ポルトガル D7 visa の「申請必要書類」と「フロー」に関してお尋ねします。
Masayuki_1970さん
パートナーとD7 visa 取得し、永住する予定です。
(共に50代)
ネットの情報を調べたり、在日ポルトガル大使館へメールしたり情報を入手しておりが、「申請書類」「フロー」に関して情報がつかめておりません。
❶大使館のサイトに申請書類の一覧の記載があります。
そこには、犯罪履歴証明書、住居の賃貸契約書、NIF(納税)番号、SNS(国民健康保険)
が記載されていません。
申請時には必要なく、後日必要になるのでしょうか?
❷犯罪履歴証明は「3ヶ月以内に発行」されたもの、住居の賃貸契約書は「一年以上の もの」と理解していますが、合っておりますでしょうか?
また、それぞれの「日付の起算日はいつ」になりますでしょうか?
大使館に書類を持参した日からでしょうか、それともE-VISAでオンライン申請した 日でしょうか、それとも他の日になりますでしょうか。
❸おおまかフローですが、E-VISA でオンライン申請→大使館訪問日予約→??
それ以降のフローが把握できておりません。
それ以降のフローについて、おおよそで結構です。
教えて頂けないでしょうか。
諸先輩方、よろしくお願い致します。
2024年7月31日 5時44分
ぺんぎんさんの回答
こんにちは、
加藤と申します。
私がビザをとったのは、もう10年も前ですので、変更になっている可能性がありますが、
そのことをご承知の上でお読みください。
約10年前に自分のビザ、約9年前に自分以外の二人のビザを貰っています。
まず、犯罪履歴証明書と住居の証明は最終的には必ず必要だと思います。
しかし、最初の時から必要と言うことではなく、
書類の準備ができ、予備的な審査が通ってから、これとこれを出して下さいと言うようなことになったと思います。
住居を賃貸されるのであれば、契約書は1年以上の契約のものが必要と思いますが、私の場合は先に書類を出してから、契約のためにポルトガルに渡航しましたので、順番はあまり気にせずに、どんどんと先に進むことで次の書類なり予定なりを大使館の人と一緒に詰めていく感じでした。
基本的には1回で全て終わるようなことではなく、何度も何度も根気よく大使館に足を運び、1年がかりでビザをとるという感じでした。
ポルトガル大使は、条件とか書類とかは勿論なのですが、それ以上に根性と根気のある人にビザを出したいということが明確です。
そのことを理解して取り組むことが大切だと私は思っています。
大切なのは、作文です。何故ポルトガルなのか、何がしたいのか、などなど。移住とは、ビザが出て渡航したらゴールなのではなく、そこがスタートラインです。
スタートしたらどうするつもりで、何を目的にしているのかを現実に直結した形で、夢物語ではなくきちんと伝えていく。これが一番大切なことです。
特にポルトガルに関してはこれが一番重要です。
さて、ビザが出て渡航しても、日本人の詐欺師も暗躍しています。ネットの情報とかコンサルタントと名乗る人に任せず、ひとつひとつきちんと自分でこなしていくことが大切です。
これが自分でできない人には移住は無理です。
つまらない書類であったり、作業であったり、大使館との連絡が充分に取れないような状況でも、移住した後はもっと過酷だと言うことを肝に銘じて、一歩一歩ご自身で進んでください。
ポルトガルはネット社会では有りません。日本人のように全て調べて完璧に用意を進めていくという民度ではないのです。一枚の書類を出すだけならメールかホームページでこれこれの書類を用意してくださいと書いてあれば、日本では1回で全て終わります。ポルトガルは呼び出されて「何を用意していけば良いですか」と聞くと、「会ったときに話す」と言われ、苦労して時間を作って会いに行くと「この書類をを書いて次回持ってきて」と言われます。次回持って行ったときにはただ受け取るだけで、再度の書類提出に同じ事を繰り返します。日本で10分で終わることでも、ポルトガルでは運が良くても一ヶ月かかります。
こういうことが嫌であれば、ポルトガルへの移住はお勧めしません。
つまり、フローとかそういう価値観は持ち合わせない国なのです。
日本人的に言えば、とにかく根気よく諦めないで続ければだんだん近づいていく・・・と言う国です。
そういう意味で本音を言えば、マサユキさんには合わない国かも知れませんが、それでもポルトガルに移住するのであれば、根気と根性で頑張ってください。
ポルトガルは移住希望者が多く、今世界で移住したい人気国No.1です。ポルトガルのSEFはAIMAに代わり、ビザ待ちの方が多くてパンク状態です。時間もかかりますし、何年も待ってる人も多いです。ヨーロッパ諸国どこでもそうですが、国民の感情も移住者を拒絶する方向に動いています。「根性」で頑張るしか有りません。くれぐれも簡単な方法に走り詐欺師に餌をまくようなことは避けてください。
根性があれば必ずビザは出ます。根性がなければその後の移住生活も上手くいきません。
2024年7月31日 8時37分
この回答への評価
加藤様
回答ありがとうございます。
VISA取得まで何度か大使館へ出向かなければいけない事、時間もかかる旨、承知しました。
また、マニュアルに沿った一元化されたフローや手続きも無いようですね…。
日本人の感覚では、一度に全書類を提出して、大使館の返事を待ち、場合によっては追加書類や訂正をして行くという手続きと想像していましたが…。
まずはEーvisaをオンラインで必要書類を登録申請して、大使館の返事を待つ事とします。
お忙しい中、ありがとうございました。
2024年8月1日 5時18分
追記
そうですね。
一元化されたフローと言えば日本では聞こえが良いかも知れませんが、そういうコンビニのアルバイト採用マニュアルとは次元が違うんです。
実際にビザって、欲しい人の中で条件に合う人には全員に出すというモノでは無いというのが、ビザの本質だと思います。
ビザを欲しい人の中から、ポルトガルに来て欲しい人が最優先。次はポルトガルに行かせたらポルトガルに有益な人となる可能性が高い人。その後はただ行きたいと言ってる人でポルトガルにとってはどうでもいい方。となりますから、ビザを急いで出す必要性って皆無なんですよ。むしろ出さない方が良いケースが多いんです。更に今、ポルトガルの国民はこうした多くの移住者たちに生活を脅かされています。
その方の人間性をしっかり見てからビザを出すという方が、大使館としてはきちんとした仕事だと言えるでしょう。
多くの方が、自分はビザを貰える条件をクリアできるから、申請したら直ぐに出してよ。というように、自分の都合で考えて居ます。もう1年半待ってるのに・・・とか。しかし、ビザの本質はポルトガルに有益な方をポルトガルに招き寄せると言うことに有るわけで、この事はこの手続きにおいても、そして移住後も絶対に忘れてはいけないことだと思っています。日本人だけではないと思いますが、私の所には日本人からの相談が多く届きます。その多くの方がこの部分を勘違いしているんです。
マニュアル化された一元化したフローや手続きがあると思って居た・・・というところで、ポルトガルという国に関してもビザの本質に関しても、再度ご認識をしていただけば、こうした物事が理解しやすくなると思います。
2024年8月1日 7時31分
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