プノンペンの旅行ガイド情報

プノンペンの人気観光スポットおすすめ10選!2日間のモデルコース

【カンボジア・プノンペン在住者執筆】カンボジアの首都プノンペン旅行で絶対に見ておきたい人気観光スポットTOP10をご紹介します。

今回は、プノンペン在住ライターの「Tomoさん」が、カンボジアの基本情報やおすすめの旅行日数、モデルコースもまとめました。はじめてプノンペンを旅行する方必見です!


Photo by Tomo

プノンペンの観光情報についてもっと詳しく知りたい人は、「ロコタビ」で現地のロコに直接質問してみるのもおすすめです。

カンボジアの首都プノンペンの基本情報


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カンボジアの中心部に位置するプノンペンは、経済の中心地であり、自由で国際的な活気に溢れる都市として栄えています。

かつてフランスの統治下であったことから、街にはコロニアル建築を代表とする西洋文化に影響を受けた建物が街のあちこちに立ち並びます。

基本情報 詳細
通貨 カンボジアの通貨単位はリエル(Riel)です。
リエルのほかにUSドルが広く流通しています。USドルの硬貨は流通していないので1ドル以下はリエルが用いられます。
市場や屋台などのローカル店では4000リエル=1ドルで換算されます。(1,000KHR=350円 2023年12月時点)
時差 日本時間からマイナス2時間。カンボジアの正午が日本の午後2時になります。
日本(東京)からフライト時間 東京→プノンペン:約9時間ほど(韓国・台湾・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール等で乗換)。直行便(6時間)は今後再開予定あり。
気温 プノンペンの気候は年間を通して温暖です。年中夏服で過ごせます。
カンボジア人は冬にダウンを着ている方もいますが、羽織る上着があれば十分です。
雨が少なくなる乾季は12月から4月、蒸し暑く激しいスコールが降る雨季は5月から11月まで。
日差しがかなり強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの日焼け防止グッズは必須です。
治安 観光客を狙ったスリやひったくりに、詐欺や犯罪が多い。乗り物から降りた後や買い物後すぐに財布やスマートフォン等の貴重品は鞄にしまいましょう。人通りが少ない早朝や深夜は特に注意!
交通事情 市内の移動手段はタクシー、三輪のトゥクトゥクやリキシャーが一般的になります。料金が明確なGrab(Uberの東南アジア版の配車サービス)などの交通アプリが便利です。

プノンペン旅行の日数は?シェムリアップも一緒に観光できる?


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プノンペン市内の観光名所をまわるだけであれば目安は2泊3日、余裕を持っても3泊4日もあれば十分です。

市内はそれほど広くなく観光名所が密集しているため、比較的観光しやすくなっています。
市内観光の予定に半日追加すれば、キリング・フィールドへ行くことも可能です。


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また、プノンペンだけではなく、世界遺産のアンコールワットがあるシェムリアップも一緒に観光したい方は2都市を巡る旅程を組むのがおすすめです。

シェムリアップへは、バスで約6〜7時間、国内線の飛行機で約1時間という距離なので、旅行日数は4泊6日で計画すると十分に観光を満喫できるでしょう。


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バスを利用する場合は夜行バスで行き、着いたらそのままアンコールワットの朝日を見に行くと時間を有効に利用できます。

プノンペン旅行で外せない!人気の観光スポット10選


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ここからは、プノンペンの観光で人気の観光スポットをおすすめしていきます。

1. ワット プノン(Wat Phnom)


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市内で最も古い寺院の一つで、小高い丘の上にあります。

大きな仏塔(ストゥーパー)がトレードマークで、内部にはアンコール王朝最後の王である、ポニャー・ヤット王の遺灰が納められています。


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14世紀末にペン婦人がこの丘(プノン)に建立したのが起源とされ、都市名(プノンペン)の由来になったとされる仏教寺院で、現在の建物は1926年に再建されています。

■ワットプノンの基本情報

2. 王宮(Royal Palace)・シルバーパゴダ(Silver Pagoda)


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1866年にウドンからプノンペンへ遷都にともない、ノロドム王が建造、1919年にフランスの建築家により再建され豪華な装飾が施されたクメール洋式の王室です。
現国王が暮らしています。

戴冠式などの王室行事が執り行われる公務の場でもあるため、行事が行われる日は休館日になりますので注意してください。


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※現在、改修工事中ですが見学は可能(2023年12月時点)


