スコットランドのコンセントはBFタイプ!電圧事情、変換プラグ、変圧器、充電スポットなどを解説
スコットランド旅行の前に必ず確認したい電源事情。スコットランドは日本とコンセント形状や電圧が異なるため、日本製品をそのまま使用することはできません!
この記事では、用意すべき変換プラグや変圧器の必要有無、現地で充電できるスポット、おすすめの便利アイテムまで徹底的に解説します!
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スコットランドのコンセント、プラグ形状について
スコットランドはイギリス(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)の中にある国の1つで、首都はエディンバラ(Edinburgh)です。
ハリーポッターの聖地としても有名で、映画「ハリーポッターと秘密の部屋」でホグワーツ特急の撮影に使われた蒸気機関車のジャコバイト号もエディンバラからでています。
見どころ満載のスコットランドに旅行にいく前に知っておきたいのがスコットランドのコンセントとプラグの形状について。
日本とはどう違うのか、以下でくわしく解説していきます。
スコットランド旅行には「BFタイプ」の変換プラグを用意しよう!
日本のコンセントとプラグはAタイプが使われているため、日本から持ってきた充電器や電化製品を直接挿して使うことはできません。
スコットランドを含めたイングランド、ウェールズ、北アイルランドすべてに共通して「BFタイプ」のコンセントとプラグが使われており、イギリス全土を周る旅行予定であればまず「BFタイプ」の変換プラグがあればいいでしょう。
ちなみにBFタイプとは日本での名称で、海外などではGタイプと呼ばれることが多いです。
変換プラグは日本での事前購入がおすすめ!
変換プラグは日本での購入がおすすめです。
購入場所は電化製品店やAmazonなどのオンラインショップがあり、簡易型であればダイソーなどの100円均一ショップでも購入できます。ただしあくまでも簡易型なので現地でトラブルが起きる可能性も。
予備として持っておく分にはいいですが、メインで使うものはしっかりとした作りの変換プラグがおすすめです。そのため、電化製品店やネットで専門のブランドのものを購入する方がいいでしょう。
出国前に空港で買う方法もありますが、他に比べて割高な印象のため旅行準備の際に事前に購入しておきましょう。
海外用変換プラグの使い方
海外用変換プラグ(今回はBFタイプ)の使い方としては、まず変換プラグに使いたい日本のプラグを挿し込みます。
ここでポイントなのが、購入の際にかならずAタイプからBFタイプに変換できるタイプのものを選んでください。
日本で買う場合は大抵Aタイプから他のタイプに変換できるプラグになると思いますが、購入前にしっかりと確認しておくことで現地でのトラブルを未然に防ぐことができます。
プラグを差し込んだら変換プラグごと現地のコンセントに挿し込みましょう。
これで日本のAタイプのプラグを現地のBFタイプのコンセントに挿して使えるようになります。
スコットランドの電圧は?変圧器は必要?
スコットランドの電圧は220から230Vで、周波数は50Hzです。
日本の電圧は100Vなので日本の電圧のみ対応している電化製品をスコットランドに持っていって使いたい場合は、変圧器の使用が必要不可欠となります。
変圧器が必要か確認する方法は?
お持ちの電化製品をスコットランドで使う場合に変圧器が必要かどうか確認する場合、以下の2点に注意して確認をしてください。
- タグや裏面に書いてある機器の対応電圧が220から230Vあるかどうか
- 周波数があっているかどうか
日本の周波数は50-60Hzなので、スコットランドとは同じ周波数を使っていることになります。
そのため変圧器が必要かどうかは使いたい電化製品の対応電圧によるでしょう。
スマホやパソコン、タブレットの充電に変圧器は不要
スマホやパソコン、タブレットなどの場合は基本的に電圧が世界対応(マルチボルテージ仕様)になっているため、変圧器は必要ありません。
カメラの充電器なども100-240V対応のものが多く、変換プラグさえあれば充電できるので安心でしょう。
同時に充電したい機器をいくつか持っていく場合は、海外電圧対応の電源タップを日本から買っていけば変換プラグ1つあれば足りるのでプラグを買う際に検討してみてくださいね。
ヘアドライヤー・ヘアアイロン・コテは全世界対応製品がおすすめ
ヘアドライヤーやコテなどは普段愛用しているものを持っていきたいという人も多いのではないでしょうか?
スコットランドに持参する場合は、電化製品の対応電圧を先に確認していきましょう。
電圧が220-230Ⅴに対応していないと現地で使えないため、荷物を増やしただけという結果になることも……。
海外旅行によく行く人や、旅行にあわせて新調するといった場合は全世界対応モデルのものを購入するという手もあります。
また泊まる場所によっては現地のホテルにヘアドライヤーがない場合もあるので、事前に滞在先へチェックしておきましょう。
スコットランドの街中で充電できる場所はある?
