心部から少し離れたホテルを選ぶ。
  • クリスマスや年末を除く冬期のオフシーズンを狙う。
  • 土曜日の宿泊を避ける。

交通費

ベルギー旅行の交通費は1日7.5ユーロ(約1,215円)が目安です。

ベルギー国内での移動は、公共交通機関の利用が便利かつ経済的なのでおすすめです。

◾️メトロ・バス・トラム

ベルギー・ブリュッセルの公共交通機関では、トラム、メトロ、バスなどが共通チケットで運営されています。

24時間券などを購入すれば、すべての公共交通機関が乗り放題です。

都度チケットを買う手間も省けてとても便利なので、複数回バスや電車を利用する場合はぜひ購入してください!

共通チケットの種類 料金
1回券 2.1ユーロ (約340円)
5回券 8ユーロ (約1,296円)
10回券 14ユーロ (約2,268円)
24時間券 7.5ユーロ (約1,215円)
48時間券 14ユーロ (約2,268円)
72時間券 18ユーロ(約2,916円)

◾️タクシー

移動にタクシーを利用する場合は、多めに予算を用意する必要があります。
ベルギーのタクシー料金は距離と時間によって算出されます。
ブリュッセル国際空港からブリュッセル中央駅まで(所要時間20〜30分)の料金は50ユーロ(約8,100円)前後で、日本よりタクシー料金が高いです。

◾️近郊列車

ブリュッセルからアントワープやブルージュ、ゲントなどの近郊都市を訪れる場合は、近郊列車の費用も必要です。

行き先 往復料金 所要時間
アントワープ 20〜30ユーロ (約3,240〜4,860円) 30分〜1時間
ブルージュ 30〜40ユーロ (約4,860円〜6,480円) 1時間〜1時間半
ゲント 20〜30ユーロ (約3,240〜4,860円) 30分〜40分

【交通費節約のポイント】

  • なるべく公共交通機関を利用する。
  • 複数回バスや電車を利用する場合は、一日券や回数券の購入を検討する。

食事代

ベルギーでの外食費は、1日に約10,000円程度、1食当たり約3,000円が相場となっています。

ファーストフードのセット料金が7ユーロ(約1,134円)ほど、レストランやカフェでのランチは20ユーロ(約3,240円)前後からと日本より外食費は高いです。

しかし、比較的リーズナブルに食事を楽しめるカフェやレストランも多く、事前にリサーチすることでコストを抑えて楽しむこともできます。

また、1品あたりの分量が多いため、一人で来店するより複数人で来店してシェアすることで、さまざまな料理を1度で楽しむことができ、更に一人当たりの価格を抑えた外食も可能です。

コスパの良い美味しいレストラン・カフェを知りたい場合はロコタビでベルギー在住のロコにおすすめ店を聞いてみよう!

お土産代

ベルギーのお土産費用は、1万円ほどが目安です。

お土産にかける費用は個人差があると思いますが、70ユーロほど(約11,340円)用意しておくと安心です。

ベルギーのお土産として人気の高いチョコレートやビールは、手頃な価格で購入できるものも多くあります。

特に、量り売りのチョコレートは100gあたり3〜8ユーロ(約486〜1,296円)程度で購入可能で、バラまき用のお土産としても最適です。

観光費用

ベルギーの観光費用は、1万円ほどが目安です。

訪れるスポットによって異なりますが、多くの施設のチケット料金が8〜20ユーロ(約1,296円〜3,240円) ほどです。

無料の観光スポットも多くあるのも魅力です。

◾️ブリュッセルの観光スポット

観光スポット 料金(大人)
グランプラス 無料
小便小僧 無料
ブリュッセル市庁舎 15ユーロ (約2,430円)
ブリュッセル市立博物館 10ユーロ(約1,620円)
サンミッシェル大聖堂 無料

◾️ブルージュの観光スポット

観光スポット 料金(大人)
聖母教会 8ユーロ (約1,296円)
メムリンク美術館 15ユーロ (約2,430円)
運河クルーズ 15ユーロ (約2,430円)
べギン会修道院 無料(外観のみ)
マルクト広場 無料

◾️アントワープの観光スポット

観光スポット 料金(大人)
聖母大聖堂 12ユーロ (約1,944円)
アントワープ市庁舎 無料
ルーベンスの家 12ユーロ (約1,944円)
アントワープ王立美術館 20ユーロ (約3,240円)
アントワープ中央駅 無料

ベルギーの気になるお金事情

日本からベルギーに旅行に訪れると物価は高いと感じると思います。

ベルギーの物価は他のヨーロッパ諸国と比べてそこまで高くはないですが、ブリュッセルといった大都市では少し値段が上がります。

ベルギーの物価は日本より高い?安い?

ベルギーの物価は日本と比べて全体的に高いです。

レストランでの食事は一人あたりの食事代は20ユーロ前後(約3,240円)からが目安となります。
これは日本の平均的な外食費用よりも高いです。

水は有料で何かしら飲み物を注文する文化があるので、1日に使う食費は1万円程度はみておきましょう。

とはいえベルギーのレストランでは、1品のボリュームが多く味も質も満足度は高いため、納得できる価格設定ではあります。

スーパーなどで購入する食料品の場合、野菜や果物は大容量で販売され、価格も日本と比較して手頃な商品も多いです。

ベーカリーのパンも1ユーロ(約162円)以下で購入できるものもあります。
チーズやハムなどがパンに挟まるなど手が加わったものは2.5〜4.5ユーロ(約405〜729円)ほどと急に高くなります。

ベルギー名物の物価は?

