ベルギーのコンセント形状はC/SEタイプ!電圧やプラグ形状、変圧器、おすすめアイテムについて解説
ベルギー旅行中のスマホやパソコンの充電などに必要な変換プラグの形状、変圧器の必要有無について解説します。ベルギーと日本ではコンセントの形や電圧が異なるため、日本の電化製品をそのまま使うことはできません。日本から持参した電子機器の使用方法や海外旅行におすすめのアイテムをご紹介します。
日本とは異なるベルギーのコンセント、プラグ形状
ベルギーでは日本で使用しているAタイプの平型ピンとは異なります。
現地ではどのようなコンセント、ブラグを用意すれば良いかご説明しますね!
ベルギーのコンセントの形はC/SEタイプ
ベルギーでは、主にCタイプ及びSEタイプと呼ばれる2種類のコンセントが主流です。
どちらのタイプも丸ピンを採用しており、日本で一般的なAタイプの平型ピンとは形状が異なるため、変換プラグが必須となります。
Cタイプの変換プラグはSEタイプのコンセントにも対応が可能ですが、SEタイプのピンの方が若干ピンが太いため、SEタイプのコンセントでCタイプを使用した場合、接続が多少不安定になることもあります。
そのため、両タイプに対応した変換プラグを用意すると確実ですよ!
日本製品(Aタイプ)を使うには海外用変換プラグが必要
日本から持参する家電製品の多くは、Aタイプのプラグを使用しています。
これをベルギーで使用するためにはCタイプまたはSEタイプに変換するプラグが必須です。
変換プラグを使用することで、日本の家電製品をベルギーのコンセントに接続することが可能になります。
変換プラグは日本での事前購入がおすすめ
旅行の準備として、現地でスムーズに日本から持参した家電を利用するために、変換プラグは出発前に用意しておくことを推奨します。
電気屋さんはもちろん、100円均一ショップや、Amazonや楽天などオンラインで購入ができます。
もちろん、ベルギー内でも購入は可能ですが、手頃な価格で見つけることは難しいため事前に準備しておくと安心です。
C/SEタイプの変換プラグはオランダ、ドイツ、フランスなどでも使える
Cタイプ及びSEタイプのコンセントは、ベルギーだけでなくヨーロッパの多くの国々で広く使用されているんです。
オランダ、ドイツ、フランスをはじめとするこれらの国々でも、CタイプまたはSEタイプのコンセントが標準で採用されているため、ヨーロッパを周遊する旅行者にとっては非常に便利です。
ベルギーの電圧事情と変圧器の必要有無
ここからは現地の電圧状況についてお話しします。
ベルギーの電圧は220ボルト・周波数は50ヘルツ
photo by keiko
ベルギーでの電源電圧は220ボルト、周波数は50ヘルツとなっており、これは日本の100ボルト、50〜60ヘルツと異なります。
そのため、日本の電化製品をベルギーで使用する場合、特に高電力を要する製品には注意が必要です。
ただし、多くの電化製品は幅広い電圧に対応しているため、製品の仕様を確認しておきましょう。
スマホやパソコン、タブレットの充電には変圧器は基本的に不要
photo by keiko
アップル製品をはじめとした、スマートフォン、パソコン、タブレットなどの電子機器は、一般的に100ボルトから240ボルトまでの電圧に対応しています。
これらのデバイスの充電器には「INPUT: 100〜240V」という表記があることが多く、ベルギーの220ボルトの電圧でも安全に使用可能です。
そのため、これらの機器をベルギーで使用する際には、変圧器を用意する必要はありませんが、変換プラグは必要になります。
ヘアドライヤー・ヘアアイロン・コテは全世界対応製品がおすすめ
ヘアドライヤーやヘアアイロン、コテなどの美容機器は、消費電力が高い製品が多いため、ベルギーを含む海外での使用に際しては注意が必要です。
これらの製品を持参する場合は、100ボルトから240ボルトまで対応している全世界対応の製品を選ぶことが推奨されます。
全世界対応の製品であれば、変圧器なしで安心して使用することができますが、製品が対応している電圧の範囲を事前に確認しておきましょう。
また、ホテルに滞在する場合、ドライヤーはホテルで用意されていることもあるので事前にホテルのアメニティやサービスを確認することで荷物を最小限にして旅行することが可能ですよ!
