ゆうこさん

列車の種類の変更による座席変更について

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ゆうこさん

今月、フランスに行くようにしていまして、ツアーにはパリが入っていないのでストラスブールでの自由行動の日に日帰りでパリを計画しています。
列車もSNCFで往復座席指定も取ったのですが、先週、往復とも二通メールがきまして
"電車の種類が変わったため座席番号が変わります。
ホームに係員がいますので新しいシート番号をお尋ねください"
とのメールがきました。
はたして自分で出来るのだろうかとフランス語も全く出来ないのでどうしようかとハラハラしているところですが、こういう事をご経験のある方はいらっしゃいますでしょうか?

2018年10月12日 15時3分

juniさんの回答

ストラスブール在住のロコ、juniさん

ヨーロッパの列車会社ではよくあります。乗車している最中に直通のはずが乗り換えになる、などという場合だと、不慣れな現地語アナウンスでの知らない駅でのホーム探しなど大変なのですが、今回の、最初から列車が変わってしまう場合は、そう、大変でもないと思います。
確実を期すために、注意点をお書きします:

・ホームの駅員は数多くはありません。きっと、みんなが同じことを聞いていますので、お早めに。
・駅員は、英語を解さない人も少なくありません。しかし、状況は同じと思いますから、チケット(予約票:多分pdfをお持ちと思いますが)の印刷したものを見せて、英語でも日本語でも、聞いてみれば用件は伝わり、答えてくれます。
・車両番号と座席番号を聞くのに、外国語の数のヒアリングはわかりにくいでしょうから、何度か確かめる、あるいはペンを持って行って、チケットの紙に書いてもらう、ぐらいしたほうが確実ですね。
・しかし、ともかくどれかの車両に乗ってみて、空いている席に座ってから、回ってくる車掌に誘導してもらっても問題ないと思います。
・もともとの番号に合わせて乗ってしまって、それから対処でも、大丈夫だと思います。(チケットなし乗車や乗越には、罰金など厳しいですが、このようなことには親切です)

次に一般的事項について:
・ストラスブールの駅は、ホームまで何のゲート(チケットチェックや係員)もありません。まず、駅に着かれたら、Departure/Départ(Arrival/arrivéeではなくて)の電光掲示を見て、自分の列車のホームを確かめます。
表示は一番左が出発時間、それから、列車番号、行き先(最終到着地)、ホーム、といった順です。
時間が早すぎるときは、一番右に表示されるホームが、まだ出ていないかもしれませんが、しばらく待てば表示されます。
・ホームのほうに歩いて行って(建物の奥側で、みんなそちらに行きますからわかります)、該当のところを見つけたら、階段を上がります。ホームの番号は、階段のところに書いてあります。一つのホームが複数の番号で使われていますので、順番通りでないことに注意してください。
パリ行きTGVは、たぶん最初の方(手前)じゃないかと思いますが、このホームを間違えないことが肝です。
・ホームについてから、注意が必要です。列車が長く、該当車両まで、ホームの上を相当に歩かないといけない場合があります。その時間を見て、早めに着いておくほうがいいと思います。
・座席は、Coach(車両番号)-seat(座席番号)となりますが、その車両までとにかく行かなくてはなりません。一般には、ホームの電光掲示に、車両の並び(番号)と、ホーム上に設置された、アルファベット掲示板の対応表があって、それを頼りに、おおよその場所(アルファベット掲示)へ向かいます。
今回はそれが換わっているわけですから、駅員に確かめて、おおよそ指差ししてくれた方へ向かうことになります。
車両についた電光掲示の番号はわかりにくいですが、ともかく順番になっているので、検討がつくと思います。
・発車時刻になると、ホームを歩いている人がいても、出発してしまいますので、時間が来たら、迷ってしまっていても、ともかく乗ってしまってから、としたほうがいいと思います。

以上、くどいように書き、恐縮ですが、
基本は、ともかく、行き先が正しい列車に乗ってしまえば、後はその場の対応でもOKと思います。(列車の番号Train Numberとホームとを電光掲示で確認してください)