スコットランドの街中で充電できる場所をまとめると、
- 電車やバスなどの公共交通機関
- 駅やバス停
- 大型ショッピングセンター
- チェーン店
となります。
スコットランドでは電車(Scotrailなど)や高速バスには使用可能な電源やUSBポートなどがついていたり、市内バスでも車体によって充電できる場所があります。
エディンバラのプリンセスストリートのバス停の柱には充電ポートが設置されているので、充電ケーブルさえもっていれば充電が可能です。(ただしUSBCケーブルが必要)
セントジェームスクヲーターというプリンセスストリート沿いのJohnLewisが入っている大きなショッピングセンターでは、ゲストサービスで充電を無料でしてくれます。
またスターバックスやマクドナルド、Costa、Neroなどのチェーン店にも使用できる電源プラグがあったりしますが、座れる席にもよるため混み具合なども視野に入れておくといいでしょう。
外歩きなど滞在先を出る際は充電用のケーブルと変換プラグも持ち歩くと、いざ充電できる場面に出くわした時もチャンスを逃すことなく充電できますよ。
スコットランドで電化製品を使うときの注意点
スコットランドと日本だと文化や仕様が違うため、便利な部分があると同時に日本にいる時のように生活できない不便さを感じることもあるでしょう。
以下ではスコットランドで電化製品を使う際の注意点を説明していきます。
コンセントごとにON/OFFスイッチがあるケースも!
日本でも最近ではコンセントにON/OFFスイッチがついていることがありますが、まだまだ見慣れないですよね。
このON/OFFスイッチはコンセント用の電源スイッチで、コンセントを使う際にONに切り替えれば普通のコンセントのように使えます。
どちらがONかOFFか分からない場合は、とりあえずコンセントにプラグを挿して動作確認をしてみてください。
充電が開始されたり、電化製品が使えた場合はONになっており使えなかった場合はスイッチをおしてONに切り替えればOKです。
バスルームにはコンセントはない
厳密に言うとコンセントはあるのですが、電気シェーバー用の専用コンセントが設置されているところが多く、そもそもコンセント形状がBFタイプでなかったり、消費電力が低いためドライヤーなどの使用はできません。
バスルームで充電することはほとんどないと思いますが、ドライヤーが使えないのは少し不便ですよね。
ドライヤーなどの電化製品を使いたい場合は部屋にあるコンセントに繋げて使用しましょう。
変換プラグや変圧器を忘れてしまったら現地で調達可能?
変換プラグや変圧器を忘れてしまった場合は現地でも調達することはできます。
ただし日本のAタイプのプラグをBFタイプに変換するプラグを探すのは時間と手間がかかるため、手っ取り早い方法としては現地の充電器を購入すること。
現地プラグに対応した充電ポート(USB、USBCなど)や電源タップがあれば、日本から持ってきたスマホなどの充電は可能です。
もし日本から持ってきたドライヤーやカメラの充電器などを使いたい場合はやはり変換プラグが必要なので、そういった場合は現地の電化製品店へ行きましょう。
スコットランドの電化製品店にはCeX、Source Electronicsがあります。
Amazonのようなオンラインネットショップとして「Argos」も有名なので、「Amazon UK」とあわせてこちらもチェックしてみてください。
不安な場合は現地のロコに質問してみましょう。
在庫確認や売っている店舗を見つけてもらえるはずです。
スコットランド旅行にあると便利なおすすめアイテム
海外旅行をするときは日本とは勝手が違う環境に身を置くことになります。
スコットランドも同様で、事前にしっかりと準備して持っていくことで旅行をより楽しむことができるでしょう。
以下ではスコットランド旅行にあると便利なおすすめアイテムをいくつか紹介していきます。
マルチ変換プラグ(USB付き)
出典:Amazon
もしくは
マルチ変換プラグは海外旅行によく行く人や、スコットランド以外の国へ行く予定がある人におすすめのアイテム。
変換プラグはそれぞれのコンセントタイプ専用のものですが、マルチ変換プラグを購入することで全世界のコンセントタイプに対応しています。
プラグ部分を変えることで世界中のどこでも日本のAタイププラグをその国のコンセントにあった形状に変えられるので、海外旅行で重宝すること間違いないでしょう。
またUSB付きのものを選べばそこから直接充電ができるので、値段は多少上がりますがおすすめです。
マルチケーブル・ポート(ハブ)
マルチケーブルやポートがあると1つの変換プラグで同時充電ができるので、いくつもの機器を持っている人や家族とシェアしたい人におすすめ。
マルチケーブルで充電や電化製品の使用を同時にする際の注意点として、同時使用可能な消費電力を把握しておくことです。
消費電力を超えて使用してしまうと、機器が使えないだけでなく発火の恐れもあるので注意しましょう。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを持っていくことで、外出先での充電に困ることがなくなります。
滞在先で寝ている間などにフル充電すれば、1日分の外出くらいは賄えるでしょう。
複数人で使いたい場合は容量の大きいタイプを選ぶことをおすすめします。
容量の大きいタイプはその分サイズや重さも大きくなりますが、充電が切れて旅行先の写真を撮ったりMapをみたり検索できなくなるよりはいいでしょう。
まとめ:スコットランド旅行にはBFタイプの変換プラグを忘れずに!
スコットランドは壮大な自然と歴史を感じる街並みの残る美しい国です。
写真を撮るスポットも多く、スマホやカメラの充電は必須。
充電をしっかりとするためにも、充電器とともにBFタイプの変換プラグを忘れずに持っていきましょう。
BFタイプ(Gタイプ)はイギリスの他にシンガポールなどの東南アジア、モルディブなどの南アジア、中東やアフリカなどで多く使われています。
他の国に旅行に行く際にも使えるのでBFタイプ単体の変換プラグを購入するのもいいですが、個人的には全世界対応モデル(A、B、B3、BF、C、O、O2、SEなど)の購入がおすすめです。
出国前に準備をしっかりとしていき、楽しいスコットランド旅行を過ごしてくださいね。
スコットランド旅行やエディンバラの現地事情についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみましょう!