トロントの地下鉄乗り方ガイド(路線図、料金、切符の買い方、TTC、トークンについて)
トロント市内を快適に観光するには公共交通機関の使用が必須です!
トロント市内の交通機関の旅行者向けの使い方を、地下鉄を中心にわかりやすくまとめてみました。
※2017年10月現在の情報です。
トロントの交通情報
トロントでは、地下鉄・ストリートカー(路面電車)・バスが主な交通機関です。
TTC(トロント交通局)の運行エリア内であれば、1回の乗車賃でどこまででも移動が可能です。
ただ隣の駅に行っても終点まで乗ってもどこまでも同じ運賃の為、近くに行く場合は歩いて行く人も多いです。
乗車券の料金
大人:C$3.25
65歳以上・13〜19歳まで:C$2.10
12歳以下:無料
※料金についての詳細はこちらでご確認下さい。
トロント地下鉄の基本情報
地下鉄(Subway)
こちらが路線図です。
地下鉄の路線は、とてもシンプルで大きく分けて2つに分かれています。
主な線は図にある黄色の南北線(Yonge-University Line)と緑色の東西線(Bloor-Danforth Line)の2つです。
平日と土曜日は数分間隔で朝6時から深夜1時半まで、日曜日は朝8時から深夜1時半まで運行しています。
駅の見つけ方
赤いTTCのロゴがある看板が目印です。こちらのロゴを探して下さい!
駅によって変わりますが、改札はこんな感じです。
地下鉄の乗り方
それでは乗り方についてご紹介します!
旅行者向けの乗り方
※有人改札の利用方法です。今、駅の改装が進み、無人改札は定期券またはチャージ式のカードしか使用できなくなって来ている為、旅行者の方には有人改札のご利用をおすすめ致します。
(1)現金を改札の料金箱に入れて下さい。(おつりは出ません)
(2)トークン(Token)と呼ばれるコインを購入し、改札の料金箱に入れて下さい。
トークン利用の場合は乗車賃はC$3です。多く買えば買う程お得になります。
トークンの購入は駅にある赤い機械または窓口で購入できます。
(3)1日乗車券(Day pass):C$12.5 駅員に見せて下さい。
※週末は大人2名や家族で利用ができます。
(4)ウィークリーパス:大人:C$43.75 / 65歳以上・13〜19歳まで:C$34.75
長めに滞在する方はこちらがおすすめです!
※トロントにも日本で使われている様なチャージ式の電車カード「PRESTO(プレスト)」が誕生しましたが、駅構内で購入ができない場合があったり、まだあまり普及していません。
有人改札にある小さな箱が料金箱です。駅員の前にある小さな箱です。
トークンが購入できる機械はこちらです。使えるお札が決まっていますのでご注意下さい。
トークンと1日乗車券です。
トランスファーチケット(乗り継ぎ券)について
地下鉄に乗った後に、バスやストリートカーに乗り継ぎが可能です。
その場合、トランスファーチケットが必要になります。改札を入るとトランスファーチケットを発行する赤い機械がありますので、忘れずに取っておいてください。
チケットを発行する機械は改札を入ってすぐの所にありますので、時間表示の下にあるボタンを押すとチケットが出て来ます。こちらのチケットは最初に入った駅で取らないと無効になりますので、必ず取ってください。また、時間が経ち過ぎると乗り換えが出来なくなることがあります。
チケットは乗換の際に駅員またはバス・ストリートカーの運転手に見せて乗車して下さい。
トランスファーチケットを発行する機械はこちらです。数字の下のボタンを押して下さい。
駅構内の表示
行きたい駅がある方向を東西南北で確認し、駅内にある表示に従ってホームに進んで下さい。
こんな風に壁に書いてあったり
柱に表示があったり
駅の上部に表示があったり
駅によって様々です。
駅のホームはとてもシンプルです。基本的に駅員はホームにはいません。駅にはディスプレイがあり、何分後に次の電車が来るか表示されています。数字の横の黄色い部分に、遅延情報などが流れます。
夜間で人があまりいない場合は「DWA」という表示がある場所で電車を待ちましょう。
ここには駅員に繋がるインターフォンがあり、何かあった場合助けが呼べます。
駅から出る場合
駅から出る場合はこちらのバーを押して出るか、自動改札を通って下さい。どちらもEXITと書いてある所からしか出られません。
昔からあるバーを押すタイプです。
最近導入された自動改札です。
始めは戸惑うかもしれませんが、トロントの交通は東西南北さえ把握していればとてもシンプルで分かりやすいです。ただ日本に比べて運転が荒いので、気を付けて下さい。
治安が良く過ごしやすい街ですが、旅行者はスリなど狙われやすいですので、手荷物は手元から離さない様にして下さいね。
TTCをうまく活用してトロントの観光を楽しんで下さい!