プーケットの旅行ガイド情報

プーケットのコンセントは日本と同じAタイプでOK! 変換プラグは必要なし

【タイ・プーケット在住者執筆】プーケットのコンセント・プラグ、電圧事情について徹底解説! 旅行中に絶対外せない持ち物、カメラと携帯。普段より大活躍、あっという間に電池切れなんてことはよくあります。気になる、プーケットでの充電事情、電圧、コンセント事情、ご案内します。

そのままコンセントにプラグを差し込むと、火事や感電を起こす危険性もありますので注意点も含めご紹介します。

タイのコンセントの形状と変換プラグ

タイで仕様されているプラグは複数あり、コンセントも複数に対応しています。はじめて見るかたは3つ穴でびっくりしますね。
コンセントの差し込み口が3つもある!大丈夫です。日本のプラグもそのまま使えます。
タイでは、プラグの形状が複数あり、コンセント側も複数に対応できるよう汎用性があります。便利ですね。


▲こちらのコンセントが一般的なコンセント。
こちらに対応するプラグは次の通り。

  • Aタイプ:平ピン2本。 日本と同じ。
  • Bタイプ:丸ピン2本。 ピン径5.0mmの2本足
  • B3タイプ:丸ピン3本。 Bタイプの3本足バージョン
  • Cタイプ:丸ピン2本。 ピン径4.0mmの2本足。Bより間隔狭め。タイ国内での普及も少なめです。

これに、日本と同じプラグAを差し込むと、当然ながら一つ余ります。
この余った差し込み口は、アースとして使う部分で電気は通っていません。ほこりが入って発火したりトラブルの原因になることはないようです。

写真左のUSBプラグはプラグAタイプで100-240V対応。タイでも日本でも使えます。
写真右の蚊取り器は220V対応のタイ製品。日本では電圧が違うので日本では使えません。

二つ穴タイプのコンセントもあります。日本のプラグには問題なく使えますが、汎用性が下がるためかあまり見かけません。

プラグの種類

タイで普及してるプラグは4種類です。タイで電化製品を購入するときには確認が必要です。

  • Aタイプ:平ピン2本。日本と同じ。

パソコンや充電器に多い。電圧に幅があり100-240V対応のものはこのタイプが多いようです。免税や日本未発売で購入機会がありそうな、携帯電話やカメラ、小型ビデオなどもAタイプが多いので、電圧もプラグも日本でそのまま使える場合が多いです。

  • Bタイプ:丸ピン2本。

Aタイプに比べてワット数の高めのものに多いように思います。この写真は我が家のアイロン。
- B3タイプ:丸ピン3本。
アースがついているので、ワット数の高いものはこのタイプ。

写真左側がB3タイプ。オーブン電子レンジのプラグ。右側はトースター、Aタイプです。長期滞在する方で、炊飯器などを購入されるとこのタイプになります。アース設置の手間がなく便利です。

変換プラグは必要? 

使用したい電化製品のプラグが合わない場合必要です。
日本以外のプラグで、対応しないプラグがあれば変換プラグが必要です。
訪問者の多い中国とお隣のマレーシアのプラグは対応しないものなので、ホテルでレンタルを用意している場合がほとんどです。忘れてしまった場合は借りましょう。

タイでは日本のプラグは変換不要だけど、電圧にはご注意を。

いずれにしても、タイのコンセントは日本のプラグ Aタイプに対応しており、変換プラグは不要です。
ただし、電圧は違いますコンセントに差し込めても電圧が違うと使えないだけでなく、日本の許容ボルトをオーバーするので、発熱、発火、故障による感電、トラブルを引き起こします。電圧を確認せず使用することは、絶対にしてはいけません!

プーケットの電圧・変圧器

コンセントに差し込めてしまうだけに、見落としてしまうととても危険です。電圧は違うので十分注意してください。

プーケットの電圧は220V

タイと日本の電圧は違います。

  • タイ:220V
  • 日本:100V

電圧とはボルトの事で、Vを単位に数字で表します。日本の電気製品の場合は必ず100Vの表示があり、100Vだけなのかタイの電圧220Vをカバーするのかで判断します。
本体の表示を確認するか、製品本体に記載のない場合は充電器側や取扱説明書、WEBを確認するなどします。

変圧器は必要?