変換プラグや変圧器を忘れてしまったら?
ベルギーに到着してから変換プラグや変圧器を必要とすることに気がついた場合でも心配はいりません。
空港や大型電気店、観光地の近くにあるショップでは、旅行者向けの変換プラグや変圧器を販売しています。
ただし、価格は日本国内で購入するよりも高くなる可能性があるため、事前の準備が望ましいです。
以下はベルギー市内にある大型家電量販店です。
変換プラグを忘れて困っている場合にお役立てください。
■Media Marketの基本情報
- 営業時間:月曜〜土曜 10:00-19:00 (金曜:10:00-19:30)
- 定休日:日曜日
- 住所:Nieuwstraar 111/123, 1000 Brussel, België
ベルギーで大手の家電量販店です。
載せている店舗はブリュッセル市内で一番規模が大きな店舗です。
ブリュッセル市内に3店舗ほどあるため、
ホテルや観光先からアクセスしやすいお店を選びましょう。
また、滞在先のホテルでも変換プラグを貸し出している可能性もあるため、
購入前に確認してみましょう。
ベルギー旅行におすすめのアイテム
以下では旅行中に持っておくと便利なアイテムについてご紹介します!
マルチ変換プラグ(USB付き)
ベルギー旅行におすすめのアイテムとして、USBポート付きのマルチ変換プラグがあります。
このプラグは、さまざまな国のコンセント形状に対応し、USBポートを通じてスマートフォンやカメラを直接充電することができるためとても便利です!
また、CタイプSEタイプなどに柔軟に対応することができるため、頻繁に旅行へいく方にとってはおすすめの旅行グッズの一つです。
マルチケーブル・ポート(ハブ)
(マルチケーブル)
photo by keiko(マルチポート)
複数のデバイスを持って旅行する場合、マルチケーブルやポートが非常に便利です。
異なる端子(USB-C、マイクロUSB、ライトニングなど)が一つのケーブルに統合されているため、様々なデバイスの充電に対応できます。
旅行中の写真のデータをパソコンに取り込んだりする際にもおすすめのアイテムです。
コンパクトで、さまざまなコードに対応できるマルチケーブルやポートは旅行中の荷物に1つ入れておくととても便利です。
モバイルバッテリー
photo by keiko
長時間の観光や移動中もデバイスを充電できるように、モバイルバッテリーの持参をおすすめします。
容量が大きいものを選ぶと、数日間は充電器がなくてもデバイスを使用し続けることが可能です。
一押しはANKER(アンカー)のモバイルバッテリーです!
アンカーではさまざまなサイズのモバイルバッテリーが販売されており、普段使い用の5,000〜20,000mAhまで様々なニーズに合わせて選ぶことができます。
私は旅行用に20,000mAhのモバイルバッテリーを持っています。
スマートフォンなら3-4回フル充電可能で、タブレットやパソコンに対応しているため不足の事態が起きても1、2日間であれば持ち堪えることができます。
容量が大きくなるほど個体重量も重くなるため、必要に応じてニーズに合ったバッテリーを選んでくださいね。
まとめ:ベルギー旅行にはC/SEタイプの変換プラグを忘れずに!
ベルギー旅行の際は、異なるコンセント形状と電圧に対応するため、C/SEタイプの変換プラグを忘れずに持参しましょう!
また、変圧器が不要なデバイスや全世界対応の電化製品の選択、マルチ変換プラグやモバイルバッテリーなどの便利アイテムの準備も旅を快適にするポイントです。
事前の準備をしっかりと行い、ベルギーでの素晴らしい体験を楽しんでくださいね!
ベルギーの電源事情についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみましょう!