ジェノヴァの在住の日本人に直接質問してみてください。
ロコに質問する
ジェノヴァ観光を考えているのですが
母を訪ねて三千里をそれなりにご存知の方って、いらっしゃいますか?
2018年1月24日 5時40分
ジェノヴァを訪ねて三千里さんの回答
こんにちは。
母を訪ねて三千里はエドモンド・デ・アミーチスによって書かれた子供用の小説「クオレ」の一編です。1886年に出版されると「クオレ」は教育本として、大変高い評価を受けました。エドモンド・デ・アミーチスはジェノヴァを州都とするリグーリア州のフランスよりの港町インペーリアの作家です。また「クオレ」」とはイタリア語で「心」という意味です。(発音はクオーレ)
ジェノヴァに住むマルコ少年はアルゼンチンに出稼ぎに行ったお母さんを探して長旅に出ました。マルコ少年を乗せた船が出発した港を散歩したり、塔の上から眺めることができます。また、旧市街はマルコ少年が遊んでいた道並みそのものです。
ただ、旧市街は狭い路地が続いている地域ですので、気を付けてください。
2018年1月27日 20時21分
この回答へのお礼

Crescendo さん
ご回答、ありがとうございました。クレオ=心 って、初めて知りました。
なんだか益々ジェノヴァへ行きたくなってきました。
ジェノヴァに行ったら旧市街の狭い路地、気を付けますね。
ご丁寧に色々と解説いただき、ありがとうございました。
2018年1月28日 6時5分
そにあさんの回答
caribbean_whaleさん、はじめまして、そにあと申します。
"母を訪ねて三千里"は実は見たことがないのですが、物語前半の舞台がジェノヴァですよね。地元の人にもよく知られていて、宮崎駿氏らの描いたジェノヴァの情景について特集記事が出たりもしました。
ジェノヴァと南米大陸との繋がりはコロンブス(ジェノヴァ出身)の時代までさかのぼり、スペインやポルトガルと同様、非常に関係が深いです。
19世紀以降、ジェノヴァから南米への移民は多く見られ、また南米沿岸の広い範囲でジェノヴァの船乗りが活発に活動していました。ブエノスアイレスのラ・ボカ地区は元々ジェノヴァ人入植者を中心とするコミュニティであり、有名なサッカーのボカ・ジュニアーズも彼らが作ったチームです(ちなみに、地元のジェノアはイギリス人が作ったチームだったりします)。
現在のジェノヴァの町並みは19世紀から20世紀にかけて整備された区域が多く、"母を訪ねて三千里"の世界観を十分に残していると思います。
市内にある「ガラタ海の博物館」は、中世や大航海時代の遺物のほかにもジェノヴァからアルゼンチンへ渡った移民に関する展示が充実しており、見ごたえがあるかと思います。
2018年1月24日 8時49分
そにあさん
女性/30代
居住地:ジェノヴァ
現地在住歴:2015年9月から
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
ドイツ出張中に、ふと思いついて質問させてもらいましたが
こんな雑な質問にご丁寧にご回答いただきまして、とても感謝しております。
ジェノヴァ観光の参考にさせていただきます。
あらたまして、ありがとうございました。
2018年1月24日 15時43分