プーケットの旅行ガイド情報

プーケットのタクシーの乗り方ガイド〜料金・カード払い・便利なアプリ〜

【タイ・プーケット在住者執筆】行きたいところが決まったら、そこまでどうやって行くの?プーケットでも一番確実なのはドアからドアへ、タクシーです。特にプーケットはバスや電車などの公共交通機関が発達していないので、利用期間は一番高いです。
種類と出発場所別の料金の目安をご紹介します。

タクシーの基本種類

プーケットでは4種類のタクシーが走っています。

  • タクシー
  • メータータクシー
  • トゥクトゥク
  • バイクタクシー

乗りたい場所から行きたい場所へ。チャーターで移動できる手段をご紹介します。一般的なタクシーから、プーケットならではのトゥクトゥクやバイクタクシー。その種類と特徴をご紹介。

タクシー

乗用車タイプ。エアコンもあり、一般的にイメージされるタクシーで利用しやすいです。プーケットのタクシーは、セダンとハイエースのようなミニバスがあります。その他のタイプも増えていますが、人数や荷物の量で大きさを選ぶので、ドライバーさんと相談します。

種類 人数 スーツケース
セダン 1-4名 スーツケース 3個ぐらい
ミニバス 1-8名 スーツケース 10個ぐらい
ミニバス 1-11名 スーツケース 6個ぐらい

*スーツケースの数は、乗車人数が減れば座席に置けるので増やすことが出来ます。

トゥクトゥク

 軽トラックの荷台に屋根と座席を付けた乗り物。走る音が名前の由来だとか。同じタイ国内でも、プーケットにはバンコクのような三輪バイクのトゥクトゥクはありません。チェンマイなどの乗り合いソンテウと同じ形状ですが、プーケットではこれをトゥクトゥクと呼び、チャーターベースで走ります。乗り合いはありません。近距離では大活躍です。
エアコンや窓はなく、風を感じて走るので、開放感があり日本にはない雰囲気を体感できます。
乗車人数は目安として紹介しますが、基本は乗れるだけです。トゥクトゥクは人数によって料金が変わりますので料金の確認はしっかりと。あまり無理して乗りすぎないようにしてください。

種類 人数 スーツケース
側面から乗るタイプ 1-6名 または乗れるだけ スーツケース 2個
後方から乗るタイプ 1-10名 又は乗れるだけ スーツケース 2個

*スーツケースの数は、乗車人数が減れば座席に置けるので増やすことが出来ます。

メータータクシー

 プーケットの他のタクシーが個人タクシーとしたら、こちらは会社経営のタクシーで、車体の色も決まっています。走行距離で料金が決まるのが本来のメータータクシーで、安心価格で便利なようですが、待機も流しもなく、街中から拾って利用することはまず不可能です。もし拾えたとしてもメーターを使うことはないと思いますので、メータータクシーを限定して利用する価値はないと思います。探す時間が無駄になるだけです。
 プーケット空港には待機しており、メーターを使って走行しますますので、プーケット空港だけは利用できます。メーター料金+空港利用料が必要です。

種類 人数 スーツケース
セダン 1-4名 スーツケース 3個ぐらい
ワゴン 1-7名 スーツケース 4個ぐらい

*スーツケースの数は、乗車人数が減れば座席に置けるので増やすことが出来ます。

バイクタクシー

各エリア内の、近距離や荷物が多いとき、疲れた時、迷ったときなどにも活躍。バイクタクシーといえども資格があり、エリアごとに決まった色のベストを着用しているので流していてもすぐにわかります。

【注意点】

  • バイクは2人乗りまでなので、乗客最大は1名。
  • 乗客もヘルメットの着用が義務。
  • 荷物はドライバーさんの前に預かってもらうか、自分で背負うか抱える。後ろが重くなりすぎる前輪が浮きやすくなり運転しづらいので、ドライバーさんと相談。
  • 価格は交渉。観光客価格となってもそう大差ない価格と思います。あまり吹っ掛けません。
種類 人数 スーツケース
バイクタクシー 1名 小さいスーツケース 1個ぐらい

タクシーとトゥクトゥク料金の目安

 各地からの料金を、なるべく料金表となっているものをもとに調べてみました。
セダン乗客4名までの1台価格です。車種が変わった時、早朝/深夜の場合は、割増しとなります。いずれにしても価格は交渉が必要ですので、目安としてお考え下さい。
ドライバーさんは料金表を持っていることが多いので交渉は楽です。ただ、今回調査する上で、写真を撮ることを嫌がられたエリア[パトン中心地・ジャンクセイロン周辺・空港ターミナル2]は、価格の変動が大きいと思われます。交渉には特にご注意ください。

