D2ビザ ポルトガル到着後
hikaru31さん
こんにちは。現在D2ビザ取得の為に必要な情報を収集しています。
申請する前に疑問がいくつか浮かんできました。
まず日本でD2ビザを申請、そして4ヶ月滞在できる在留ビザを取得しますよね。(パスポートにビザを貼ってもらって返ってくるという情報を見ました)
そこで質問なのですが、
大使館とのアポイントの日に手続きに必要な書類を揃えて持っていく、その中にパスポートがあると思うのですが、その時点でパスポートを提出してビザを受理するまでパスポートは預けたままという事になってしまうのでしょうか?
そして日本でビザ取得後、多くの場合1-2ヶ月後にポルトガルに到着し、NIFの取得や銀行口座の開設、各種証明等の必要条件を済まし、SEFとの面談を経てWork permitとResidence permitを出してもらった後に初めて事業をスタートすることになると認識しております。このSEFとのやりとりにかなり時間を要すケースが多いとの情報を多く見ます。2ヶ月から1年以上もあるとか。どこのSEFに行くかによって大きく変わるそうですね。
そこで更に質問なのですが、
この待っている期間に自分の事業の準備を進めることはできると思うのですが、現地でのアルバイトなどは合法的に許可されているのでしょうか?
長期に渡るSEFとの手続きが済むまでは原則ポルトガル国内から出られないという話を多く見ますが、どういった理由からなのでしょうか?3ヶ月を超えてSEFに通う事になる為ポルトガルから動けなくなるという事でしょうか。
国から出ることもできずにひたすら待っているという方々のよく投稿を見かけます。不労所得が無くリモートワークでない場合、ビザと事業の為の経費そして家賃と生活費で散財する一方というのは不安であり、厳しい環境のように思えます。
自分は飲食店開業を目指している為、事業を立ち上げてからでなければ収入が見込めないのです。
もしご回答いただける方いらっしゃいましたら感謝致します。宜しくお願いいたします。
2024年4月13日 12時46分
ぺんぎんさんの回答
これは、移住したい人と移住させる人の立場があることなので、白か黒かハッキリさせる問題ではないんですね。
ハッキリさせるのであれば、全部白でやらなければならない。
ただ、実際には、大使館も、現地も、何度も行って確認する、軌道修正するなどが必要だと考えてください。例えば、最初は日本で大使館からビザを出して貰うわけですが、4ヶ月の滞在許可なのですが、1年分とか2年分の貯金の証明が必要ですよね。
正しいのはどれかと言えば、これが正しいのですよ。
パスポートは預けたままになるのが、通常ですが渡航の予定を説明すれば、状況によっては返してくれます。
渡航後、4ヶ月の間にビザの期間更新手続きを始めますが、その間には基本的にはそこから動くことはできません。パスポートもビザも持っていないからです。ただし、現在ビザの更新手続き中であるという書類はお願いすれば出ます。これでEU圏内であれば、強行して行くことは可能です。お勧めするモノではありませんが。
最初の4ヶ月でアルバイトという話ですが、合法的にということを前提に言えば、厳密にはビザの種類によりますが、合法とは言えないことも出てきますよね。ただし、実際にはビザが出ているので、見逃してくれる程度だと思いますよ。
しかし、この4ヶ月は準備に奔走する期間ですから、アルバイトよりも事業のための準備を頑張ってください。
そもそも、アルバイトってそんなに給料でないんですよ。住む場所によりますけど、アパートの家賃がアルバイトの給料ふたり分くらいですからね。
こうして、見ていくと、恐らくまだ何も行動を起こしてない段階で、頭の中であれこれと考え、色々な情報をネットで見ているということではないでしょうか?
