【2025年】モスクワの治安は?ロシアでは渡航中止勧告・避難勧告が発令中
2025年現在のロシア・モスクワの治安やウクライナ侵攻による現地の状況、特に注意が必要なエリアをまとめました。
現在、外務省の海外安全ホームページではロシアに向けて渡航中止勧告・避難勧告が発令されており、不要不急の渡航は止めるように指示されています。
日本の外務省は、ウクライナとの国境周辺地域に対して「レベル4:退避勧告」、その他のロシア全域に対して「レベル3:渡航中止勧告」を発出しています。そのため、観光やビジネスなどの目的での渡航は控えることが強く推奨されています。
最新の安全情報を確認し、外務省の海外安全情報や渡航禁止勧告を必ず確認してください。 また、渡航の際は十分な準備と安全対策を行い、自己責任で行動するようお願いいたします。
2025年現在、ロシアでは渡航中止勧告・避難勧告が発令中
2022年2月のウクライナ侵攻以降、モスクワの治安は大きく変化しました。
現在、外務省の海外安全ホームページでは、ロシアを渡航中止勧告や避難勧告エリアとしています。不要不急の渡航は見合わせるべき状況です。
日本の外務省は、ウクライナとの国境周辺地域に対して「レベル4:退避勧告」、その他のロシア全域に対して「レベル3:渡航中止勧告」を発出しています。そのため、観光やビジネスなどの目的での渡航は控えることが強く推奨されています。
最新の安全情報を確認し、外務省の海外安全情報や渡航禁止勧告を必ず確認してください。 また、渡航の際は十分な準備と安全対策を行い、自己責任で行動するようお願いいたします。
※参照: 外務省 海外安全情報
【避難勧告】ウクライナとの国境付近
ウクライナ国境付近は緊迫した状況。
外務省はこの地域を「退避してください。渡航は止めてください。」という危険レベル4に指定しています。
爆撃に巻き込まれる可能性もあるため、近づいてはいけません。
【渡航中止勧告】モスクワを含むそれ以外の地域
ウクライナ国境付近以外も安全とは言えません。
モスクワを含むロシア全域には、渡航中止勧告が出されています。
「渡航は止めてください。」という危険レベル3です。
主要都市でもドローンが確認されたり、爆破事件が起きていたりと大変危険な状況が続いています。
ロシア・モスクワの現状やウクライナ侵攻の影響は?
ロシアの現状やウクライナ侵攻の影響について解説します。
ロシア国内ではクレジットカードの利用が制限されている
ロシア国内では、国際ブランドのクレジットカードは利用が制限されています。
VISAやMasterCardなどが対象で、ロシア国内で発行されたクレジットカード以外は使えません。
銀行間での送金にも制限があるため、注意が必要です。
また、経済制裁の影響で一部の商品が入手しにくくなっています。
一般治安の悪化は見られないもののロシア政府関係者が狙われる事件が起きている
モスクワでは、一般治安の大きな悪化はありません。
ただし、政府関係者や軍事関係者を狙った事件が発生しています。
銃撃テロもおきているので、一般人には関係ないという状況ではありません。
引き続き情勢を見て注意する必要があります。
国内情勢の急変によりロシアからの出国手段が制限される可能性も
情勢が急激に変化すれば、ロシアからの出国が難しくなる可能性もあります。
ロシア国内にいる場合は、緊急時にどうするか対応策を考えておきましょう。
仕事などの都合でモスクワに渡航しなければいけない場合は?
ロシアは現在、外務省により渡航中止勧告・避難勧告が出されています。
しかしながら、やむを得ない事情で渡航しなければならない場合は身の安全を第一に考えてください。
- 不特定多数が集まるイベントや大型商業施設などには近づかない
- 公共交通機関はなるべく避ける
- 最新情報をチェックし、必要な対応をする
外務省からの情報も確認し、身の安全を確保しましょう。
ロシア・モスクワで特に治安に注意したいエリア
ロシア・モスクワには治安に注意した方がいいエリアがあります。
- ウクライナとの国境付近
- 赤の広場・クレムリン
- リュブリノ
この3か所は特に注意が必要です。
リスク回避のためにも、渡航予定がある方は確認しておいてください。
ウクライナとの国境付近
ウクライナとの国境付近は非常に危険です。
砲撃被害が多発しています。
【国境付近の危険地域】
- ブリャンスク州
- クルスク州
- ベルゴロド州
- ヴォロネジ州
- ロストフ州
少しでも不安を感じたら、迅速にその場を離れる行動を取りましょう。
赤の広場・クレムリン
ロシアの観光名所である赤の広場やクレムリン周辺も、治安に注意が必要です。
多くの人が集まるので事件に巻き込まれるリスクが高いと言えます。
イベントが開催される時期は、テロの危険があるため特に注意してください。
リュブリノ
モスクワ市内のリュブリノ地区は、犯罪率が高いエリアとして知られています。
特に、夜間の移動や人の少ない場所には注意しましょう。
基本的には1人で行動しない方がいいエリアです。
2025年現在、治安の観点からロシアへの旅行はおすすめできません
渡航中止勧告や避難勧告が発令されているロシアの現状を考えると、渡航はやめるべきでしょう。不要不急の渡航を避け、自身の安全を確保することが最優先事項です。
また、どうしてもロシアに渡航しなければならない方は、最新情報を常に確認するように務めてください。現地では、少しでも安全な地域を選択して行動することが大切です。
急な情勢変化によって、日本への帰国がスムーズにできない可能性もあります。
さまざまな状況を想定し、準備を整えておきましょう。