プノンペンの旅行ガイド情報

【2019年版】カンボジア・プノンペンの入国審査・出国手続きマニュアル! 出入国カードや入国審査など詳しく解説します!

【カンボジア・プノンペン在住者執筆】渡航前にチェックしておけば安心! スムーズに入国するために、カンボジアの入国審査の手続きを解説します。入出国の流れや所要時間、入国カード・出国カード・税関申告書の具体的な書き方をまとめました。

プノンペンの出入国手続きの流れと所要時間

カンボジアの国際空港としては、プノンペン国際空港、シェムリアップ国際空港、シアヌークビル国際空港などがあります。
その中でも、日本(成田空港)からプノンペン国際空港にはANAの直行便が1日に1本往復しており、旅行客・ビジネスマンの強い味方となっております。
今回は、プノンペンでの出入国について詳しく解説していきたいと思います。

1. 入国審査

飛行機を降りてまず向かうのが入国審査のカウンターです。必要な書類が揃っていれば、特に聞かれることはありません。出入国カードが2019年6月より新しくなったので、そちらについても解説いたします。

入国審査に必要なもの

カンボジアの入国審査では出入国カードとVISAがチェックされます。短期の滞在でも必ずVISAの取得がいることに注意が必要です。知らずに訪れたという人でも心配いりません。入国審査の前に現地でツーリストVISAを取得することができます。
写真を要求されますが、なくてもなんとかなります。

▲ツーリストビザ申請所

入国審査の流れ

入国審査のカウンターは、特に区別されていないので、空いているカウンターを見つけて並びましょう。カウンターについたらパスポート(VISAつき)と出入国カードを渡します。

入国審査で聞かれること

Q. How long will you stay? (どのくらい滞在しますか?)
A. 5 days. (5日間です。)

Q. What’s your purpose of your stay in Phnom Penh?(プノンペンへの渡航目的は何ですか?)
A. Sightseeing. (観光です。)

Q. Where are you going to be staying?(どこに宿泊予定ですか?)
A. At 〇〇 hotel. (〇〇ホテルです。)

帰りのフライトのチケットは持っているか、など聞かれる場合もあります。

英語での受け答えは難しいと感じるかたもいると思いますが、落ち着いて答えれば大丈夫です。

2.手荷物受け取り

入国審査後、まっすぐ進むと手荷物受取所があります。ターンテーブルはそれほど多くないのですぐに自分の乗ってきた飛行機のターンテーブルが見つかります。

3. 手荷物検査・税関申告

預入荷物を受け取り後、荷物検査へ行きます。ここでは、「税関申告書」を提出します。特に荷物検査は行われません。

4. 到着ロビー

税関申告を抜けると、すぐに空港の出口となります。ツアーなどであればプラカードを掲げたスタッフなどがそこで迎えてくれます。彼らの後ろにはSIMカード売り場があるので、そこでSIMカードを買うのがオススメです。

カンボジア・プノンペンの出国について

プノンペンからの出国も入国同様とても単純です。予備知識なしでも問題ないですが、念のため解説しておきます。

1. 出国手続き

出国審査場の入り口で係員にパスポートと搭乗券を提示後、列に並び出国審査を待ちます。
自分の番になったらカウンターへ向かい、パスポートと搭乗券を提出し出国スタンプを押してもらえば審査は終了です。そのまま直進し機内持ち込み荷物のチェックを受けます。

出国審査に必要なもの

パスポートと搭乗券(ボーディングパス)が必要です。自分の番になったら素早く取り出せるように並んでいる間に準備されることをおすすめします。

2. 手荷物検査・税関申告

手荷物検査の前に、飲み物などは捨てておきましょう。荷物用のボックスと靴用のボックスがあるので、荷物用のボックスには、ポケットなどの所持品を入れます。また、靴用のボックスには靴をいれます。機内持ち込み荷物のチェックでは、靴も脱がなくてはいけないことに注意が必要です。

3. 出発ゲート

荷物検査を抜けると、ショップが並んでおり、そのまま進むと出発ゲートに到着します。プノンペン国際空港は小さな空港ですので、迷うことはほぼありません。

出入国カード・税関申告書の書き方

出入国カード

2019年6月よりカンボジアの「出入国カード」が新しくなるとのことです。従来のものと異なるので、変更点については下記ご確認ください。

変更前

入国時には、出入国カードの入国カードは入国審査官が受け取り、出国カードがパスポートにホチキス止めされていました。
出国時はパスポートにホチキス止めされていた同紙に記入し提示していました。

変更後

入国時には、出入国カードがそのままパスポートにホチキス止めされるようになりました。
出国時には、パスポートにホチキス止めされている出入国カードに記入し提示します。
これまで入国カードと出国カードが見開きになっておりましたが、新カードは、記入項目も少なくなっているそうです。

税関申告書

入国審査の後に、税関を通って空港の外へ出られます。税関職員に提出する税関申請用紙も、通常、飛行機の中で配ってくれるので事前に記載しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか!? いろいろと説明しましたが、カンボジアの出入国はそれほど大変なものではありません。
1点ご注意いただきたいのが、必ず「ビザ」がないと入国できないということです。日本のパスポートは最強のパスポートの1つですが、ここカンボジアではツーリストでもツーリストビザを取得し入国しなければなりません。事前に必ず確認して、当日焦ることのないよう自分にあった取得方法を調べておくことをおすすめします。