【事例】海外食品展示会で新商品を発掘。フェニックス合同会社がマレーシアで実感した「現地通訳」と対面商談の価値

フェニックス合同会社
海外の商品を日本へ輸入し、卸売・販売を行う貿易事業を中心に展開するフェニックス合同会社。近年は東南アジアを中心に、海外展示会へ積極的に足を運び、日本市場で展開できる新たな商品を発掘しています。
今回は、2026年7月にマレーシア・クアラルンプールで開催された国際食品・飲料展示会「Food & Drinks Malaysia by SIAL 2026」を訪問するにあたり、ロコタビで現地のビジネス通訳・アテンドを依頼しました。
同展示会は、食品・飲料メーカーやサプライヤー、バイヤー、流通・小売関係者などが集まるB2B展示会で、東南アジアを中心とした新商品の発掘や商談、ビジネスパートナーとの接点づくりの場となっています。
なぜ海外展示会へ直接足を運ぶのか。現地でロコが加わることで商談や商品発掘はどう変わるのか。代表の内海勉さんに、海外展示会を活用した商品開拓とロコタビの利用についてお話を伺いました。
目次
AIだけでは見つからない「面白い商品」を求めて海外展示会へ
― 現在の事業内容について教えてください。
内海氏:
メインは海外の商品を日本へ輸入する貿易事業です。現在は卸売を中心に、一部小売も行っています。
食品については東南アジアの商品を中心に扱っており、取引先の量販店様に提案できる商品を探しています。先方からは「こういう商品を探してほしい」と細かく指定されるというより、「幅広く面白い商品を集めてほしい」というご要望をいただいています。
そこで、日本国内だけではなく海外にも出てみようということで、今年に入ってから特に海外展示会へ積極的に参加するようになりました。
― 今回の展示会は、どのように見つけたのでしょうか。
内海氏:
東南アジアで開催されている主要な食品関連の展示会をオンラインで調べています。今はAIツールでもいろいろな情報をまとめられるので、その中から行ってみたい展示会を選んでいます。今回参加した「Food & Drinks Malaysia by SIAL」も、そうして見つけた展示会の一つです。
― 商品を探す際に、一定の条件はありますか。
内海氏:
生鮮食品や冷凍食品はできるだけ避けています。冷凍品は輸送条件などのハードルも高いため、私たちが主に探しているのは、常温で流通できる加工食品で、ある程度の賞味期限がある商品です。
海外には本当に多くの商品があります。AIを使えば情報収集自体はかなり便利になりましたが、それですべての商品やメーカーを把握できるわけではありません。
「この商品を探す」という明確な目的がある場合もあれば、逆に「何か面白い商品はないか」というところから探すこともあります。そういう時は、オンラインだけではなかなか情報を集めきれないと感じています。
メールでは商談が始まらないことも。だから「現地へ行く」
― 海外メーカーへのアプローチは、展示会以外にもされていますか。
内海氏:
もちろんメールでも問い合わせをしています。AIなどでメーカーを探して、問い合わせフォームやメールアドレスから連絡します。
ただ、メールだと返事がないことも結構あります。こちらとしては大手の取引先へ提案できる可能性があるという話もしているのですが、それでも返信がなければ、そこからコミュニケーションを進めることができません。
私たちの食品事業では、大量に仕入れて一括納品し、自社では在庫を持たない形を取っています。その分、一度取引が決まればリピートにつながり、大きなビジネスになりやすいのですが、商品として採用されるまでのハードルは高くなります。
そうなると、メールだけで何カ月も動かないことを考えると、展示会へ行って直接メーカーと話した方が話は早いですね。
― 展示会だからこそのメリットはどんなところにありますか。
内海氏:
まず出会える企業の数が違います。
日本国内の展示会にも海外企業は出展していますが、数は限られます。一方、こちらから海外の展示会へ行けば、一度に多くのメーカーや商品を見ることができます。
