ソフィアの天気、気候、季節と旅行に最適な服装のガイド
ブルガリアは日本の北海道と同じ緯度なので、かなり涼しい気候ですが夏は暑くなります。
夏の暑さは日本のように高温多湿ではなく、乾燥してカラっと暑く砂漠の様な気候です。
日中は暑いのですが、日が沈むと気温が急に下がります。
朝晩は寒いくらいになります。
冬は雪が多く、マイナス20℃まで下がる事も有り、外に一時間と立って居られません。
道も凍って歩くのも危険です。
ソフィアは標高の高い盆地なので冬場、スモッグが発生して空気が非常に悪いです。
霧に工場の煙突の煙や自動車の排気ガスが混ざりスモッグになります。
これがソフィアの街全体を覆い、息苦しい程です。
「公園では吸血ダニに注意」
ブルガリアでは,夏の季節にマダニが増殖し,公園等において咬まれる被害事案が頻発しますので,特に芝生が多い野外等へお出かけの際は,肌の露出を避ける服装をし,虫除けスプレーをする等の対策をおすすめします。
咬まれないために,長袖,長ズボン,靴下(ハイソックス),帽子を着用の上,靴を履く(サンダルは履かない)など肌の露出を控え,虫除けスプレーをする等の対策が推奨されています。もし咬まれてしまった場合には,自分で駆除しようとせず(無理に駆除しようとすると取れなくなってしまうことがあるようです),速やかに病院へ行き,医師による処置を受ける必要があります。
【参考】
・ダニ脳炎
中央ヨーロッパから極東ロシアにかけて流行する,吸血性のマダニ(Zecke)を介したウイルス性脳炎。ウイルスを持ったマダニに咬まれると発熱,頭痛,意識障害などが起こり,ひどい場合には,死亡することもあります。また,回復しても麻痺などの後遺症が残ることがあるといわれています。マダニは樹木の低い部分や藪,草むらに生息しています。ダニ脳炎の流行期は通常3月から10月です。ウイルス性のため,抗生物質は効きませんが,予防接種を受けることもできます。万が一マダニに咬まれた場合には早急に医師の診察を受ける必要があります。
・ボレリア症(ライム病)
同じくマダニが媒介する感染症。マダニに咬まれてから数日から数週間後に,初期症状として環状の紅斑性発疹が現れることが多く,また発疹が現れない場合でも発熱,筋肉痛や関節痛,倦怠感などインフルエンザと似た症状が現れます。細菌が全身に拡散するに伴い,皮膚炎,髄膜炎,顔面神経麻痺,心筋炎,不整脈,角膜炎などの重篤な症状が現れますので,早期に病院を受診して,抗菌薬(抗生物質)を処方してもらう必要があります。