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隣接するシルバーパゴダの仏教寺院も併せて見学可能です。

シルバーパゴダはノロドム王時代に王室の菩提寺とし建設され、床に5,000枚以上の銀タイルを敷き詰められていることからシルバーパゴダ(銀寺)と通称されています。

2,000個以上のダイヤで飾られた金の仏像の他、数々の財宝が納められています。

ここを見学するときは、露出した服装では入れませんので気をつけましょう。

■王宮(Royal Palace)、シルバーパゴダ(Silver Pagoda)の基本情報

  • 住所:Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh
  • 営業時間:8:00〜10:30、14:00〜16:30
  • 休館日:行事や祝日等
  • 入館料:10US$

3. カンボジア国立博物館(National Museum of Cambodia)


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カンボジア各地から出土したクメール遺跡の石像や美術品が収蔵・展示されています。
神仏の彫像や青銅器など1,500点以上の代物が収蔵。
アンコール期を中心に6〜15世紀頃の彫刻が多く展示されており、順路に沿って進むとクメール芸術の変遷がわかる博物館です。
展示品が多いので中庭で休憩することも可能です。

■カンボジア国立博物館(National Museum of Cambodia)の基本情報

4. 独立記念塔(Vimean Ekareach)


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プノンペンを象徴する高さ20mの記念塔です。

1953年11月フランスからの完全独立を祝して、1958年3月にカンボジア人の建設家により蓮の花のイメージで建造されました。
夜にはライトアップされ、昼とは違った景色が楽しめます。

■独立記念塔(Vimean Ekareach)の基本情報

  • 住所:Norodom Blvd, 41, Phnom Penh

5. セントラルマーケット(Central Market)


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プノンペン最大の地元感のある大きなマーケットです。

1937年に建造のアールデコ様式の特徴的なスタイルで、世界でも指折りの大きさのドーム型市場です。

ドームを中心に四方に足が延び、日用品、食品等ありとあらゆる物が売られているので、観光客のほか地元客でも溢れています。

東西南北対称のため、方向を見失いやすいので気を付けて下さい。
お土産屋さんは東側正面入り口前の通路に集まっています。


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■セントラルマーケット(Central Market)の基本情報

  • 住所:E273 & E274, 51 Street 51, Phnom Penh
  • 営業時間:6:00〜19:00(時間はお店によって前後する可能性あり)

6. ナイトマーケット(Night Market)


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布製品やジュエリー、工芸品を販売する露店が立ち並ぶ賑やかなマーケットです。


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17時から開催され、昼間の市場とはまた違った雰囲気と様変わりします。
カンボジア料理の屋台も楽しめ、昼だけでなく夜の市場の観光を楽しみたい方にもおすすめです!


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■ナイトマーケット(Night Market)の基本情報

  • 住所:Preah Sisowath Quay, Phnom Pen
  • 営業時間:17:00〜23:00

7. ワット ボトム公園(Wat Botum Park)


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王宮近くにある広大な公園です。


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園内にはカンボジアとベトナムの友好を象徴する記念塔やオブジェ、花や緑地が広がりしっかりと整備されており、プノンペンの中心部にありながらも閑静で憩いの場所になっています。


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昼間は子供を遊ばせる家族連れ、夕方頃から仕事や学校終わりの地元の若者が集まり、サッカーやセパタクロー、楽器の演奏などをしています。


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日陰ではないのですが、日差しが強い時間帯外で観光の合間の休憩にベンチを利用すると良いでしょう。


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公園の近くにはカンボジアで人気のカフェ(ブラウンコーヒー)があるので購入してから訪れることをおすすめします。

■ワット ボトム公園(Wat Botum Park)の基本情報

  • 住所:Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh

8. トゥール・スレン虐殺博物館(Tuol Sleng Genocide Museum)


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元々は4棟ある高校の校舎でしたが、1975〜1979年のポル・ポト政権下で政治犯収容所になり、ここに罪のない多くの人が収容され拷問の末、虐殺されてました。

3年9カ月の間に約2万人が収容され、その内、生還できたのは12名です。
独房や尋問室などが、当時のまま保存展示されています。


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生存者の体験談や当時の様子を伝える絵、器具なども展示されています。
館内の床には今も血痕が残っています。

■トゥールスレン虐殺博物館(Tuol Sleng Genocide Museum)の基本情報

  • 住所:St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn, Phnom Penh(Corner 350)
  • 入館料:
    • 大人 5US$(+オーディオガイド5US$)
    • 10〜18歳 3US$(+オーディオガイド5US$)
  • 公式サイト:https://tuolsleng.gov.kh/
  • 営業時間:8:00〜17:00

