インドのコンセントタイプは4種類?!旅行前に必ずチェックしていきたい現地のコンセント事情
インド旅行で必ず知っておきたいことのひとつがコンセント事情。
インドの電源プラグはB/B3/BF/Cタイプの4種類があるため、日本の電源プラグ付きアイテムはそのままでは充電ができません。
旅行では調べものをしたり写真を撮ったりとスマホやカメラを使う機会が多く、充電には気を使いたいところ。
今回はインドの電圧や変換プラグの購入方法などについて紹介していきます。
インドのコンセントはB/B3/BF/Cタイプの4種類
日本はAタイプのコンセントを使用していますが、インドで使用されているコンセントの形はB/B3/BF/Cタイプの4種類です。
また、コンセントのプラグの隣にスイッチがあることが多いので、コンセントを挿した後にスイッチもONにしましょう。
それぞれのタイプについて解説していきます。
Bタイプ
ピンの形が丸い2ピン式です。(Cタイプよりも大きい丸)
BFタイプ(写真左)B3タイプ(写真右)
BFタイプはピンの形が四角い3ピン式で、B3タイプはピンの形が丸い3ピン式です。
Cタイプ
ピンの形が丸い2ピン式です。(Bタイプよりも小さい丸)
地域や滞在ホテルによってタイプが変わるのでマルチタイプの変換プラグがおすすめ
インドでは、滞在エリアやホテルによってコンセントのタイプが変わります。
そのため、複数のプラグに対応するマルチタイプの変換プラグを購入しておくのがおすすめです。世界で使用されているすべてのプラグに対応しているので、どのプラグにあたっても安心して電子機器を使用することができます。
宿泊予定のホテルに事前にタイプを確認しておくのもいいですね。
インドの電圧は220~240V、周波数は50Hz
インドの電圧は220〜240V、周波数は50Hzです。
日本は電圧100V、周波数60Hzなので異なります。
スマホやパソコンなど、ほとんどの電化製品には変圧器が内蔵されており、100〜240V対応になっているので、変圧器が必要ないことが多いです。
日本の電化製品を使う際は電圧に注意しよう
スマホやパソコンは100〜240V対応とお伝えしましたが、ドライヤーやヘアアイロン、電気シェーバーなどは日本の電圧である100Vのみで設計されていることが多いです。
100Vのみ対応している電化製品をインドで使う際は、必ず変圧器を使用しましょう。
異なる電圧の電化製品を使用すると、火災や故障の原因になります。
製品表示や取り扱い説明書などをよく確認してから使用してください。
現在は、全世界対応のドライヤーや電気シェーバーも販売されていますので、そちらを購入しておくのも手です。
インド旅行で日本の電化製品を利用する際の変圧器の使用方法
日本の電化製品で100Vにしか対応していない物は、変圧器を使用してインドの220〜240Vの電圧に対応できるようになります。
変圧器を使用する一般的な手順は以下の通りです。
(※メーカーにより仕様が異なるため購入された変圧器の説明書などを必ずご確認ください。)
①変圧器をコンセントに接続する(日本製でプラグがAタイプの場合はコンセントの差込口にあったプラグを付ける)
②コンセント差込口の横にスイッチがある場合はONにする
③変圧器の電源を入れる
④変圧器の出力の電圧を調整・確認する
⑤使いたい日本の電化製品に変圧器を繋ぎ使用する
基本的にスマホやカメラの充電は変圧器なくても可能
日本とインドの電圧は異なりますが、スマホやデジカメなど現代の電化製品のほとんどは100〜240Vのグローバル対応になっているため、基本的には変圧器がなくても大丈夫です。
写真の通り、製品のタグや裏面に対応ボルト数が表記されているので確認しておきましょう。
ただし、変換プラグは必要なので忘れないように注意です。
変換プラグは日本で購入がベスト!
インド旅行に必要な変換プラグは、出発前に日本で購入しておくことが最も確実です。
日本では電化製品を取り扱う店も多く、オンラインでもさまざまなタイプの変換プラグが購入できます。
現地ではなかなか求めているものが見つかる店がないなど探す時間や労力がかかってしまうので、出国前に用意しておきましょう。日本の空港でも手に入ります。
インド旅行であると便利なコンセント周辺アイテム
ここからはインド旅行にあると便利なコンセント周辺アイテムをご紹介します。
電源タップ
ホテルの部屋はコンセントの数が限られていることが多いため、複数のデバイスを同時に充電するためには電源タップがあるととても便利です。海外電圧対応のタップがおすすめです。
電源タップを使うときは、同時に使用する消費電力に気をつけ、停電などを起こさないようにしましょう。
モバイルバッテリー
インドでは停電が起きることも少なくありません。そんな時にモバイルバッテリーがあれば、スマホなどの充電もできて安心です。
大容量のモバイルバッテリーをこまめに充電しておけば、停電の時はもちろん観光中に充電がなくなる心配もありません。
マルチUSBケーブル
Lightning、Micro USB、USB Type-Cの端子がセットになったマルチUSBケーブルがあると、さまざまなデバイスを1つのケーブルで充電できるためおすすめです。
持ち運びもコンパクトにできます。
インドのコンセントに関するQ&A
ここからはインドのコンセントに関するよくある質問にお答えしていきます。
万が一現地で変換プラグに異常があった場合、現地でも調達可能ですか?
変換プラグに異常があった場合は、ホテルのフロントでプラグを貸出してもらえる可能性があるので、まずは宿泊しているホテルで聞いてみましょう。
インドにも電気街やショッピングモールなどはありますが、プラグを取り扱っている店を見つけるのは難しいため、万が一の時に備えて予備の変換プラグを持っていくようにしましょう。
もしくは、プラグよりも見つけやすいモバイルバッテリーを現地で調達して充電するのも一つの方法です。
もし、電気屋さんに行きたい場合は、デリーの電気街「ネールプレイス(Nehru Place)」なら見つかるかもしれません。
B/B3/BF/Cタイプの中でこのタイプがあれば安心!というものはありますか?
インドでは、B3タイプのコンセントプラグが主流だとされていますが、訪れる地域やホテルによって異なります。
いくつもプラグを持っていきたくない人は、すべての種類のプラグに対応したマルチタイプの変換プラグを持っていくといいでしょう。
どうしても気になる方は滞在先のホテルに事前に確認してみましょう。
インドは漏電や停電が多いと聞いたのですが、モバイルバッテリーは必要ですか?
インドでは毎日と言っていいほど電気トラブルが多く、復旧も日本より時間がかかります。そのため、万が一の時にモバイルバッテリーがあると非常に便利で、安心です。
まとめ:旅行先でも問題なく過ごすためにインドのコンセント事情を理解しておこう
インドの電気事情は日本とは異なることがたくさんあります。
コンセントのタイプや電圧の違いに注意して、渡航前にきちんと準備し、旅先でも問題なく過ごせるようにしましょう。