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日本で一緒に暮らしていた犬や猫と一緒に台湾へ引っ越した場合、また現地でペットを飼うことになった場合、かかりつけの動物病院を探すことになると思います。大切なペットと健康な生活を送るため、動物病院での避妊・去勢手術と、里親システムをご紹介します。
日本語が通じる動物病院で避妊・去勢手術を受ける
避妊・去勢手術は、ペットの種類や性別によって値段が変わります。
私がよく行く病院では、メスのほうが高く、オスは半額程度になります。
西湖動物醫院
- Address : 114內湖區內湖路一段341號
- Tel : 02 2799 0700
こちらの院長さんは日本語が通じますが、とても忙しく前もって予約が必要です。
ちゃんと連絡していれば、退勤後でも見てくれます。
手術などは長引くことがありますので、早めに連絡したほうがいいでしょう。
オス :
- 手術代 : 2,500元
- 麻酔代 : 1,000元
メス :
- 手術代 : 2,500元
- 麻酔代 : 1,000元
- 輸血代 : 800元
- 高圧気 : 1,800元
別途麻酔の副作用を懸念して血液検査を行うと1,200元かかります。
少し高いですよね。調べてみたところ、台北市内は基本的に設備が良いため料金が高く、台北市内を離れると手術代に麻酔込で2,500元の場所もあるようです。
無料で実施してくれる場所もありますが、予約が難しく台北市内では探すのが難しいです。
基本的に手術を行うと、麻酔、手術代、炎症止め、痛み止め、エリザベスカラー等を含めると9,000元近くになります。
馬達加斯加動物醫院(マダガスカル動物医院)
- Address : 新北市板橋區文化路二段500號
- Tel : 02-8259-5001
- Website :
台北市からほど近い新北市にも日本語で受診可能な動物病院があります。
日本帰国の際の手続の相談にも乗ってくださるそうで、台湾在住の日本人にとって心強い存在となっているようです。
里親システムを利用して里親になろう
里親システム(認領、領養)ですが、基本的にFacebookのグループや、動物収容所、路上で見かける引取所、ネットを通じて行っているのをよく見かけます。
私は路上で見かける引取所で引き取りしました。
引取所には、写真がある身分証明書、現住所、ペットの住所登録が必要になります。
登録が済むと、半年に一度アンケートが届き、ペットの状況を確認されますが、それ以外は特に干渉されることはありません。
また、チップがあるため、万が一逃げ出してしまった場合は早めに連絡しましょう。
連絡がある前に収容所に届けられると、放棄したとみなされ、罰金を課せられる場合があります。
里親で引き取ったペットたちは無料でチップ、三種混合の予防注射を無料で実施してくれます。また、去勢を行った場合、補助金が政府からでます。補助金は、1匹につき1,200元支給されます。補助金の申請には、去勢をした獣医のサインが必要となりますので、去勢する際に前もって申請書を準備しておきましょう。
その他にもチップのID番号や、予防接種の証明書も必要となります。
全国動物収容管理所
http://www.miaoli-animal.com/amlapp/app/AnnounceMent.aspx?PageType=Adopt