イギリス産業革命について勉強しにいきたいのですが。
kasuyaさん
初めて利用しようと思い、ご質問させて頂きます。
7月中旬ごろに、会社の研修の一環で「産業革命」について勉強をしに、1~2週間ほどイギリスのロンドン・マンチェスター・バーミンガム・リヴァプールに訪れたいと考えています。(ちなみに私は30代男性で単なる一般の会社員で、別に歴史に詳しいなどといったことはありません。あくまで会社の研修半分、旅行半分です。)
そこで、
・イギリス産業革命に関わる博物館や世界遺産への訪問
・産業革命やイギリス近代史にお詳しい方へのインタビュー(大学教授や大使館の方とか?)
をし、日本では味わえない産業革命の歴史や真実を見にいきたいのです。
現地で実のある経験ができるなら、ぜひとも訪れたいと考えており、任せられる方がいらっしゃればがっつりお願いしたいと思っております。
どなたか詳しい方はいらっしゃいますでしょうか。
ご回答頂けますと幸いです。
2017年5月23日 16時56分
ゆにこさんの回答
こんにちは、バーミンガムの隣町で歴史学科に通う大学生です。
産業革命は得意分野じゃないのであまり詳しくはないのですが、使っている教科書に乗っていた歴史的文化遺産に登録されている場所を紹介いたしますね!
まず、ウェールズ地方にあるブレナヴォン(Blaenavon)という街は18世紀後半から19世紀にかけて鉄の加工でイギリスの産業革命を牽引したそうで、今でもその製鉄所がほぼ完璧に近い形で残っているそうです。
ただ、かなりロンドンから距離がある上にそこまで交通の便が良くないので、行くのが大変ではないかな、と思います。
次に、イングランド中部のバーミンガム周辺にあるアイアンブリッジ(Iron Bridge)という一部の人に有名な橋があります。
18世紀後半に架けられた世界初にして世界最古の鉄の橋です。
ここはテーマパーク化されているそうなので、観光地として見ても楽しいと思いますよ!
また、マンチェスターから電車で一時間ほど北上した場所にソルテア(Saltaire)という街があります。
19世紀後半に作られたこの街はヴィクトリア朝時代の建築を真似して作られたモデルヴィレッジだったそうで、街が碁盤の目のように作られています。
その理由は当時あまりに労働環境が悪かったために蔓延した流行病を防ぐためだったそうです。
そして、少し遠いですがスコットランドにあるグラスゴーから少し南下した場所にあるNew Lanarkという街もまた、産業革命中に活躍した街です。
18世紀後半に工場労働者用の住宅や工場を建設されたことが起源だそうで、20世紀中盤に工場が廃れた後も、保全トラストによって守られているそうです。
たくさんあげましたが、まだまだ他にもあるようなので、質問などありましたら、是非気軽に聞いてくださいね!
ご旅行楽しまれてください!
2017年5月30日 6時38分
このQ&Aへのすべての回答はこちら
イギリス産業革命について勉強しにいきたいのですが。
kasuyaさんのQ&A