ドイツはヨ-ロッパの中心に位置し、ドイツに滞在すればヨ-ロッパ中が簡単に旅行できます。ドイツに滞在する場合どのようなビザが必要なのかご紹介します。

ドイツ・ケルンのビザ

はじめに、日本人は、ビザ不要でドイツに90日滞在することができます。90日以上滞在したい場合のみ、ビザが必要になります。また、パスポートの期限が3ヵ月以上残っていないといけません。
ビザには長期ビザと短期ビザの2種類あります。どのビザがあなた向けかチェックしてみてください。
また、すべてのビザは出国の3ヵ月以上前に申請することはできませんので気をつけてください。

申請日数は2週間、それ以上長く掛かる事もありますので余裕を持って申請してください。

新潟県、長野県、静岡県以東の各都道県在住の方は大使館で、富山県、岐阜県、愛知県以西の各府県に在住の方は総領事館で手続きをしてください。

1.シェンゲン・ビザ 短期ビザ

シェンゲン・ビザは、すべてのシェンゲン協定加盟国で適用されます。協定国の一つの大使館及び総領事館で発給されたビザを所有すれば、短期での観光、出張、訪問(最長6ヵ月間に90日)を目的としてすべての加盟国への自由な移動が認められます。

申請場所

シェ ンゲン協定加盟国を訪問する場合は訪問国の大使館/総領事館で申請しなければなりません。複数のシェンゲン協定加盟国を訪問する場合は、主たる滞在国の大使館/総領事館で申請を行う必要があります。主な滞在国がない場合。最初に訪れる国の大使館/総領事館で申請しなければなりません。

必要書類

申請書、パスポートとコピ-、パスポート用写真、在留カードとコピ-、日本のビザ、預金通帳

2.ワ-キングホリデ-ビザ

● 日本国籍を有していること
● 18歳以上で、申請時に31歳に達していないこと
● 家族が同行することはできません

3ヵ月以上一年未満滞在な場合こちらのビザが必要です。こちたのビザがあればアルバイトもできます。若者にはうれしいビザですね。こちらのビザはドイツの大使館・総領事館で申請することができるようになりました。
日本人の場合は、ビザなしでドイツに入国してから、管轄当局(通常、外国人局)で申請することができます。

ただし、世界各国のドイツの大使館・総領事館、ドイツ国内の外人局では受け付けていない場合もあります。申請をされる際には事前に直接各大使館及び外人局に問い合わせることをお勧めします。

必要書類

web申請書、長期ビザ申請書、誓約書、往復航空券の証明書、パスポートとそのコピ-、パスポート用写真、日本のビザ、医療保険、最低2000euroの預金通帳

3.学生ビザ

ドイツの高校や大学に留学したい方にはこちらです。

必要書類が提出された後、申請書類はドイツでの居住予定地を担当する外国人局 に送付されます。学生ビザ申請の処理には25日程かかります。申請が外国人局によって許可された後、大使館・総領事館はビザの形で滞在許可を発給します。滞在許可を受けた人は入国後すぐに外国人局に登録しなくてはなりません。勉学期間に対して与えられる最終的な許可証は入国後ドイツで発給されます。

必要書類

web申請書、長期ビザ申請書2枚、パスポートとそのコピ-、パスポート用写真2枚、在留カードとそのコピ-、日本のビザ、ドイツの大学または語学学校の入学許可原本とコピ-、ドイツでの滞在費を自弁できる経済的能力の証明原本とコピー2部ドイツでの滞在費を自弁できる経済的能力の証明原本とコピー2部,ビザ発行手数料78euro

4.ワ-クビザ

ドイツで働く場合はこちらのビザになります。
ドイツの研究機関から奨学金を受ける研究者の場合、通常数日以内に大使館/総領事館で ビザが発給されます。

必要書類

web申請書、パスポートとコピ-、長期ビザ申請書とコピ-、パスポート用写真、日本のビザ、英語またはドイツ語の大学の卒業証明書、
ドイツでの将来の雇用主による労働契約書または採用通知の原本とコピー2部
企業内転勤の場合、日本の会社の在職証明の原本とコピー1部、研究滞在の場合は、受け入れ研究機関からの招聘状および滞在費の保証書 原本とコピー2部
すでにお持ちの場合は、ドイツ労働局からの許可書とコピー2部
ビザ発給手数料:75Euro

5.マリッジビザ

ドイツ人の配偶者がいる方向けのビザです。こちらは基礎的なb1レベルのドイツ語が話せないといけませんので、強制的に語学学校に通うことになります。申請書は本人が直接提出しなくてはなりません。必要書類がすべて提出された後、申請書類はドイツでの居住予定地を担当する外国人局に送付されます。申請の 処理には1~3ヶ月程かかります。テスト合格までには2年間の猶予があります。
申請が外国人局によって許可された後、大使館/総領事館はビザの形で滞在許可を発給します。滞在許可を受けた人は入国後速やかに外 国人局に登録しなくてはなりません。最終的な滞在許可は入国後ドイツで発給されます。

必要書類

web申請書、長期ビザ申請書、誓約書、パスポートとコピ-、パスポート用写真、日本のビザ、
アポスティーユ添付の婚姻証明書原本または認証されたコピー及びそのドイツ語訳
ドイツ語能力の証明書

まとめ

いかがでしたか?90日以上滞在したい場合、4種類の方法のビザがあります。ドイツはシュンゲン協定国のため、ドイツでビザを取得すればほかのシュンゲン協定国にも自由に出入りできます。あなたに合ったビザを見つけて、ドイツをエンジョイしてください。