ポルトガルのコンセント形状は5種類!全世界対応の変換プラグを使おう
ポルトガルにはB・B3・BF・C・SEタイプと5種類のコンセント形状があります。
Cタイプが主流ですが、万が一ホテルのプラグが他のタイプだったらCタイプタイプのプラグが使えない場合もあるため、全世界対応のマルチ変換プラグを持っていくのがおすすめです。
今回は、変圧器が必要なケース・不要なケース、ポルトガルのコンセントに関してよくある質問もQ&A形式でまとめました。
ポルトガルの旅をより楽しめるように、疑問や不安があったらロコタビで現地在住日本人のロコに質問してみましょう!
ポルトガルのコンセント形状はB・B3・BF・C・SEの5種類!
ポルトガルで使われているコンセントの形状は、B・B3・BF・C・SEの5種類です。
主につかわれているのは、Cタイプ。
Cタイプはヨーロッパの国で幅広く使われている形状です。
冷蔵庫などの消費電力が大きな電化製品にはSEタイプが使われていることもあります。
ポルトガルへ旅行する際は、Cタイプの変換プラグは必須ですが、マルチ変換プラグがあると安心ですね。
それぞれのプラグに相互性はある?
ポルトガルで使われているB・B3・BF・C・SEの5種類のプラグ。
Cタイプが基本ですが、Cタイプの変換プラグだけでは使えないこともあります。
CタイプとSEタイプは、SEタイプの方が差込口が少し太くなっているだけなので、互換性はあります。CタイプのプラグをSEタイプのコンセントに差し込むことが可能ですが、太い穴に細いプラグを差し込むので安定性に欠けるでしょう。
サイズでいえば、Cタイプは約4mm、SEタイプは約4.8mmです。
Cタイプの方が細いので、SEタイプのプラグをCタイプのコンセントに差し込むことはできません。
Bタイプはピンの幅が狭く、太さ(約5mm)が異なるのでCタイプとSEタイププラグとの互換性はないので、気をつけましょう。
あまり使われていませんが、BFタイプはピンが3本ついていますので、変換プラグが必要です。
ポルトガルで日本の電化製品を使うときに変圧器は必要?
日本の電圧100V、ポルトガルの電圧は220Vになっています。
したがって、220Vに対応していない電化製品を使用する場合は必ず変圧器を使用しましょう。
最近の電化製品はグローバル対応(世界中の電圧に対応)のものが多くなっているので、その場合は変圧器は不要です。
ポルトガルで変圧器が不要なケース
旅先に持って行くスマートフォンやカメラ、パソコンなどは100-240Vのグローバル対応になっているものがほとんどなので、変圧器は不要です。
念のため、持っている機器を確認してみましょう。
「100〜240V」と記載があればグローバル対応です。
iPhoneやiPadなどのアップル社製品は全て海外でもそのまま使用することができます。
ポルトガルで変圧器が必要なケース
気をつけなければいけないのは、ヘアドライヤーやストレートアイロン・コテなどです。
グローバル対応していないものを変圧器なしでそのまま使うと、火災の危険があり絶対にNG。
手持ちの電化製品の表示を確認し、海外対応でなければ必ず変圧器を使用しましょう。
しかし、変圧器があっても必ずしも使用できるという保証はないので、これを機にグローバル対応の製品の購入も検討してみてくださいね。
ポルトガル旅行にあると便利な電源周りのアイテム
ポルトガル旅行を楽しい旅にするために、電源周りにあると便利なアイテムを紹介します。
全世界対応の変換プラグ
変換プラグはその国にあったものがあればいいのですが、色々な国に旅する場合は全世界対応のマルチ変換プラグがあるととても便利です。
マルチ変換プラグにはUSB付きのタイプもあり、USBの電子機器も同時に充電できるので特におすすめ。
マルチ変換プラグであれば、1つコンセントで複数充電も可能になり、多くの電子機器を持って行く場合は重宝します。
複数のコンセントが同時に差せる延長コード
海外のホテルには日本のように複数のコンセントがあるところは少ないです。
そのため、海外旅行には複数のコンセントが差せる延長コードを常に持って行くようにしましょう。
旅先では、スマホやタブレット・カメラ・パソコン・モバイルバッテリーなど本当にたくさんの充電が必要になります。
そんな時は、変換プラグが1つと延長コードがあれば、延長コードの差し込み口の口数分使う事が可能になります。
USBポートも一緒に付いているものならなお良いでしょう。
一緒に、ひとつのUSBで複数同時に充電ができるUSBマルチケーブルもあると非常に便利です。
延長コードを持って行くときは、グローバル対応のものかを必ず確認してくださいね。
ポルトガルのコンセント・電源に関するよくある質問Q&A
ポルトガルのコンセント事情や、電源に関することでよくある質問をまとめてみました。
ポルトガルとスペインのコンセント形状は同じですか?
ポルトガルまで足を運んだら、お隣の国スペインへも行くこともあるでしょう。
スペインのコンセントは、A・C・SEタイプになります。
C・SEタイプが主流なので、基本的にはポルトガルとスペインでは同じ変換プラグで大丈夫です。
まれにAタイプのコンセントもありますが、使用する場合は変換プラグが必要です。
日本から持って行った機器であれば、同じAタイプなので変換プラグは必要ありません。
ポルトガル現地で変換プラグは買えますか?
ポルトガルでも変換プラグを購入することは可能です。
空港や家電量販店でも販売がありますが、かなり割り高になる場合もあるのでできれば日本で購入しておきましょう。
またホテルでも変換プラグはレンタルできる場合もありますが、数に限りがあることをお忘れなく。
ポルトガルで購入した家電は日本でも使えますか?
ポルトガルで購入した家電は、100-240Vのグローバル対応の製品であれば日本でも使用可能です。
注意しなければならないことは、日本は関西と関東で周波数が異なるということ。
東日本は50Hz、西日本は60Hzです。
ポルトガルの周波数は50Hzなので、東日本では問題なく使えますが西日本では使用できない可能性があります。
ポルトガル現地で充電できる場所はありますか?
出典:Heim Cafe
リスボンでは、街中のカフェなどには充電できるコンセントが備わっているところが多くあります。
おしゃれスポットとしても有名なリスボンの「Heim Cafe」は、作業スペースも広く確保されているのでリモートワーカーにも人気。
もう1店舗、自家製のパンが美味しいリスボンの「Copenhagen Coffee Lab」も電源があるので要チェック。
また、日本でおなじみのスターバックスなどにも充電できる場所があるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ:ポルトガルでコンセントを使うなら全世界対応の変換プラグがおすすめ
ポルトガルでは、基本的にはCタイプの変換プラグで事足りますが、地域によってはSEタイプやBタイプのところもあります。
したがって、全世界対応のマルチ変換プラグがあると安心して旅行が楽しめますね。
充電する機器が多い場合はグローバル対応の延長コードも忘れずに持って行ってください。
ポルトガルの旅をより楽しめるように、疑問や不安があったらロコタビで現地在住日本人のロコに質問してみましょう!
あなたの旅が最高なものになりますように。