モルディブ・マレへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月最新情報】
【2020年8月17日情報更新】日本からモルディブ・マレへはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、モルディブはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います
今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、モルディブへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は外務省、在モルディブ日本国大使館を基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からモルディブ・マレへの入国制限・規制状況
日本からモルディブ・マレへの渡航は、今現在(2020年8月17日)規制が緩和され、観光目的の入国ができるようになりました。
7月15日以降、到着時のビザ発給を含めた海外渡航の従来を再開するとの発表があり、15日以降には日本からモルディブへの観光目的の渡航ができるようになるかもしれません。
※最新情報は追って記載していきます。
<2020年8月17日追記>
モルディブへの入国が可能になりました。
旅行者は入国の際にPCR検査結果の提出は不要で、入国後の隔離措置はありません。ただし、入国時に空港で新型コロナウイルスの症状があると認められた人は、自己負担でPCR検査を受診する必要があります。
検査結果で陽性の場合は、予約したリゾート施設または政府指定の施設で隔離されます。
就労許可保有外国人および、その家族がモルディブ入国後にマレ市を訪問・滞在する場合は、自宅または各自宿泊施設で14日間の自主隔離措置が必要となり、14日間の隔離措置後にPCR検査を受診することになります。
7月15日以降の旅行業再開にむけて発表されたガイドラインの内容は、以下の通りになります。
- 入国に関して、入国するためにはモルディブ政府に登録されている宿泊施設を事前に予約する必要があります。
- 入国時のビザ発給に関して、緊急連絡先を提出する必要があります。
- 到着時に空港にて体温検査または抜き打ちでPCR検査を受ける場合があります。
- 新型コロナウイルスの感染が疑われる場合、PCR検査を受ける必要があります。
※万が一陽性が出た場合、予約した宿泊施設または政府指定の施設にて隔離措置をとることになります。隔離中の経費は実費となります。 - 入国前もしくは入国時に、「Trace Ekee」という接触者追跡アプリのインスト―ルが推奨されます。
日本からモルディブ・マレ入国後の14日間の自己隔離措置についての情報
現在、日本からモルディブ・マレへ入国することは可能です。
7月15日以降に海外渡航の従来が再開されるとの発表があり、その後入国が可能となりました。
入国するに当たってPCR検査が実施される場合もありますが、14日間の自己隔離措置がとられるには条件があり、条件に当てはまらない場合は隔離する義務はありません。
<隔離措置の条件>
- 新型コロナウイルスの症状がでていて、検査後に陽性が確認された場合
- 同行者が新型コロナウイルス陽性の場合
基本的に、隔離措置中はモルディブ保健庁(HPA)の指示がでるまで外出禁止(体調の悪化など、病院にかかる以外)となっていますので、生活必需品などをある程度持っていくことをおすすめします。
モルディブ・マレでの乗り継ぎ(トランジット)制限
モルディブ・マレで乗り継ぎをする場合に、空港を使用することは可能です。
日本からモルディブを経由して第三国へ渡航する場合は特に制限はありませんが、国際線から国内線へ移動が必要な場合など、1度でも入国しなくてはならない場合は、現時点では入国できませんので、お気をつけください。
※15日以降は状況が変わる可能性があるため、この記事にあわせて常に最新情報をチェックする必要があります。
モルディブへの入国も可能となったため、乗り継ぎの際に入国することもできます。
現在のモルディブの様子
モルディブの現在までのコロナウイルス感染者数は2,468→5,785名、死亡者数は11→22名で、回復した人は2,049→3,349名です。(2020年7月6日時点→8月17日)
モルディブでは、6月30日に7月1日から国内の規制緩和策フェーズ3が発表されました。緊急事態宣言は7月の14日まで延長される模様です。
<2020年8月17日追記>
2020年8月8日、モルディブ保健省は、新型コロナウイルス感染症の対策のため、緊急事態宣言を9月6日まで延長しました。
現時点までの規制内容
現時点までの国内の規制は以下のとおりで、この先さらなる規制の緩和が発表されるでしょう。
<2020年7月6日時点>
- 首都であるマレでは、5:00~23:00までの外出・移動が可能。
※ 必要不可欠な外出のみで、外出時は1mのソーシャルディスタンスを確保しなければならない。 - 公共の場所で30人以上の集会は禁止。
- 公共の場ではマスクの着用義務がある。
- 新型コロナウイルスの陽性が確認された島・地域での学校・保育サービスやゲストハウスの営業を禁止。
※12歳未満のみ - パーティーなどの不必要な集会の禁止。
- マレから他の島へ渡航する場合、目的地が新型コロナウイルスの陽性が確認されている場合は、事前許可取得が必要。
※また、到着後は14日間の自主隔離が義務つけられています。
今後は、7月15日以降に観光リゾートや国際線が再開予定であり、観光客向けのゲストハウスは8月に再開する見通しとなっています。
<2020年8月17日追記>
8月1日から首都マレ市で、公共の場でのマスク着用が義務になりました。もしマスクを未着用のまま外出をしていた場合、罰金MVR1,000が課せられますのでお気をつけください。
8月4日、モルディブ保健緊急オペレーションセンター(HEOC)は、新型コロナウイルス感染症の対策のため、夜間外出禁止令などを発表しました。
- 22:00~翌05:00までの人の移動と道路交通を制限。
- レストラン、カフェ、ホタア(格安食堂)、テイクアウト、デリバリーサービスは、22:00~翌05:00時までの間サービスを停止。
- 道路や公共の場所で5人以上の集会を禁止。
- レクリエーション活動(パーティー、集会)やスポーツイベント(大会、競技会、練習会)を中止。
- 医療および必要不可欠な目的のため以外での他の島への渡航を制限。
- マレ島⇔フルマレ島⇔ビリマレ島間の移動を制限。
- マレ市議会が許可した区域外への移動を制限。
- 空路または海路で旅行する人は、保健庁のガイドライン及び指示を遵守し、常にマスクを使用すること。
- 必要不可欠な目的を除き、他の家庭の訪問を制限。
- オフィスでは、会議を行う場合はオンラインを使用し、もしも対面で会議を行う場合、保健庁のガイドラインと指示を遵守すること。
また、モルディブ教育省は、首都マレ市の学校の授業再開を8月19日に延期しました。
日本からモルディブへの入国制限・緩和情報まとめ
現時点では、日本からモルディブへ旅行へ行くことが可能になりました。
ですが、外務省はいまだモルディブに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を出しています。
モルディブは世界中でも指折りのリゾート地で、ハネムーンや家族旅行にも人気の国です。美しい海にさまざまな種類のマリンアクティビティやスカイアクティビティがあり、非日常をリラックスしながら過ごせるため、世界中から訪れる人が絶えません。
新型コロナウイルスの影響で観光業がしばらく営業を停止していましたが、7月15日以降に観光業の再開にあわせ、国際線が復興し、日本からモルディブへ行くことは可能になりました。ですが、市内はいまだ制限があり、店の営業時間が短くなったり、5人以上の集会が禁止されていたり、マスク着用が義務付けられていたりと自由に観光するにはまだ少し難しいかもしれません。
こちらでは最新情報が入り次第追記していくので、是非チェックしてくださいね。
※新型コロナウイルスの情報は常に更新されているため、こちらの記事はもちろん、下記のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。