ルクセンブルクへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月情報】
【2020年8月13日最新情報】7月1日より日本からルクセンブルクへ旅行やビジネス出張に行けるようになりましたが、入国の条件や現地の様子などはとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
ルクセンブルクに旅行や出張に行っても大丈夫なのか、現地で制限や規制を受けないのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、ルクセンブルクへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は外務省、在ルクセンブルク日本国大使館や、ルクセンブルク政府のサイト、ルクセンブルクのニュースサイトを基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からルクセンブルクへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)
日本人観光客・短期滞在者の入国は可能
欧州理事会の入国制限措置の解除対象国リストに基づき、日本を含むEU・シェンゲン域外15か国に居住する(国籍ではない)渡航者に対する入国制限が7月に解除されました。
それまでに入国が許可されていた長期滞在ビザ保持者などの他に、日本に居住する人は観光や出張など90日以内の短期滞在目的でルクセンブルクに入国できます。
日本からルクセンブルク入国後の14日間の自己隔離措置についての情報
隔離対象者は?
日本からの渡航者には、14日間の自己隔離義務やPCR検査義務はありません。
空港からの移動手段について
バス、タクシー、自家用車で移動できます。公共交通機関では6歳以上のマスクの着用が義務(違反者には罰金あり)となっています。できるだけ、2m以上のソーシャルディスタンスを保ちましょう。
ルクセンブルクでの乗り継ぎ(トランジット)制限
乗り継ぎ可能・周辺国での乗り継ぎに注意
2020年8月13日現在、ルクセンブルク空港での乗り継ぎ(トランジット)は可能です。
日本からルクセンブルクへの直行便はないため、ドイツやフランスなど周辺諸国で乗り継ぎをすることになりますが、ドイツなど日本からの入国がまだ許可されていない国では、居住者や長期滞在ビザ保持者以外は原則としてトランジットエリアから出ることができず、預け入れ荷物は最終目的地まで預ける必要があります。また機内持ち込み手荷物に制限を設けている航空会社もありますので、ご利用の航空会社にご確認ください。
空港のサーモスクリーンで発熱や、新型コロナウイルスの症状が見られた場合に空港や保健当局が検査を行う可能性があります。
空港内でのマスク着用は義務となっており、2m以上のソーシャルディスタンスの確保が求められます。ルクセンブルク空港では消毒液を設置し、マスクは空港内のショップで販売されています。
現在のルクセンブルクの様子
飲食店や店舗、美術館などは条件付きで営業
飲食店、ショッピングモールや店舗、美術館などは営業していますが、屋内でのマスク着用と、2m以上のソーシャルディスタンスの確保が求められます。有料の施設では、できる限りオンラインチケットの購入が勧められています。
飲食店ではひとつのテーブルは10人以内で着席して利用すること、隣のテーブルとの間は1.5m以上開けるかパーティション設置が義務となっています。
集会制限などの規制強化
7月中の新型コロナウイルス感染再拡大により、集会制限などの規制が強化されました。
自宅やプライベートでの10人を超える集会やパーティーの開催は禁止、10人を超える場合は2m以上のソーシャルディスタンス確保とマスク着用を条件に開催が許可されています。
日本からルクセンブルクの入国制限・緩和情報まとめ
ルクセンブルクでは7月から日本人短期滞在者の受け入れを再開しましたが、日本と同様、新型コロナウイルス感染再拡大により、2次波が懸念されています。
外務省の感染症危険情報では、ルクセンブルクに「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が出ています。
また、日本政府が7月22日に決定した「水際対策強化に係る新たな措置」では、ルクセンブルクは日本への入国制限対象地域に入っています。
そのためルクセンブルクから日本への帰国時には、空港の検疫所でPCR検査と自宅やホテルなどで14日間の自己隔離が必要です。
早く事態が終息し、安心して観光やビジネスでルクセンブルクを訪問できるようになるといいですね。
現地では日々緩和が進み、情報は常に更新されています。ルクセンブルクへの渡航や乗り継ぎの予定のできた方は、最新情報をチェックしてくださいね。