パトンビーチから

行先 料金 行先 料金
パトンビーチ 200B カロンビーチ 400B
カタビーチ 500B プーケットタウン/ウィークエンドマーケット 500B
空港 900B セントラルデパート 500B
プロンテップ岬 700B プーケット動物園/ワット・チャロン 500B
マイカオビーチ/JW Mariotto 1,300B Siray島 700B

カロンビーチから

行先 料金 行先 料金
パトンビーチ 400B カロンビーチ 200B
カタビーチ 200B プーケットタウン/ウィークエンドマーケット 550B
空港 1200B セントラルデパート 500B
プロンテップ岬 500B プーケット動物園/ワット・チャロン 400B
マイカオビーチ/JW Mariotto 1,500B Siray島 600B

カタビーチから

行先 料金 行先 料金
パトンビーチ 500B カロンビーチ 300B
チャロンビーチ 400B プーケットタウン/ウィークエンドマーケット 600B
空港 1200B セントラルデパート 600B
プロンテップ岬 500B プーケット動物園/ワット・チャロン 500B
マイカオビーチ/JW Mariotto 1,300B Siray島 800B

プーケットタウンから

行先 料金 行先 料金
パトンビーチ 500B カロンビーチ 500B
カタビーチ 500B 空港 600B
プロンテップ岬 600B プーケット動物園/ワット・チャロン 300B
マイカオビーチ/JW Mariotto 1,000B Siray島 500B

チャロンから

行先 料金 行先 料金
パトンビーチ 600B カロンビーチ 500B
カタビーチ 400B プーケットタウン/ウィークエンドマーケット 500B
空港 900B セントラルデパート 500B
プロンテップ岬 400B プーケット動物園/ワット・チャロン 300B
マイカオビーチ/JW Mariotto 1,300B Siray島 800B

ウィークエンドマーケットから

行先 料金 行先 料金
パトンビーチ 600B カロンビーチ 600B
カタビーチ 500B 空港 800B
プーケットタウン 300B プーケット動物園/ワット・チャロン 400B
マイカオビーチ/JW Mariotto 1,300B Siray島 500B

乗り方

待機中のものに乗る

大抵の観光地、ホテル、ショッピングセンターにはタクシーやトゥクトゥクが待機しているので、それを利用します。「タクシー」 とか、「トゥクトク!」と声かけられた人に相談します。便利です。
行先と価格を交渉して利用します。トゥクトゥクしか待機していないように見えても、遠くに行く場合などにエアコンが欲しいなら言えば、その車を呼んでくれることもあるので、声をかけて訪ねてみるといいです。
「ノー , トゥクトゥク。プリーズ タクシー with エアー(コン)」 
と言えば、通じると思います。暑い日や雨の日などは大事なことですね。

声をかけて交渉した人の車で行くとは限らず、順番があるようで他の人に引き継がれることもあります。ドライバーさん同士、仲いいんですね。その場合は両者いる間に、行先と料金をもう一度確認します。

予約する

お泊りのホテルで予約するのが一般的。この場合はトゥクトゥクではなくタクシーとなります。
前日利用したドライバーさんに明日も呼んで、と言われることも多いですが利用が決まっているならそのまま予約すればスムーズです。
名刺を渡されて後で......となると電話となり、会話に慣れていないと難しいと思います。

流しを拾う

日本と同じです。停めて行先を告げてからの乗車拒否もあります。プーケットは基本個人タクシーなので、「家に帰るから、今日はもう終わりなの」と言われることも多いです。よく言われる乗車拒否とは少し違うようなニュアンスで断られるので、あまり怒らないでください。

Grabで呼び出す

GRABがプーケットでも利用できます。アプリにクレジットカードを登録すると、アプリ内で支払いが完結するのでドライバーと直接やりとりすることがなく便利です。
価格も決まっていて行先も改めて告げなくてもいいので便利なのですが、プーケットではやはり行先確認の会話があったり、お迎え確認に電話があったりします。
料金も時間帯や混んでいる時間帯は割高になることが多く、観光客の方にはあまりメリットを感じません。
ただ、深夜・早朝の一人利用、特に女性一人の場合はドライバー情報がはっきりとわかるのでいいのかもしれません。

Grabのダウンロード

注意したいこと

正規のタクシーは緑ナンバーです。
緑ナンバーではない乗用車はタクシーではありませんので、タクシーだと言ってきても乗らないようにしてください。白ナンバーや赤ナンバーの車は一般車です。送迎はできませんのでご注意ください。

まとめ

公共交通機関とメータータクシーといった、料金や行き先がはっきりわかるものが少なく、交渉が必須となる点が、プーケットでタクシー利用の煩わしい点です。
出来るだけ解消できるように、料金表を中心にタクシーを紹介しました。
変化の目覚ましいプーケット、タクシーに限らず料金は日々変化しています。あくまでも目安としてご利用いただくことと、料金表はあるので確認し、交渉の目安になることをお伝えしました。

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