ポルトガルD7ビザ申請時の滞在先証明について
sato_さん
D7ビザで、家族でのリスボン移住を計画しています。領事部から、ビザ申請時にポルトガルでの滞在先を証明する書類の提出が必要と言われています。
移住できるかまだ不確定な状態で、数ヶ月分のホテルなどを押さえておく、というのはリスクが高いように思うのですが、そういうものなのでしょうか?
D7で渡航後に、現地での滞在許可証取得の為に不動産の契約書が必要という情報は出てくるのですが、D7申請時の滞在先の証明に関しては情報が見つからず困っています。
もしご経験もしくは情報をお持ちの方いらっしゃいましたら教えて下さい。よろしくお願いします。
2021年9月30日 22時27分
massaさんの回答
こんにちは、はじめまして。
先週もSATOさんと全く同じ要件の方に私はポルトガルの現状をお伝えしました。
私のここに来てからの経験からの私見ではありますが、結論を先に。
ご家族とご一緒という事ですが、現在揃えている書類を持ってポルトガルに来る
ご自身の条件が揃い次第来てしまうべきです。
少々私事を、
私は去年の8月に、5年間住んだメキシコから LA~Tokyo~Paris~Lisboaと半年がかりでたどり着きました。
私は当初ポルトガルのゴールデンビザの不動産購入で永住しようとメキシコ時にポルトガルの
エージェントとやりとりしながら準備していました。
しかしCOVIDを屁理屈に使い一向に進展していきませんでした。
そしてPTGV向けの不動産価格の信憑性の無い価格に不信が積もり、
「どうせ商売をするのだから、直接行って確かめよう」
正解でした。
私も住むために、永住するためにPTGVへの投資は割りが合わないと判断して、現在はD7の取得プロセス中です。
しかし、ここからが本題です。
弁護士とともに全てを用意して申請後、納税者番号取得に3ヶ月、「現在では一週間ほどです」
ソーシャルセキュリティー番号取得には8ヶ月かかりました。
しかも一番重要な移民局でのインタビューは、一体いつになるのかさえわかりません。
就労ビザ、PTGVでさえも1~2年インタビューのメールを待っている人達が大勢います、、、、、
ここに旅行者ビザで来てしまってから申請をしてあとは待つだけです。
申請してしまえばシェンゲン協定の3ヶ月間については心配ありません、
かく言う私の旅行者ビザは去年の11月で切れています。
通常の旅行者も現在はCOVIDを理由に年末まで滞在可能になっています。
p.s
かのラテン文化メキシコの行政よりもさらにルーズでいい加減です。
待っている間の消費を減らすためには来たもの勝ちです。
更に、警視庁の渡航証明はお忘れなく。
免許証の更新期限の確認を。
先週日本大使館からのメールで、COVID理由で海外渡航者の免許証は海外から更新できるように
なりました、そして全ての渡航者は5年更新になりました。
2021年10月1日 2時30分
この回答への評価
丁寧なご回答ありがとうございます。まずは観光ビザで現地入りする、というのは考えていませんでした。確かに物事の進み方がゆっくりしていそうですもんね・・・
D7での渡航許可を経ないと現地で滞在許可申請ができないものかと思いこんでいましたが、もっと柔軟に考えた方が良さそうですね。大変参考になります。ありがとうございます。
2021年10月1日 14時32分
追記
どういたしまして、こちらこそ。
追記にポルトガルの人々について。
ポルトガル人は基本的に我々日本人と結構似ている部分がある民族です。
"Pessimistic" です。
特にリスボン県近郊エリアは中華、インド、ブラジル、アフリカからの移民が多く、
一応大都市なので、、、、人々はいそいそと視線をあわさず排他的な部分があります。
レストランやショッピングへ出てもスタッフの対応には口を開けてしまうシーンが多いです。
10年ほど前から政府はツーリズムとPTGVで経済と雇用を活性化することを推進していますが、サービスビジネスを観るとまだまだ発展途上です。
ポルトを中心とした北ポルトガル地方に行くと、
人々はもっとゆったりとしていて寛容で親切です。
ツーリズムのための景観の整備にももっと資金が投入されていることも観て感じることができます。
私見ですが、移住した日本人も多分、北の方が中部や南よりも多いのでは無いかと思います。
2021年10月1日 19時53分
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