パリのおすすめの中学校
いちご大福さん
はじめまして。
中学生の子供を連れて2年間ほどフリーVISAでパリでの滞在を考えております。
子供の学校について、質問させてください。
フランス語を話せませんが、現地校にチャレンジしたいとかんか゛えております。
検索で16区のリセ・ジャン・ド・ラ・フォンテーヌという学校は日本語を話せる先生が多くいると書いてありましたが、入学をスムーズに進めるにはどうしたら良いか(学区に住めば良いのか/手続き)または、ロコの皆様のおすすめ校や入学前の語学学校など、別の観点でアドバイスありましたら是非いただきたいです。
2024年1月13日 16時2分
ラヴィア パリさんの回答
こんにちは、私はパリ在住のラヴィアパリと申します。
ロコタビでは「お子様のパリでの学校選び」のコンサルテーションをしています。
本格的なアドバイス(手続きや翻訳、書類作成)は有料で行っていますが、本日は簡易的なアドバイスのみをさせていただきます。
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌは現地の日仏の子供達の間では受験の難関校として有名ですが、日本からの受験ですと特別枠となり有利に入学できるはずです。この学校は日本と同じスピードで国語(日本語)を教えていますので、2年間という限定された滞在でその後日本への帰国が決まっている場合は良い選択肢だと思います。授業料は、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校は公立ですので日本セクションを選択しても授業料は微々たるものです(2024年現在は確認しないとわかりません)。学区は日本からの受験の場合は学区を超えての越境通学が許されるかもしれませんが(以前そのような例があったので)、念のため学校のある16区に住んだ方が良いと思います。16区はパリでは高級住宅地で日本人をはじめとする外国人が多く住んでいます。治安も良く、また、学校の近くにはカルフールという大きなスーパーマーケットももあり便利ですよ。
また、別の観点からも少しアドバイスさせていただきます。2年間を利用して外国語に当てることも可能ではありますが、外国語の習得は2年でできるものではなく継続が必要です。2年後日本に帰国されてからも継続して勉強させることが容易な「英語」を選択される道もあるかと思います。実際に転勤の多い駐在員家庭のご子息はフランスでも英語のみの教育が受けられるインターナショナル校に通われている子も多いです。ISP(International School of Paris)は通常のフランス語以外の科目は100%英語で授業が行われ、その上で日本語セクションを選択すればIB(インターナショナルバカロレア)の日本語教育プログラムが受けられます。費用はかなり高額ではありますが、将来フランス以外の外国にお住いの可能性がある場合はIBを活用した日本の大学受験なども視野に入れられます。
もちろんジャン・ド・ラ・フォンテーヌでフランス語を2年間みっちりでも中学生ならかなりの発達を遂げるでしょう(英語の授業も公立はフランス語で行われるはずです)。日本でも是非続けられるのが理想ですが、その後お子様が第一外国語を英語にシフトしたとしてもフランス語の能力を活用されて英語のスムーズな発達も見込めると思います。
お子様の将来が楽しみですね!
2024年1月13日 18時36分
この回答への評価
ラヴィア パリさま
お忙しい中、専門的なアドバイスをいただき、誠にありがとうございます。帰国後のことまでお考えくださり、とても勉強になり、また、前向きなご意見に励まされました。
ご相談にものっていただけるとのこと、承知しました。すごくお詳しいですね。
取り急ぎ、お礼まで。
2024年1月13日 22時52分
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