ニュージーランドのコンセントを解説！安全の注意点や電源が使えるお店も紹介

ニュージーランドのコンセントはOタイプなので日本と異なります。日本の家電を使うためには変換プラグが必須です。

また、ニュージーランドは電圧が230～240Vと高いので、コンセントを安全に使うための注意点もまとめました。

記事の最後にはニュージーランドで電源を確保したいときにおすすめのカフェや施設もまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

ニュージーランドのコンセント形状はOタイプ

ニュージーランドのコンセントは、Oタイプという形状が使われています。

Oタイプは、コンセントに差し込むピンの形状が八の字になっているのが特徴で、日本で使われている平行に並んでいるピンのプラグは差し込むことができません。

日本から持って行った電化製品を使用するときは、Oタイプに変換するための変換プラグが必要になります。

ニュージーランドのコンセント形状はオーストラリアと同じ

ニュージーランドのコンセントの形状はオーストラリアと全く同じです。

ニュージーランドをはじめ、オーストラリアやフィジーなどのオセアニア諸国、また南米の国でも使用されていることが多く、主に南半球諸国で多く使用されているのがこのOタイプです。

ニュージーランドの電圧は？日本の家電は使える？

ニュージーランドの電圧は230-240V。
日本の電圧は100Vです。

したがって、230-240Vに対応していない電化製品を使用する場合は必ず変圧器を使用しましょう。

旅先に持って行くスマートフォンやカメラ、パソコンなどは100-240Vのグローバル対応になっているものがほとんどなので、変圧器は不要です。
念のため、持っている機器の表示をチェックしてみてください。

iPhoneやiPadなどのアップル社製品は全て海外でもそのまま使用することができます。

一方ヘアドライヤーなどの熱を発する家電は、グローバル非対応の物が多いので変圧器が必要になります。
誤って変圧器なしで使用してしまうと火災につながる恐れがあるので絶対にNG。

しかし、変圧器があっても必ずしも使用できるという保証はないので、グローバル対応の製品の購入もこれを機に検討してもいいかもしれませんね。

ニュージーランドのコンセントを使うときの注意点

ニュージーランドのコンセントは、日本のコンセントと形状が異なるだけでなく、使用方法にも違いがあります。

次に、ニュージーランドのコンセントを使う時の注意点を説明します。

コンセントにスイッチが付いている場合、オンにしないと電気が通らない

ニュージーランドは電圧が高いので、漏電を防ぐためにオンオフのスイッチが付いていることが多いです。

そのため、コンセントに差し込むだけでは電気が通りません。
スイッチをオンにし、オレンジのマークが見えていると「オン」の状態になり、電気が通ります。

プラグを抜き差しする際はスイッチをオフにしておくと安心

プラグを抜き差しするときは、スイッチをオフにしてから抜き差しするよう注意してください。

ついつい日本と同じ感覚で、使用後にそのままコンセントから抜き取ってしまいそうですが、オンのまま抜き差しすると火花が散る場合もあります。

ホコリなどがあれば火災の原因にもなりかねないので、スイッチをオフにしてからプラグを抜き差しするようにしましょう。

プラグの棒の数は2本のタイプと3本のタイプがある

Oタイプのプラグの棒の数は2本のタイプと3本のタイプがあります。

2本のタイプが基本のOタイプで、棒が八の字になっています。
一方3本のタイプは、O2タイプといい、Oタイプの八の字の棒の下に縦にもう一つ穴があるのが特徴。

2本のタイプも3本のタイプもどちらも同じ変換プラグで使用することができ、3本タイプの下の穴は、日本でいうアースのような存在になっています。

3本のタイプの下の穴は、特定の機器（大型の家電が多め）を使用する時に使うもので、スマホやカメラやドライヤーなどの普段使う電化製品では使用することはありません。

ニュージーランド旅行にあると便利な電源周りのアイテム

ニュージーランドの旅を充実したものにするために、電源周りのアイテムはしっかりと揃えておきたいですよね。

多くの海外のホテルでは、コンセントが1つしかないことが多いです。

そんな時に活躍するのが日本で販売されているグローバル対応の延長コード。

変換プラグが1つと、この延長コードがあれば、延長コードの差し込み口の口数分使う事が可能になりますね。
USBポートも一緒に付いているものならなお良いでしょう。

最近はスマホやモバイルバッテリー・タブレット・イヤホンなど多くの充電を必要とする機器があります。
差し込み口数が多く、USBポートが付いている延長コードがあれば、あなたの電源周りはとても充実します。

ニュージーランドで電源を確保したいときにおすすめの場所

ニュージーランド観光中、ホテルに戻る前に充電が必要になった時におすすめの場所を紹介します。

カフェやチェーン店

マクドナルドやスターバックスなどのチェーン店では、多くの店舗で電源が使えるようになっています。

また、個人のお店などでも電源が使える場合が多くあります。
お店に入っても電源が見当たらない場合は、店員さんに聞いてみるといいですね。

オークランドなら、「Scarecrow」、「Remedy coffee」のカフェは、電源もフリーWi-Fiも使えるのでおすすめです。

電源とWI-FIの確保なら図書館もおすすめ

図書館などの公共施設にも電源があり、Wi-Fiも使うことができます。

地元の大学生や留学生などの学生さん達が、放課後に図書館でパソコンを使用している姿をよく目にします。

土日でも開いている図書館も多く、ニュージーランドに行ったら訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ：プラグ形状や電圧の違いに気をつけてニュージーランド旅行を楽しもう！

ニュージーランドのプラグの形状や電圧の違いについてはご理解いただけましたか？

変換プラグは必須ですが、変圧器は不要なことが多いです。
便利アイテムとして、世界中で使えるマルチ変換プラグや延長コードもお忘れなく。

ニュージーランドの旅をより楽しむためにも、電源周りのアイテムはしっかりと準備していきたいですね。