ビザとかポルトガルとか、そういう情報だけではなく、実際に自分で直接に相談して、パスポート返してくれないと困るんですけど・・・って言ってみたり、いくらの貯金が必要なのか聞いてみたり・・・。実際に自分の足で確認して、自分で直接聞いて行動することが非常に大切です。
そして全てはケースバイケースで、熱意が直接に伝われば、更にこの人をポルトガルに行かせることによってポルトガルに利益がもたらせる可能性があると相手が感じれば、色々と協力して貰えるモノです。特にポルトガルは条件とか規則とかよりも熱意が最重要視されます。
どうぞ、ご自身で積極的に動いてみてください。私自身も最初は「そんなことは前例が無いから絶対無理」と言われましたが、最終的には大使から「私はアナタをポルトガルに行かせてあげたい」と言われるようになり、ビザを獲得できるようになりました。
また、ネットの情報に頼る方の問題として、「詐欺師に騙されやすい」という事があります。ネットの情報を全て信じて、自分で動かずに簡単に済ませようとする人は、多くの人が詐欺師の餌食になります。
どうぞ、「全て自分自身で道を切り拓いていく」という行動で成功させてください。
ビザが出て、渡航してからも詐欺師(日本人の詐欺師は最悪です)にはご注意ください。
詐欺師に捕まって幸せな移住に成功することはありません。
アルバイトを紹介するとか、アパートの契約をしてあげるとか、店舗に良い場所を探してあげるとか、・・・こういうことを全て自分でやっていく4ヶ月間だと考えた方が良いです。むしろ4ヶ月では足りないでしょう。
私も同じような道を通ってきましたが、本音を言えば、移住して2年くらい現地のことをきちんと把握してから(例えば現地の人の好み・値段設定・場所など)、開店させるというくらいの気持ちで取り組んだ方が、良いくらいです。
因みに、私の場合は渡航費用とか生活費とかを別にして、店舗の開店と言うことだけで、3,000万くらいの損出を出しました。そしてそこの店は一度も稼働することなく諦めて閉店しました。
私の場合は日本人の詐欺師ではありませんが、現地に行って直ぐに開店したいと焦ると、こういうことに成るという例として、示しておきます。
日本人に騙された人などは、精神病になってしまった人も、全てを失なってしまった人も目にしています。
気をつけてください。
2024年4月13日 20時10分
この回答への評価
お返事ありがとうございます。
なるほど、パスポートは事情次第で返ってくることもあるのですね。
現地では年単位の待ち時間の前例があるようなので実際働くか別として、バイトがOKかOKでないか確認したかった次第であります。
現在、頭の中で考えているだけといっても過言ではありませんが、今後の行動のヒントになっていますので皆さんのご意見やインターネットの情報には感謝しています。必要だと思う部分を大いに参考にさせてもらっています。
どの状況下においても詐欺師に騙される可能性は否定できないので気を引き締めてやっていきたいと思います。
3000万くらい準備に支出して始動せずですか、そういうケースの存在を知れたので質問をした甲斐があったというものです。時間をかけるべき所には時間をかけ、急ぎつつも焦りは禁物と心がけるようにします。
飲食店経営ということで店舗探しといいますか、相場の調査にidealistaを使っていますが、地域によって差はあれど、家賃よりもTrespasseの高さに気圧されております。リスク無しに成功などそう都合よく行きませんね。
大失敗を避ける、全て自分でやっていくくらいの行動力、先人の助言、上手くバランスを取ってやっていきたいと思います。
ハードルは依然として高いですが、行動あるのみだと思いますので頑張ります。
ご忠告、ご助言いただきありがとうございました!
2024年4月13日 21時43分
追記
実際には、店の環境って、中心部からどれくらい離れているかとか、人通りがどうかとか、近所の相場がどうとか、こういうことも勿論無関係ではないのですけど、・・・。
良くあるケースとして、例えば、人通りは多いのだけれど、中学生・高校生ばかりで、彼らが10人くらい来ても、一番安いモノを5人分しか注文しないで3時間居座るし、他の大人の客は入りづらくなるし、その場所では安いものしか売れない。とか、家賃は比較的安くて地元の庶民は知ってる場所なんだけど、庶民には外食は無理なのでコーヒーしか出ない。とか・・・。ターゲットを地元で活躍するビジネスマンに絞るのであれば、そういう所の店舗は高い事は当然ですよね。
本当にそこの人がどう動いてるのか、お金を落とす人はその場所に寄るのか。ということまで調査する必要があります。当然私もそういうことは自分で散々しましたが、それでもその先にも大きなハードルが沢山あります。簡単に上手くいくタイミングとか場所とかもありますが、そうではない場所というのも結構あって、また他の条件は完璧でも大きさとか家賃が合わないとか・・・本当に色々です。
それから、日本のように短時間で物事が進みません。時間が10倍かかると言っても、それでも先に進めばまだマシと言うくらいだと思います。私も誰かに騙されたと言う訳ではなく、こうして市の中心地の良い場所の家賃を使っても居ないのに1年以上にわたり払い続けなくてはならなかったと言う状況で、このまま行っても上手くいかない。と言う決断をしました。
お金では何でも解決できるわけではありませんが、お金も結構必要になります。
まずは下見で、気に入る街があるかどうか、これを実際に見ていくことから始められると良いですよ。いずれにしてもビザの申請には、居住場所などの契約書も必要です。
気に入るところがあったら、住む場所は契約して(旅行中なので仮契約にします。一ヶ月後までに帰って日本から送金すれば契約。その時点までに払わなければ解除。と言う契約を結べば良いんです。)帰ってくれば良いのです。私も最初の下見の一週間で契約と並行してNIF・銀行口座を作りました。これには時間はかかりません。見つかるかどうかに一週間のうち5日、事務手続きは弁護士に頼み1日でやって貰います。後の一日は観光くらいのスケジュールで押し切りました。
大使館も最初は行動力その後事務的な書類制作です。並行して行動しましょう。ビザなど人によってはこういう事務仕事が苦手な人も居ますが、やってみて苦手だったら、移住は向いていません。なぜなら外国で同じようなことを何度も何度もやらなければいけないのですから。
必ず、事務仕事と実際の行動力の両方にかなりのアドレナリンを出して取り組む必要があります。
頑張ってください。
2024年4月14日 0時17分
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