また、面と向かってコミュニケーションが取れることも大きいですね。展示会で担当者と話し、一緒に写真を撮ることもあります。帰国後にその写真を送りながら「この時はありがとうございました」「この話をしましたよね」と連絡すると、先方にもすぐ思い出してもらえます。
最初の接点を作るという意味では、現地で直接会うことには非常に大きな意味があると思っています。
「マレーシア 通訳」で検索。登録者の多さと対応への安心感が決め手に
― それではロコタビを最初に知ったきっかけを教えてください。
内海氏:
「マレーシア 通訳」といったキーワードで検索して見つけました。
昨年マレーシアへ行った時に現地でサポートしてくださる方を探していて、その時に初めてロコタビを知りました。その際は別の形でサポートしてくださる方が見つかったので利用には至らなかったのですが、今年に入ってバンコクなどで利用し、その後マレーシアでもお願いしています。
― 他のサービスとも比較されましたか。
内海氏:
バンコクで探している時には、ロコタビと似たようなサービスも見ました。登録している方の写真やプロフィールを見て、自分で選ぶようなサービスです。
その中でロコタビを選んだ理由の一つは、登録されている方が多かったことです。候補が多いので、こちらの目的に合わせてある程度選ぶことができます。
また、実際にメッセージでやり取りをしてみても、皆さん真面目でしっかり対応してくださる印象がありました。「この方なら安心してお願いできる」と感じられたことも大きかったですね。
以前バンコクで利用した時にも非常に満足していたので、マレーシアの時は「ロコさんなら安心」という感覚が自分の中ですでにあり、比較的スムーズにお願いしました。
通訳だけではない。広い展示会場を一緒に回る「現地アテンド」の安心感
― 今回お願いしたロコの方について、印象に残っていることはありますか。
内海氏:
まず、語学力に非常に自信を持っている方だという印象があり、言葉の面では安心してお任せできました。
会場では、私が興味のあるブースを見つけたらロコさんにも一緒に入ってもらい、ブース担当者と3者で話をする形で視察を進めました。
また、「こちらは見たので、次はあちらへ行きましょう」と会場内の移動もサポートしてくださり、アテンドまでしていただけたのはとても助かりました。
― 今回の展示会では、実際に成果につながりそうな商品との出会いはありましたか。
内海氏:
はい。おかげさまで良い商品と出会うことができ、早速プレゼンテーションも行っています。現在は、実際の取り扱いに向けて準備を進めているところです。
展示会では、現地のメーカーと面と向かって直接コミュニケーションを取れるので、話がまとまりやすいと感じています。もちろん、そこから先は納入まで実現できるようこちらで進めていく必要がありますが、まずメーカーとの最初の接点をつくるという意味では、海外展示会は成果につながりやすいと思います。
海外展示会を継続的な商品開拓の場に。次に注目するのはインドネシア
― 今後も海外展示会への参加予定はありますか。
内海氏:
今年は海外展示会へ複数回参加していて、今後も参加する予定です。来年も、今年行って良かった展示会への再訪を中心に、新しい展示会も含めて複数回行くことになると思います。
今、特に注目している国の一つがインドネシアです。
現在もマレーシアやタイの企業と取引していますし、ベトナムでも新しく取引が始まる予定です。一方で、タイやマレーシアでは物価が上がり、以前ほど日本との価格差が大きくないと感じています。
その中でインドネシアは価格面でもまだ可能性を感じていますし、食品についても、日本人にとって極端に馴染みにくい味の商品が比較的少ないという印象があります。
【ご協力企業】フェニックス合同会社
海外企業の日本市場進出や日本企業の海外進出を支援するとともに、世界各国から独創的な商品を発掘し、日本国内へ紹介する貿易事業を展開。海外メーカーとの契約・輸入・国内販売など、海外と日本をつなぐ事業に取り組んでいる。
公式サイト:フェニックス合同会社
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