9. キリングフィールド(The Killing Fields)


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市内中心地から南西約15km位置するチュンエク村にあるポル・ポト政権時代の処刑場跡です。

トゥールスレン刑務所に収容されていた1万7千人の人々が運ばれ処刑され、埋められました。
発掘された遺骨が慰霊塔には9,000体近い遺骨が安置されています。

プノンペン市街から車で30分ですが、通勤ラッシュ時には混むのでなるべく避けると良いでしょう。

■キリング・フィールド(The Killing Fields)の基本情報

10. シソワット・キー (Sisowath Quay)


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リバーサイドを南北に走るシソワットキーは、飲食店やバーで賑わう観光客に人気のエリアです。

川べりは、綺麗に舗装された広い遊歩道が続いています。


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メコン河をゆっくり遊覧するクルーズツアーもあり、沿岸のローカルな生活風景や夕方にはサンセットツアー、船によっては食事が楽しめるツアーも開催されています。


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プノンペンナイトマーケットが近いので、あわせて回るといいですね!

■シソワットキー(Sisowath Quay)の基本情報

  • 住所:Sisowath Quay,Phnom Penh

2日間で人気の観光地を巡る!プノンペン観光モデルコース


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プノンペンおすすめのモデルコース(2日間)を作成してみました。
旅の参考にしてください。

1日目

  • 午前:ワットプノン
    小高い丘に登るのでスニーカーや動きやすいサンダルで行くと良いでしょう。
    寺院なので服装には注意が必要です。膝が見えるスカートや短パン、タンクトップなど肌を露出する服装では入れません。
    ワットプノンでは、ゆっくりとした時間が流れ、リラックスした時間が過ごせます。

  • 昼:セントラルマーケット
    ココナッツジュースや種類豊富なフルーツ、屋台グルメに挑戦したい方はここでも食べられます。
    カンボジアのお土産は一通り揃っているので値段交渉して購入しましょう!

  • 午後:カンボジア国立博物館
    数多くの展示物をゆっくり堪能できます。
    時間が余ったらシソワットキーに並ぶ飲食店やカフェ、マッサージ店でゆっくり休憩すると良いでしょう。

  • 夜:シソワットキーでナイトクルージング/ナーガワールドホテルでカジノ
    夕方のサンセットツアーや食事が楽しめるツアーでプノンペンの夜をお楽しみください。

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シソワットキーのバーでゆっくり過ごすものおすすめです。


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カジノに興味がある方は、ナーガワールドホテル内にあるカジノで定番のバカラやポーカーが楽しめます。
入館する際にはパスポート持参で小綺麗な格好で訪れましょう。

2日目

  • 午前:王宮・シルバーパゴタ
    午前中の涼しい時間帯の内に回ると良いでしょう。
    1日目同様に服装には注意して下さい。
    時間が余ればワットボトム公園でリラックスした時間を過ごせます。

  • 昼:ボンケンコンエリア・独立記念塔
    洗練されたショップやおしゃれなカフェやレストランが並ぶ在住外国人に人気のエリアでゆっくりランチタイムやカフェタイムを過ごせます。
    マッサージ店も多いので予約せずに入れて時間を有効に活用できます。

  • 午後:トゥールスレン虐殺博物館


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負の歴史に気持ちが落ちることもありますので、無理はせず中庭で休みながら見学しましょう。

  • 夜:ナイトマーケット 23時まで開催されているので買い忘れたお土産もナイトマーケットで購入しましょう!

プノンペンの観光モデルコースをオリジナルでアレンジしたい人は、「ロコタビ」で現地のロコに直接質問してみるのもおすすめです。

まとめ:カンボジアの首都プノンペンは見どころがたくさん!


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おすすめの観光スポットをご紹介しましたがいかがでしたか?

日中は炎天下での観光になるため、水分補給は忘れずにゆとりを持って観光してください。

カンボジアといえばシェムリアップにあるアンコールワットのイメージが強いですが、プノンペンでもカンボジアの歴史が学べ、名所や見どころがぎゅっと詰まって観光しやすいのもプノンペンの魅力の一つです。

カンボジアに訪れる際は首都プノンペンへも足を運んでみてくださいね。

プノンペンの観光についてもっとくわしく知りたい方や、アテンドを希望する方は、「ロコタビ」でプノンペン在住のロコにサポートを依頼してみましょう。