タイの220Vのコンセントで、日本の100V対応の電化製品を使うには、変圧器が必要です。逆の場合も同じで、タイで購入した電化製品が100Vに対応していなければ変換器が必要です。
変圧器は消費電力、ワット数が大きいと変換器のパワーも大きいものが必要です。要望の多いドライヤーなどはワット数が大きく変圧器も大きく重く、高価です。

筆者自宅で使用している変圧器で、2000Wまで対応します。重さは4kgほど、価格もドライヤーを十分買えるほど高価でした。ご旅行の持ち物には不向きと思います。

美容系のものは使い慣れたものを使いたいとは思うのですが消費電力が大きいと、変換器の使用はあまり現実的ではありません。変圧器よりも海外対応のものを揃える方がいいと思います。その他の電化製品も、USB充電の普及に伴い、以前より220Vまで対応しているものが増えているように思うので買い替えのタイミングで汎用性の高いものを選ぶといいですね。

こういった変圧器を生活のために持っていて、貸し出せるロコもいると思います。ご要望があればロコへご相談ください。

【iPhoneの充電】

Apple製品は全世界対応(海外対応)タイプ(100V~240V)なのでそのまま充電できます。

【デジカメの充電】

デジカメも全世界対応(海外対応)タイプである場合が多いですが、念のため仕様書や電源アダプタを見て対応している電圧を確認しましょう。

【ドライヤーやヘアアイロンの使用】

ドライヤーやヘアアイロンは消費電力が大きいため、小型の変圧器では使用できない場合が多いです。短期間の滞在であればホテルの備え付けのドライヤーを使用する方が無難です。滞在期間が長いのであれば現地で購入してしまうのもひとつの手です。
最近ではドライヤーやヘアアイロンは海外対応のものも販売されていますので検討されると良いと思います。

外出先で電源を使う

ホテル

ホテルには必ずコンセントがあります。
枕元や洗面台付近をチェックしてみましょう。
基本的にAタイプのプラグが使えますが、ホテルによってはB、Cタイプしか対応していないところもあるようなので、変換プラグを持っていると安心です。

100V対応のホテル

ワット数の少ない電化製品に限定して、100V対応のコンセントを設けているホテルもあります。対応する消費電力が低い場合がほとんどです。電気シェーバー専用といった表示がある場合は、洗面化粧台付近にあったとしてもドライヤーには使えないことが多いです。電気歯ブラシ程度は使えます。
ホテルにはヘアアイロンはなくとも、ドライヤーは常備してあるところが多いので心配はいらないでしょう。

空港

プーケットの空港は電源が使えます。
例えば、ラウンジには必ずコンセントやUSBポートがあり、スマホやPCなどの充電が可能です。

カフェ

スマホやPCなど充電するためのコンセントが各テーブルの下や壁についていたり、フリーWIFIが使用できたりするカフェが多いです。
見当たらない場合はお店の人に声をかけて確認してみてください。

よくあるトラブル・注意点や対処法

電源・コンセントに関してよくあるトラブルと対処法についてご紹介します。

変換プラグや変圧器を忘れてしまった時は?

変圧器の貸し出しはあまり聞きませんが、ランクの高いホテルでは貸し出しがある可能性もあります。
各ホテルにお問い合わせください。

コンセントが足りない場合は?

コンセントの数に限りのある場合は、タコ足コンセントがあると便利です。
最近はUSBのたこ足コンセントもありますのでとても便利です。

変圧器を使う前に消費電力を確認

変圧器は最大消費電力に制限があるため、使用前に変圧器が対応している消費電力と使用する電化製品の消費電力を確認しましょう。

主な電化製品の消費電力の目安

電化製品 消費電力
携帯電話 10W
デジタルカメラ・シェーバー 20W
ノートパソコン 50W
ドライヤー 1,500W

最後に

日本からプーケットへの旅行は変換プラグ要らず。準備が一つ減りますね。タイを含めた周辺諸国を回る場合はご注意を。近いエリアで違うタイプが混在しているのが東南アジアです。タイだけでなく各訪問国をご確認くださいね。携帯もカメラも充分に充電して、楽しい旅になりますように。くれぐれも電圧の違いで、悪い思い出が出来ませんように。

プーケット旅行前に分からないこと、不安のあるかたはロコタビの現地在住日本人に無料Q&Aで質問もできますので利用してみてくださいね!