ニースのホテル、又はシャンブルドット
Yokoさん
はじめまして。
ニースかヴィルフランシュシュルメールでホテルまたはシャンブルドットを探しています。予算は3泊、4人で9万円以内というところです。時季は9月中旬です。
1泊目は夜着になると思うので、正味2日間の観光になります。
エズ、ニース市場や城跡公園、モナコ、マントンなどを電車、バス、トラムで周る予定です。
ヴィルフランシュシュルメールのホテルだと不便でしょうか。治安、周りの雰囲気、駅までのアクセスなど、ニースも含めどのエリアがよいのかお教えいただきたく存じます。
設備の豪華なリゾートホテルというより、フランスらしい雰囲気、できれば部屋から眺望もあるホテルかシャンブルドットを教えていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2019年4月30日 6時51分
南仏ニースYKさんの回答
こんにちは。
ヴィルフランシュシュルメールのホテルだと、ジャンコクトーが滞在していた海の目の前の
Welcomeホテルが有名ですね。私は泊まったことはないのですが評判はとても良いです。
というのも、ニースですと海沿いでも目の前は交通量の多い道路なので、車が景観の邪魔をするのですが
ヴィルフランシュシュルメールは海の近くに交通量の多い道はありませんし、
とても静かな元・港町でこじんまりとしていて、ゆっくりとコートダジュールらしく過ごせます。
シャンブルドットは存じないので、ご紹介することができないのですが、マントンの海沿いのホテル
も何軒かありまして、お客様をお迎えに庭先へ伺ったことがあるのですが、とても素敵でした。
でも、マントンからニースまでは電車で30分はかかりますので、2日間しかない観光日数でしたら
やはり、ヴィルフランシュシュルメールかニースのホテルが一番移動しやすいと思います。
エズ、ニース市場や城跡公園、モナコ、マントンなどを電車、バス、トラムで周るご予定とのことで、
エズとモナコはとても近いのでバスで行き来できますので、同日の方が宜しいかと思われます。
ニースもマントンも1日もしくは半日で十分、見て回れますので同日に電車で移動されてはいかがでしょうか?
ヴィルフランシュシュルメールもとても綺麗で素敵な街ですので、2時間ほど観光の時間を作ってもらえれば
満喫できるかと思います。元・要塞の跡などに無料の小さな美術館・博物館もいくつかございます。
ジャンコクトーの絵がある教会もありますし、旧市街の壁にジャンコクトーの描いた絵も残っております。
エズはとっても小さな村なので、おそらく展望が美しい庭園と村中の散策だけで2時間で周れると思います。
ニースのホテルを検討されているようでしたら駅付近は夜の治安がよくありませんので避けて下さい。
マセナ広場から海沿いにかけてのホテルが安全で眺めも良いです。が、ニースの海沿いには豪華なリゾートホテル
が立ち並んでおります。シャンブルドットはどこも基本的に田舎か郊外にありますので交通の便が悪くなるかもしれません。
南仏は電車の本数が少ないので出発前にSNCFという国鉄のサイトで時刻を調べておいた方が時間のロスが少なくなります。
トラムは割と本数がありますが、トラムで行ける場所は限られております。
市内循環バスは本数が多い路線もありますが、例えばニースからエズいきなどの距離がある路線は本数が少ないです。
ぜひ事前に下記のバスのサイトで行きたい場所へのアクセス方法と時間を調べてから、お出かけ下さい。
https://www.lignesdazur.com/
それから、アジア人を狙ったプロのスリが毎日のようにニース近辺で多発しておりますので、
ニースの空港・電車・バス・トラム・スーパーの出入り口など、道端でも十分にお気を付け下さい。財布とi phoneを狙われます。
ショルダーバックなど体の前に下げるようにして常に貴重品からは目を離さず、必ずファースナーなどで閉められるカバンをお持ち下さい。
素敵な南仏滞在になると良いですね!(^^)/
滞在スケジュールなど詳細を事前に決めておきたい場合やレストランの選択など、
いつでも【事前相談サービス】にてご相談にのることができますので気軽にご依頼ください。
2019年4月30日 16時52分
この回答への評価
YKさま。大変詳しくご回答くださりありがとうございました。治安について『アジア人を狙った』などリアルで緊張します。観光地の所要時間もわかりやすく助かります。日にちがもう少し具体的になりましたら、事前相談サービスにて相談させていただきます。
よろしくお願いいたします。
2019年4月30日 23時54分
追記
少しでも、お役に立てたら幸いです。
「アジア人を狙った」スリが多いと書いたことで怖がらせてしまい申し訳ございません。
でも、悲しいのですが本当に毎週のように被害の話を聞くので、とても多いのです。
アジア人が特に狙われる理由は、日本人・韓国人・中国人の観光客は現金を現地の人よりもかなり多く持ち歩くので手っ取り早いからです。
現地の人はクレジットカード払いがメインなので(私は、1€のパンですらカードで払います。笑)普段は最低限の現金(10〜30€など)しか持ち歩かないのです。
市場や骨董市などは現金でしか支払えないのですが、スーパーやお土産屋などではどこでもカード払いが可能です。
レジに「カード支払い最低金額5€〜」など分かりやすく書いてありますので、カード払いの場合は先にご確認ください。
そして、日本は安全な国なので日本人はどうしても隙ができてしまいがちなんですね。
あとは、例えスリに失敗して気づかれたとしても、日本人は叫んだり怒ったりしない人ばかりなので
警察を呼んだりもしないですし(スリは現行犯でないと逮捕できないので)安全だと軽く見られているんだと思います。
頭にきますよね!でも十分、周囲に気をつけていれば避けられますので怖がらないで大丈夫ですよ。
私は財布をカバンの底に入れて、ポーチなどで隠すか内側ポケットの中に入れて隠しています。
夜は治安が悪い場所もありますが(国鉄のニース駅Gare SNCF付近や高架下など)
そこを避ければ、日中はスリ以外の心配はありません。そして、ヴィルフランシュ・シュル・メール、エズ、マントンはニースよりも安全です。
それでは、また日が迫ってまいりましたら、喜んで「事前相談サービス」承りますので、ご依頼お待ちしております。
2019年5月1日 2時39分
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