ワーキングホリデーについて現地の声を教えて下さい。
humuさん
オーストラリアは、英語を学びながらでもワーキングホリデイの制度を利用して比較的仕事も探しやすい国であると聞いたのですが実際のところはどうなのでしょうか。地域によっても違うとは思うのですが知ってる範囲で教えて頂けたらありがたいです。
2016年12月28日 20時44分
ぽっさむさんの回答
こんにちは、humuさん。
私は、アデレードに住んでいます。アデレードの状況しかわからないので、以下、アデレードでの状況と理解して読んでください。
アデレードでのワーホリは、おもに、サービス業(飲食:回転寿司屋、日本食レストラン等)か、フルーツピッキングです。
<フルーツピッキング>
フルーツは、イチゴからワイン用のぶどうまでさまざまですが、ワイン用のぶどうの場合、経験者が、よく採用されます(ヨーロッパ出身でワイン畑で働いた経験の有るワーホリの方)。経験が無くても出来ますが、実習をつけさせられることもあるそうですよ。季節労働なので、当然ですが、この仕事は、夏から秋にかけてで、冬はなくなります。
また、オンシーズンのときは、ブドウ畑に近いユースやバックパッカー用の宿泊施設は、あっという間に満杯になるので、早めの準備が必要です。キャラバンパークはありますが、無料のキャンプ場がありませんから、どこに泊まるにも最低$30ドルくらいは必要です。
最低賃金を守っていない雇用主はそんなにいないと思いますが(クイーンズランドとかは、最低賃金以下で働かせている雇用主の話しを、しばしば聞きます)。ブラックな仲介斡旋者が仲介料を搾取する話はちらほら聞いたことがあります。
<サービス業>
英語がある程度できる方なら、サービス業のほうが良いと思います。
都心で働けるので、語学スクールも行きやすいからです。
アデレードシティーのほうが、OZのアクセントも比較的少なく、わかりやすいです。地方に行くと、俄然アクセントが強くなりますから、OZ Englishの聞き取りは良くなるかも知れませんが、スピーキング力が上がるとは思えないです、正直な話。
各州で日本人コミュニティーサイトがあって、そこによく求人が出ますから、それを常によくチェックしていると良いと思います。
中国人が、すし屋を経営している場合が多いのですが、その場合、オーストラリアの最低賃金を下回る時給をオファーされることがあります。彼らには、彼らのレートが存在するらしいと、日本人経営者が言っていました。もちろん違法なのですが、オーストラリアの最低賃金は、日本の最低賃金より高いので、「お、いいじゃん」と思われるかも知れません。これは、雇われるか、どうかの瀬戸際のとき、自分の中で決断していくしかないでしょうねぇ。(日本人経営者、オーストラリア人経営者に雇われるに越したことはありません。)
アデレードは物価が低くて住みやすいですが、シドニーやゴールドコースト、ケアンズなどに比べると、日本人相手の仕事が少なく、上記のとおり、季節労働が多いので、計画的に動くことが必要でしょう。
私は、ワインの産地に住んでいますが、冬に来てしまったワーホリの日本人の方を一度駅まで、車で乗せてあげたことがありましたが、寒い中、とても気の毒でした。
アデレードにくるなら、夏から秋!ですね。そして東海岸で夏働くのがいいと思います。
それか、春ごろから来て、シティーで仕事を探す!
参考になったらいいんですけど、こんな感じです。
2017年1月2日 8時59分
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