バンクーバーにきて驚いたことや知っておいた方が良いこと
nahirekyoさん
大学3年生の子供(といっても20歳ですが、、、)の今年8月からの留学の目途が立ってきました。
短期留学は数回経験があるのですが、カナダ、ホームステイは初めてです。
子供は、マリファナ(ドラッグの一種)が合法であることや、自動販売機が街なかにないらしい、など日常生活で日本とは大きく違うところについて、予備知識としてネットで調べています。
①日本人の皆様が、バンクーバーに来て驚いたこと(カルチャーショック)を教えていただければと思います。
②ホームスティの状況は、次のサイトを参考にしているようです。
https://canada-school.com/homestay/
記載以外のことで、これは知っておいた方がいい、という事があれば是非お教えいただきたいと思います。
神経質という言葉とは、全く無縁な子供ですが、自身があまりにも甘々な生活を送っているため、危機感を感じて調べているようです。(朝晩のシャワー、毎日洗濯、節電、節水の意識無、食費の切り詰めはあまりしない、ひとり暮らしで自分のペースで生活など)
郷に入っては郷に従えですし、予備知識があれば「そんなもんでしょ」と済ませられると子供は言っています。
重複になりますが「これは、知っていた方がいいよ」というアドバイスがありましたら是非お教えください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2021年6月27日 14時26分
バンバンさんの回答
こんにちは。
こちらで20年以上生活していますので、バンクーバーへ来て驚いたことより、日本へ帰った時のカルチャーショックを御知らせします。
1.サービス過剰 ー 日本はカスタマーサービス世界一だとは思っていましたが、日本へ帰るたびに過剰では?と思うほどです。こちらのカスタマーサービスは日本と比べると皆無だと思った方がいいです。レジがどんなに並んでいてもキャッシャーがおしゃべりに興じているなんて日常茶飯事です。もちろん、手を前にして「いらっしゃいませ」なんてことはありません。日本の過剰サービスに慣れているせいか最近の日本人、特に若い人達は「やってもらって当たり前」のような態度の人が多いような気がします。ホームステイをしている友人もこぼしていました。
2.欲しいものがすぐに手にはいる ー これまた日本のコンビニは世界一です。なんでも売っています。在庫管理もされています。もちろんセブンイレブンありますが、日本の比ではありません。ちなみに酒類はコンビニ、スーパーでは販売していません。ダイソーがここにあるのは本当に助かります。
3.キャッシュ社会 ー 日本へ帰ると、現金でしか受け付けない事が多く戸惑います。カナダではほぼ現金は持って歩きません。もっても20ドルぐらい。デビットカード、クレジットカードが発達していますし、コロナの後は現金を受け取らない所がふえましたが、別に困りませんでした。
4.時間通りに動く ー 会社は8時半始まりですが、8時半前に来る人はほとんどいません。会議も時間を設定しても、その時間に始まることはありません。よほどSharp(きっかり)と言わない限り。子供の卒業式が定刻で始まらず、日本から出席してくれた友人、家族はびっくりしていました。
5.食べ物がおいしい ー 日本はなんでもおいしいです。こちらはなんでも、おおざっぱな味で、普通の家庭ですとサラダとパスタだけで数品が並ぶことはほとんどありません。ホームステイでは覚悟した方がいいです。ただ、各国の移民が多いため、世界中の本場の料理が食べられます。バンクーバーは中国人が多いので、中華は本当においしいです。日本へ行って中華を食べるとがっかりします。
まだまだ、日本へ帰ってびっくりはたくさんありますが、思いついたところで。コロナの規制は日本よりずっと厳しいです。ただ8月ぐらいにはかなり、緩和されると思います。
2021年6月28日 0時45分
この回答への評価
バンバンさん
ご回答をどうもありがとうございました。
とても分かりやすくお教えいただき感謝いたします。
日本での暮らしにどっぷり浸かって生きている息子をカナダで生活させることが楽しみになりました。他国を知って自国を理解することはとても重要なことだと思います。
素敵なご回答を本当にありがとうございました。
2021年7月5日 18時44分
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