パース空港の乗り継ぎ（トランジット）・ターミナル間の移動方法と待ち時間の過ごし方

【オーストラリア・パース在住者執筆】パース空港でのトランジット方法と、ターミナル間の移動方法・所要時間を解説！ ラウンジやカフェなど空港内の施設、待ち時間を快適に過ごす方法、空港付近のホテルも紹介するので、旅行前にぜひチェックしてみて下さい。

西オーストラリアの玄関口・パース空港

西オーストラリアとオーストラリア国内、アジア、アフリカ、その他太平洋諸国を結んでいるパース空港。
就航都市はシンガポール、クアラルンプール、香港、バンコク、ドバイなど。※ 2019年9月からは成田空港にも就航します！
ターミナルはT1～T4の4つです。T1とT2、T3とT4は同じエリア中にあり、各エリア間はシャトルバスに乗って移動します。

パース空港での乗り継ぎ（トランジット）方法

日本とオーストラリア間のフライトは、直行便、シンガポール・クアラルンプール・バンコクなどアジア諸国の都市を経由、メルボルン・シドニーなど東オーストラリアの都市を経由する便がほとんどです。
乗り継ぎでパース空港を利用する機会はほとんどないかと思いますが、その場合にはターミナル間の移動に注意しましょう。

例えば国際線でパース空港に到着→国内線に乗り換える場合、まず入国審査を受けて手荷物を受け取り、国内線のターミナルに移動する必要があります。
入国審査についてはこちらの記事「オーストラリア・パースの入国審査・出国手続き〜入国カードの書き方、イミグレーション」で詳しく解説しています。
国内線でパース空港に到着→国際線に乗り換える場合も、ターミナル間の移動が必要です。

ターミナル間の移動には無料のバスがおすすめ

パース空港には4つのターミナルがあり、T1とT2は東エリア、T3とT4は西エリアに分かれています。
各エリア間の移動時間は、無料のシャトルバスで15分ほどです。
シャトルバスは午前6時から深夜は20分おきに、深夜から午前6時までは30分おきに運行しています。

パース空港のターミナル一覧

パース空港での待ち時間の過ごし方

パース空港はレストランや免税店、シャワー、仮眠施設、各航空会社のラウンジなど、設備が充実しています。
充電や無料のWiFiも利用できるので長時間の滞在でも快適に過ごせるでしょう。

荷物預り所

全てのターミナルにコインロッカーが設けられています。
料金はコインロッカーのサイズによって異なります。

パース空港内コインロッカーの料金表

ターミナルごとのコインロッカーの位置

• T1（国際線）－到着ゲート付近の短時間パーキング内
• T1（国内線）＆T2 －T1とT2の間
• T3 & T4 －ターミナルと短時間パーキングの間

サーフボードなどオーバーサイズの荷物を預けたい場合は、T1（国際線）にある「Smarte Carte」を利用しましょう。24時間営業しています。
荷物のラッピングや書類のコピー、プリントアウトなどのサービスも行っています。

空港での食事

各ターミナルにカフェやバー、ファストフード店など飲食店があり、種類も豊富です。
地元の食材や西オーストラリア発のローカルブランドをメインに扱うお店も多いので、パースを訪れた記念にぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

T1の主な飲食店

• 6000 Acres　パースや西オーストラリア産の食材を使用した軽食、コーヒー、お酒が味わえるカフェ＆バー。
• Guzman y Gomez　メキシカンレストラン。
• Hungry Jack's　日本ではバーガーキングとしておなじみのファストフード店。
• Hudsons Coffee　オーストラリアでチェーン展開しているカフェ。
• Macchinetta　イタリアンレストラン・ピッツェリア。
• Long Neck Public House　ローカル＆各国のお酒を取り揃えたバー。

T2の主な飲食店

• Four Alls Brew House　パースの人気クラフトビール、リトルクリーチャーズが飲めるバー。
• Subway　日本でもお馴染みのサンドイッチ店
• The Coffee Club　オーストラリアでチェーン展開しているカフェ。

T3 & T4の主な飲食店

• Three Bears　西オーストラリアの地元食材にこだわった、洗練されたインテリアのカフェ。
• Gibson + Giles　テイクアウトスタイルのカフェ・軽食
• Billie Chu　アジア料理店。
• Two Brews　コーヒーとお酒がどちらも楽しめるバー。

空港内での買い物・ショッピング

免税店をはじめ、主なショップは国際線のメインターミナルであるT1に集まっています。

• Australian Way　UGGブーツ、はちみつ、オーガニックグッズ、カンガルー・コアラグッズなど、オーストラリアならではの商品が購入できるお土産屋さん（T1 / T4）
• Merino Collection　メリノウールを使用したUGGブーツやファッション雑貨屋さん（T1）
• Perth Duty Free　免税店（T1）
• Link　本や食品、飲料水、パソコンやスマホ周りの商品などを扱うコンビニエンスストア（T1 / T3）
• Rip Curl　オーストラリアのサーフブランド（T1 / T4）
• Perth Street Market　パースや西オーストラリアの商品に特化したお土産屋さん（T1）
• Rolling Luggage　スーツケースやトラベル用品店（T1 / T4）

()内は各ショップのあるターミナルです。

休憩

• 仮眠スペース
  T1に「Sleeping Pods」という仮眠カプセルがあります。24時間営業しているので深夜や早朝の便を利用する方にもおすすめ。荷物の収納や充電スペースもあり、利用料金は1時間当たり$12～ 最長で5時間まで利用できます。公式ウェブサイトでは予約も受け付けています。

• シャワー
  T1に無料のシャワーがあります。液体せっけんは付属していますがシャンプーやタオルなどは自分で用意する必要があります。

各ターミナルのラウンジ

• ニュージーランド航空（Air New Zealand） T1
• アライアンス航空（Alliance Airlines）T2
• エミレーツ航空（Emirates）T1
• カンタス航空（Qantas）T1,T3,T4
• シンガポール航空（Singapore Airlines）T1
• ヴァージンオーストラリア航空（Virgin Australia） T1

パース空港付近のおすすめホテル・宿泊施設

パース空港からアクセスが良く「空港まで無料の送迎サービスあり」「24時間対応デスクあり」「無料Wi-Fiあり」の宿泊施設をピックアップしました。

エアポート アパートメンツ バイ オーラム

空港から数分でアクセスできるアパートメントスタイルのホテル。滑走路からは離れているので騒音の心配がいらないのも嬉しいポイント。

インゴット ホテル パース

空港とパース市内中心部のあいだに位置する4つ星ホテル。清潔感のある内装が人気です。レストランやカフェなど館内施設も充実しています。

カントリー コンフォート パース

パース市内からのアクセスも便利なホテル。プールやバーベキュー、子供用のプレイエリアなどアクティビティが豊富です。
バスタブ付きの部屋も選べます。

体調が悪い時は......

各ターミナルに医務室（ First aid room）があります。
また、T1の国内線ターミナル内には「Amcal Express」という薬局もあります。

まとめ

いかがでしたか？やや規模の小さいパース空港ですが、空港内の施設は充実しています。特にターミナル1には仮眠カプセルやシャワー、ラウンジなどが集まっているので、長時間の滞在にもおすすめ。ターミナル間の移動には無料のバスを利用しましょう。
さらにパース空港では、現在リニューアルプロジェクトが進行中！ 2020年には鉄道の駅が完成予定です。これからの進化に地元からも期待の声が集まっています。

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