パリもこの季節、セーヌ沿いを歩くだけでも美しいと思います。ぜひ楽しまれますように。
ストラスブールからは距離がありますから、日帰りだと往復に結構時間がとられますので、特に帰りの時間にご注意ください。東駅になると思いますが、大きいので。
また、ストラスブールは夜でも何の心配もない安全な街ですが、パリでは、どちらに行かれるか分かりませんが、東駅まで地下鉄で戻る過程など、場所によってはご注意を。ネットで異様なまでに犯罪喚起している人たちはどうかと思いますが、生活行動の基本ルールが違う外国では、犯罪に合うより、自分の勘違いで困ってしまうことはあると思います。
それでも、そんな困ったことや小さな冒険も、旅の楽しみだと思います。
良い旅を。

2018年10月12日 19時24分

この回答への評価

ゆうこさん
★★★★★

お忙しいところ、こんなにもご丁寧に細やかなご説明をしていただきまして、本当にありがとうございます。
ハラハラ、ドキドキしていましたが、こんなにも詳しくまた、分かり易く(現地を想像しています)教えて頂き、よし!やってみよう!と前向きになれました。
ご助言の通り、
自分の乗る列車のホームを電光掲示板で確認すること。
ペンとメモを携帯しながら駅員さんに尋ねること。
列車が長いので早めにホームへ着き、行き先の列車を間違えないように時間がきたらとりあえず乗ること。
帰りの東駅は大きいので早めに到着しておくこと。

''困ったことや小さな冒険も旅の楽しみだと思い楽しむこと''は私の背中を押してくれる金言です。
全てのことを楽しみたいと思います。
本当にありがとうございました。

2018年10月12日 19時53分

追記

ストラスブール在住のロコ、juniさん

おせっかいが過ぎるとは思いますが…
ひょっとしたらお役に立てるかもと思い:

ヨーロッパの生活では思いのほか、交通機関のwebサービスが役に立ちます。日本より発達していて便利だと感じています。
フランス国鉄SNCFだと、SNCFというその名の通りの、経路案内アプリ、またOUI.sncfというチケットの購入管理(今回のような変更のお知らせ等も)アプリが便利です。
また、パリの中を移動するときは、パリ専用の経路・乗換案内のRATPなど。
また、日本語にも対応して、いろんな街で使えるMoovitという同じく経路案内アプリも役に立ちます。
googlemapと組み合わせて使うといいと思います。
それでも、知らない町の通りでバス停などを見つけるのは、アプリの地図からだけだと、GPS連携もそれほど正確ではないので、停留所を間違えてしまうなど、結構難しいので、しばらく生活するような慣れは必要ですが。
とはいえ旅行者にとっては、大変力強い支えになると思います。
逆に言えば、ネット接続されているスマートフォン、あったほうが便利です。
スマートフォンをヨーロッパで使用するには、日本のキャリアの海外ローミングもかつての非常識な金額ではなくなりましたが、現地SIMを使う方がずっと安上がりです。EUは(スイスには制限ありますが)、各国業者を越えてローミングフリーなので、実際のところは、中でもとても安価に提供している英国の会社のsimを、日本のamazonで買っておいて、飛行機がヨーロッパに着くころに入れ替えて準備、というのが良いと思います。amazonを通じた代行業者の、2-3000円のプリペイドsimで、実際のところ1-3か月使える容量がありますので、旅行には十分すぎると思います。もし間違った使い方をしても、プリペイドなので、買った金額以上のリスクはありません。
英国のThreeかEEのもの、短期旅行でしたらどちらのものでも契約容量が余りますので、どちらでも、役に立つかと思います。
それともう一点(しつこいですね、ごめんなさい)、フランスはUber(ネット型タクシー配車サービス)が使えます。EU内では使えない国も多いですが。一般タクシーより安価で、地下鉄・バスのむずかしさがなく、料金はネット決済・先払いで公正なので、いざ道に迷って時間が心配、というときにも解決法の一つにはなります。スマートフォンにアプリを入れて、目的地を指定すれば、料金が表示され、OKなら近くにいる車(画面の地図に出ます)を手配してくれるサービスです。

余分なことを申し上げ、失礼しました。
お役に立つ場面あれば幸いです。

2018年10月12日 21時23分

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