ドイツ、イタリア観光一人旅
Rafaさん
2025年にドイツ、イタリア旅行に行くのですがイタリアについてアドバイスを頂ければと願います。
ドイツハンブルク1泊→ミュンヘン2泊→ヴェネツィア1泊→フィレンツェ2泊→ローマ2泊→帰国
フィレンツェで早朝から熱気球を体験し午後からピサの斜塔に行く予定です。翌日はチンクエテッレをツアー計画を考えていますが、チンクエテッレは距離的に遠いので他に観るお勧めな場所はありますでしょうか、2日目は19時に高速鉄道でローマに行きます。
ローマについたら翌朝ツアーでアルベロベッロまで日帰りを考えており、帰国日にコロッセオ フォロ・ロマーノ バチカン パンテオン サンピエトロの何れかを巡れるか悩んでいます。空港には17時頃着です。
ドイツもそうですがイタリアも観るところが多すぎて特にフィレンツェ、ローマ、アルベロベッロも写真で見ると足を運んで見たいと思ってますが距離があるので今回は断念しようとも思っています。何かしらアドバイスがあれば助かります!!
2025年1月1日 16時15分
TAKAさんの回答
日本の人は常にそうですが、時間が無く観るものを沢山入れますが、余り意味ないと思います。昔、ツアーで回って来た人に聞きましたが、ミラノのドウオッモの事話していたのにパリのノートルダムだと思っていたので意味が通じませんでした。その土地に行く事はその文化に触れ、何が起きてこの建造物等が出来たのか?と言う現実に一瞬でも回想を共有出来るのが旅の意味ではないかと思うのです。
その意味で考えるとローマはローマと言う帝国が出来る前753から続く共和国、シーザー以降の帝国と滅亡、神聖の帝国とまるで違う歴史が同じ場所にあります。コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パンテオンは帝国時代。神聖時代。サンピエトロはルネッサンス時代。共和、帝国時代は多神教。神聖時代はキリストの一神教。神聖に変わった途端に支配が変わったので、帝国の全ての美術品、建築物は打ち壊され、ギリシャ時代から繋がる膨大な本は修道場に隠され、庶民は教祖以下は教育されず無教養にされた。コレが「暗黒の中世」と呼ばれた神聖帝国の時代である。ここに光が挿すのがルネッサンス時代なのである。ローマ時代の再興がなされ、現代にいたる。それがイタリア国中で起き、それぞれ国王がいて都市国家が出来き戦国時代を通って、それをまとめたのがイタリア共和国と言う訳だ。バチカンは美術館を指すのであろうが、歴史的遺産を集めた巨大な博物館でその中にシスティーナ礼拝堂の天才達が描いた絵がある。どの様に観るかは考えて下さい。
フィレンツェは海洋国家の最後に勝った街でその周辺には同等の街が沢山あった。シエナ、ルッカ、ピザ、もその凌ぎを削った国家であった。特にシエナは同等以上に素晴らしい街だ。チンクエテッレは「5つの土地」と言う意味で、昔土地が険しかった事で5つの街を船で繋いだ事から、船でしかこの美しさを観る事が出来なかった。だから夏になるヨット群が一面を連なえる。陸地の街は本当に小さな漁村である。この辺は山を挟むので8000kmと言う街道を作ったローマ人行動には海からの交通が主だった為、育っていなく、ルネッサンス期以降の文化である。ここで抽出しておくとするとカッラーラと言う真っ白な大理石が取れる地域があるが、140体も有る彫刻の全てはミケランジェロがカッラーラの大理石を切り出しながら作ったものである。
ですから時代制を見ながらの見学をした方が良いと考えます。では、良いご旅行を楽しんで下さい。
2025年1月1日 22時3分
この回答への評価
TAKAさん イタリアの文化と歴史について解説して頂いてありがとうございます。
貴方の仰る通りですが日本からイタリアへは何度も行ける場所ではないので色々と考えているのです。
2025年1月1日 22時53分
このQ&Aへのすべての回答はこちら
ドイツ、イタリア観光一人旅
RafaさんのQ&A