温泉×ブダペスト
ハンガリーでは日本と同じように昔から温泉の文化が根付いており、今でも人々の生活の一部になっています。特に首都ブダペストには世界有数の温泉があり、地元民だけでなく外国人も集まる観光地となっています。
ブダペストの温泉は日本の温泉とは大きく異なります。建物はとても温泉とは思えないような美しい外観をしており、そのほとんどの温泉が広い敷地を持っています。屋内・屋外に大小様々な温泉があり、中には1つの温泉がプールほどの大きさになるものもあります。各温泉施設にそれぞれ特徴があるため、ホームページや旅行者・在住者の口コミなどを事前にチェックしておくのもいいでしょう。
旅の疲れを癒す、日本とは一味違った温泉を体験してみてはいかがでしょうか?
入浴
ほとんどの温泉が混浴なため、水着持参・着用必須です。温泉施設内には、ロッカーやキャビンと呼ばれる個室が設置してあり利用可能ですが、更衣室も男女混合のところが多いため、ホテルなどで予め水着を着て行くのもいいでしょう。また、男女で入浴できる曜日が違う温泉もあります。そういった温泉では水着なしでも入浴することができます。
バスタオルと、サウナや施設内で履くビーチサンダルは持参すると便利です。バスタオルはレンタルしているところもあります。(有料の場合あり)
※入浴の年齢制限のある温泉があるため、事前に確認が必要です
温度・効能
いわゆる日本の温泉とは違い、温度は40℃以下がほとんどです。低い温度で長時間入り、家族・友人とゆっくりと過ごすのが一般的です。セーチェーニ温泉では、入浴しながらのチェスが有名です。
各温泉によって効能は違いますが、関節痛・関節炎・神経痛・ヘルニアなどに効く温泉が多いようです。放射能泉の温泉もあるので、リウマチ患者の方は注意が必要です。
アクセス
有名な温泉施設はドナウ川沿いに点在しています。ブダペストには、4つの地下鉄路線・180のバス路線・27の路面電車などたくさんの交通機関があり、観光地へのアクセスは非常に便利なので利用することをおすすめします。