ストラスブールでブロカントをみたい

どの程度のお品を想定されているのかわかりませんので、適切なお答えになるかどうかわかりませんが、ご参考までに。

残念ですが、本格的なコレクターには、ストラスブールはあまり選択肢がないと思っています。総合的に、欧州の中でもとてもいい街だと思いますが、アンティーク・ハントにはちょっと残念。
そのなかでは、時代絵画であれば、大聖堂からみて北側から東に向けて延びる商店の並びに、面白い作品をウィンドウに飾っているお店も見つけられると思いますが、絵画コレクターでない、ちょっと遊びに、という方には不適です。
いろんなものを掘り出したいというのであれば、大聖堂から見て東南方向の角にある、Antiquités Richard なら見ごたえがあると思います。ロアン宮殿の南の川沿い方向のにある橋の手前です。教会関連のものやシャンデリア、家具など、比較的大物に、簡単には手に入り難いものがあります。小物は、丁寧な細工のものがキャビネットに並んでいます。あるいはごたごたの中から掘り出してみるか。こちらのお店も、数千円ぐらいでお土産や記念品程度のもので遊びたいと、いう方には向きませんが、日頃骨董店に行きつけの方であればそこそこ楽しめると思います。
また、金曜日ではないのですが、土曜と水曜に、ストラスブール市立歴史博物館Musée historique de la ville de Strasbourg の横の通りから向かいの広場で、朝の7時から露天市があります。コレクターから見れば、ほとんど見る価値のない、悪く言えばゴミを並べているようなお店もあるのですが、日によっては、ちょっとおもしろいものを持ってくる人がいるときもあり、結構安く手に入るので、出会いの運を狙ってみるにはいいと思います。

アンティーク・ショッピングというのは、お金と時間を相当無駄にする遊びですが、そのような経験をされてきたお仲間であれば、そんな感じです。
稀覯書であれば、とてもいいお店がありますよ。もしその場合は、あらためてお知らせください。ご紹介します。

記念品程度の遊びのご経験、というのであれば、土・水になりますが、上記の露天市がよろしいかと思います。

ご経験・目的によって、とても幅のあることですので、不適切なご案内になったかもしれませんが、その場合はどうぞご容赦ください。

2018年10月26日 7時49分