ベルギー旅行の醍醐味は、現地ならではのビールやチョコレート、ワッフルをリーズナブルな価格で楽しめることにあります。

【ベルギー名物の物価】

  • ビール(飲食店) : 2〜4ユーロ(約330〜660円)
  • 缶ビール : 1〜2ユーロ(約165〜330円)
  • 高級チョコレート(100g) : 約6.5ユーロ〜(約1,072円)
  • 地元のチョコレートショップ : 約3ユーロ〜(約495円)
  • ワッフル : 約3ユーロ〜(約495円)

世界的に有名なチョコレートブランドもベルギーではお手頃価格。

GODIVAやピエール・マルコリーニのようなブランドの100g詰め合わせチョコレートが6.5〜8ユーロ(約1,072〜1,320円)で手に入ります。

さらに、地元の人々に愛される隠れたチョコレートショップでは、さらに低価格で質の高いチョコレートを提供しています。
異なるショップのチョコレートをいろいろ試してみるのも楽しいですね。

物価が高いベルギーでも、現地の名物であればお手頃価格で楽しめることがわかりますね!

現地でのお金の支払い方

ベルギーはカード支払い文化なので、基本的にクレジットカードでの支払いが可能です。
カフェやパン屋などはクレジットカード利用の最低料金が設定されている場合があります。(5ユーロ以上など)

現金の場合、100ユーロ、200ユーロ紙幣の使用は嫌がられます。
両替をする際は10ユーロ札、20ユーロ札などの紙幣で両替することをおすすめします!

ベルギーをお得に旅するコツ

ここからは物価の高いベルギーでお得に旅するコツをご紹介します。

オフシーズンを狙う


ベルギー旅行をよりリーズナブルに楽しみたい場合は、クリスマスと年末を除いた冬季(11月〜3月)の閑散期を狙うことをおすすめします!

この時期は航空券や宿泊施設の価格が下がり、観光地も比較的空いているため、ゆっくりと観光を楽しめます。

冬季にベルギーを訪れる際は、現地の気温や天候を事前にリサーチし旅行中の装いや手荷物など観光を楽しむために準備しておきましょう。

無料の観光スポットを巡る

ベルギーは、無料で楽しめる魅力的な観光スポットが豊富にあります。

たとえば、歴史ある都市ブリュッセルの心臓部に位置するグランプラスは、その壮麗なギルドハウスや市庁舎で知られ、ユネスコ世界遺産にも登録されており、訪れる多くの観光客を魅了しています。

また、小便小僧の像はブリュッセルを代表するシンボルの一つで、無料で見ることができる人気スポットです。

ブルージュでは、中世の面影を色濃く残す街並みが無料で散策でき、運河沿いの風景や歴史的な建造物はまるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

また、ベルギーの多くの公園や庭園も無料で開放されており、美しい自然の中でのんびりとした時間を過ごすことができます。

ベルギーの美術館や博物館の中には、特定の日や時間帯に無料で入場できる場所もありますので、事前に調べて訪れることをおすすめします。

スーパーを最大限活用する

ベルギー旅行では、スーパーマーケットを活用することで食費を節約することができます。

スーパーでは、地元の新鮮な食材を手頃な価格で入手可能ですし、現地の人々が日常的に利用するプライベートブランドの商品も品質が良いにも関わらずリーズナブルです。

また、サンドイッチやサラダなどのテイクアウト可能な軽食も豊富に揃っており、観光の合間の時間の軽食にも最適です。

飲食店の水は有料で、スーパーで買うより高いので、水もスーパーで購入するのがおすすめです!

カフェはテイクアウトで利用する

ベルギーのカフェでの飲食は、店内で食べる場合とテイクアウトでは価格が異なることがあります。

特に天気の良い日には、カフェでテイクアウトしたコーヒーや軽食を公園などで楽しむことで、少しでも出費を抑えつつベルギーの街並みや風景を楽しめるため旅行中に取り入れてみてはいかがでしょう。

お買い物は免税を利用する

ヨーロッパを旅行する際には、免税も賢く利用しましょう。

ベルギーでも、一定額以上の買い物に対しては免税の対象となります。
特に高価な商品やお土産を多く購入する際には、免税手続きを行うことでかなりの額を節約することが可能です。

購入時に「タックスフリーで」と伝え、必要な書類を受け取り、空港などで手続きを忘れずに行いましょう。

免税店で購入した商品があれば空港での手続きに時間がかかる場合があるので、早めに空港に到着することを心がけましょう。

まとめ:かかる費用・物価を予習してベルギー旅行を満喫しよう!

ベルギー旅行にかかる費用とポイントをまとめました。

  • ベルギー5日間の旅行は一人20万円〜
  • 航空券代やホテル代は日程によって大きく変動する。
  • ベルギーの物価は日本より高い。
  • スーパーや公共交通機関を利用して節約すべし。
  • 天候が悪いが、オフシーズンはお得に旅行できる。
  • ベルギーには魅力的な無料観光スポットがたくさんある。

豊かな文化、歴史的な魅力、そして絶品のグルメで人気の国ベルギーを事前の準備と情報収集を忘れずに存分に味わってくださいね!

※為替レートは変動するため、常に最新の情報を確認してください!

ベルギー旅行の費用についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみましょう!