インド・ニューデリーへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年7月情報】
【2020年7月情報】日本からインド・ニューデリーへはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、インドはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回は、そんな疑問や不安を少しでも解消できるように、インドへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は、外務省や在英国日本国大使館のウェブサイト、インドのニュースサイトを基に作成しています。
必ず下記のサイト等もあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からインドへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)
2020年7月16日現在、日本からインドへの入国は基本的に禁止されています。
インド国籍や永住権を持つ方と、一部のビジネスビザ(就労ビザ)を保持している方の入国は認められていますが、観光や就学を目的とした入国はできません。
現在、一部のビジネスビザを除き、新規のビザ発給・オンラインビザの申請も中止されています。
また、外務省の海外安全ホームページによると、インドの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、インドへの渡航は避けることが推奨されています。
インドに入国可能なビジネスビザ(就労ビザ)と条件
6月4日に更新された「外国人のインド入国制限の緩和に関するガイドライン」によれば
- 非定期商用便(臨時運航便)、またはチャーター便でインドへ渡航する
- 商用・就労目的の外国人
は、インド入国が可能とされています。
入国が許可されるのは以下の条件に該当する方です。
- 就労ビザを保持するビジネスマン(B-3ビザを除く)
- インドの機関から招待を受けた医療専門家、リサーチャー、エンジニアなど、医療関係者
- インドに拠点を置く事業のエンジニアや専門家、デザイナーなど(設計・ソフトウェア・IT・金融など、製造業に当たるものが対象)
- インドの事業体から招待を受けた技術専門家とエンジニア(設備の設置、修理、メンテナンスのために出張が必要な場合)
※以上の条件に該当する方は、インド入国が可能なビジネスビザを申請する必要がある他、すでにビザを所有している方も、新たにビザの更新が必要な場合があります。
各種ビザの申請は、
にて受け付けています。
ビジネスビザ以外の各種ビザに関しては、引き続き効力が停止され、新規の申し込みも受け付けていませんので、ご注意下さい。
※ さらに詳しい情報は「インドにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起その46(在インド日本国大使館 )」にてご確認ください。
日本からインド入国後の自己隔離措置についての情報
インド保健・家庭福祉省のガイドラインに基づき、全てのインド渡航者は
- インド入国後、最初の7日間は政府指定施設での隔離処置
- さらにその後7日間は自宅などで自己隔離処置
合計14日間の隔離処置で健康状態のモニタリングが行われます。
この14日間に症状を発症した場合には、指定医療施設に移送され必要な治療を受けることが求められます。
※ さらに詳しい情報は「インドにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起その46(在インド日本国大使館 )」にてご確認ください。
インド・ニューデリーでの乗り継ぎ(トランジット)制限
インド民間航空局より、インドにおける国際民間旅客機の運航は、2020年7月31日まで停止するとの発表がされています。
それにより、2020年7月16日現在、インド・ニューデリーでの乗り継ぎ(トランジット)も停止されています。
現在のインド・ニューデリーの様子
2020年7月16日現在、インド国内での新型コロナウイルス感染者数は96.9万を超えています。
6月8日より、インド国内ではロックダウンによる行動規制が徐々に解除されはじめ、週をまたいでの移動が解禁されたり、夜間の外出禁止が解除されました。
しかしその影響を受けて、インド国内での新型コロナウイルス感染者は急増中。
7月に入ってからも、1日に2万人を超える新規感染者がでており、これを受けてインドの一部の州(カルナータカ、西ベンガル、ビハール)では、再びロックダウン処置が強化されています。
また、学校などの教育機関、映画館、スポーツジム、劇場などの施設は引き続き閉鎖が継続されています。
日本とインド間の移動も臨時のチャーター便に限られており、しばらくは厳しい制限のもとでの生活が続くことが予想されます。
日本からインド・ニューデリーへの入国制限・緩和情報まとめ
日本からインドへの入国制限情報、自己隔離情報、現在のインド・ニューデリーの状況についてまとめました。
2020年7月16日現在、日本からインドへの入国は基本的に禁止されています。
インドに入国できるのは、インド国籍や永住権を持つ方と、一部の就労ビザを保持している方のみに限られ、観光や就学を目的としたインド入国はできません。
現在、新規のビザ発給・オンラインビザの申請も中止されています(一部の就労ビザを除く)。
また、外務省の海外安全ホームページによると、インドの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、インドへの渡航は避けることが推奨されています。
6月の頭には行動規制が緩和され、経済活動が再開されつつあるインド・ニューデリー。
しかし、7月に入ってからもインド全体での新規感染者は1日に2万人を超えるスピードで増えており、行動規制の緩和が早すぎたのでは?という批判の声も多く上がっています。
一部の州では再びロックダウン処置も強化され、ニューデリーも今後の状況によっては規制が見直される可能性があります。
以前のようにインド旅行を楽しめるようになるには、まだ時間がかかりそうですね。
※ 新型コロナウイルスに関する情報は、日々更新されています。
この記事の情報にあわせて、インド・ニューデリーに関するニュースや、以下のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。