１か月前に移民局で観光ビザの更新をしてきました。アルゼンチンでは入国してから最初の90日が終わる前に移民局に行けば、観光ビザの更新（prórroga de residencia）ができます。移民局で更新ができるのはこの最初の1度だけなので、次の更新の際には国外に出る必要があります。

水曜日の11時半頃に行ったところ、待ち時間もほとんどなく、40分ほどですべての手続きが完了しました。私はスペイン語ができないのですが、英語ができる職員を捕まえて番号札を確保してもらい、該当する窓口で手続きをしました。

申請書はありませんが、窓口で住所を聞かれます。それ以外は何も聞かれませんでした。パスポートのコピー（写真があるページとアルゼンチンの入国許可スタンプのページ）を念のため持参して、窓口で渡しました。窓口で係員が情報を入力するのに時間がかかりますが、それが終わると移民局内の別の建物に料金を支払いに行くよう言われます。2018年1月下旬の時点では900ペソでした。この金額は不定期に上がっていくので、事前に確認することをお勧めします。

支払い済みのレシートを窓口に提出すると、別の窓口で指紋採取があります。これが終わってから少し待ち時間があって、パスポートが手元に戻ってきます。これで完了です。

最初の90日が終わる1週間ほど前に申請に行きましたが、延長された期間は、最初の90日の終了日以降から数えて90日でした。つまり、最初に入国した日から180日の期間になったということです。申請日から90日延長かと思っていたのですが、入国日が起算日だったので、よかったです。

質問の内容からずれた回答かもしれませんが、移民局での滞在許可延長について、ネットでもほとんど情報がないうえ、あってもあまりに情報が古いので、これからアルゼンチンに観光ビザで長期滞在を考えている方の参考になればと思い、こちらに回答させていただきました。

ただ、今日OKのことが明日NGになったり、担当職員によって対応が違うのが当たり前の国なので、あくまで一例（所要時間が短かったラッキーな事例のひとつ）とお考え下さい。

パートナーに伴って去年から今年、半年ほど滞在しましたが、正直なところ治安はかなり悪いです。アメリカ人の男性でさえ、人気のないところには昼間でも行かないと言っているほどです。彼の知り合いのアルゼンチン人の弁護士は「用がなければ、パレルモから出ないようにしてる。危ないから」と公言していました。私はそのパレルモに住んでたので、比較的安全でしたが、夜、日が暮れてから一人で外出したことは一度だけしかありません。それ以外は夜は必ずパートナーと2人で行動していました。昼夜かかわらず、一人よりは二人のほうが絶対的に安心です。カメラは首から下げるのはやめたほうがいいと思います。私はスマホの使い過ぎもやめたほうがいいと何度も注意されたので、公共交通機関では必要がない限り、バッグに閉まっていました。観光地に行っても、写真1枚とか2枚撮って退散していました。なぜなら、何か盗難されても、警察はあてにならないからです。警官の数は多いですが、みんなスマホをいじっていたりして、仕事はしてるように見えなかったです。今はペソの価値が暴落しているので、さらに治安は悪化しているのではないかと思います。一番いい方法は現地の中国人のように見えるようにすることです。日本人とわかると狙われやすくなります。また、絶対に人を信用しない。これもある程度大事です。おつりのごまかし、売値のごまかしなど、悪気があってやっているのか、とぼけているのかよくわからないのですが、とにかくペテンだらけです。気を付けるくらい気を付けて十分だと思います。あとは、常に毅然とした態度をとってください。おつりが足りなかったら必ず言う。厳しい表情で訴える。笑ってる場合じゃない！っていうのがアルゼンチンなので。ガイドを付けるなら、できれば東洋人よりも現地人に近い人のほうがいいかと思います。東洋人2人は思いのほか目立ちますので。
怖がらせるようなことを書いてしまいましたが、世界何か国も旅をしていて、アルゼンチンは治安がかなり悪い部類に入りますので、絶対に気を抜かないでください。何か起こった後では遅いですし、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。私は気を付けすぎるくらい気を付けていたので、半年近い滞在で身の危険を感じることは一切なかったです。ラッキーでした。

アメリカの電話番号だけで世界中旅していますが、Uberにはアルゼンチンで登録して問題なく使い、東京でも問題なく使い、ここ台北でも問題なく使えました。特に現地の電話番号がなくても、アプリダウンロード時には認証番号が必要ですが、それ以外で現地の電話番号が必要だったことはありません。

シンガポールではGrabを使いましたが、ドライバーと上手く落ち合えなかったときに、Grabのアプリの電話を使って会話しました。確かシンガポールとタイはUber締め出されたと思います。タイもGrabしか使えません。

台北のUberの問題は台数が少ないことです。確か一度締め出しがあって現地のタクシー会社と協力するということで復活したと思うのですが、そのわりに台数が少なく、なかなか捕まらなかったりします。そのおかげで、Uber Blackに無料でアップグレードとかもあります。