ブリスベン空港から市内の移動アクセス方法・手段ガイド
【オーストラリア・ブリスベン在住者執筆】ブリスベンへはブリスベン空港とゴールドコースト空港が利用できます。
今回は、各空港から市内・ブリスベンシティまでのアクセス方法（鉄道・バス・タクシー）をまとめました。便利な空港を選んで、事前にホテルまでのアクセス方法をチェックしておきましょう。
ブリスベンへ観光、または学生やワーキングホリデービザなどで訪れる場合に気になるのが空港事情ですよね。なるべく簡単な方法で、時間やお金をかけずに訪れられるのがベストだと思います。今回は、オーストラリア・ブリスベン在住の筆者が日本からブリスベンへ行く際におすすめの空港を2つ紹介したいと思います。また、空港から市内への行き方なども詳しくまとめてみました！
オーストラリア・クイーンズランド州の国際空港到着後の流れ
ブリスベンがあるオーストラリアのクイーンズランド州。
クイーンズランドにはブリスベン空港を始めとした、ゴールドコースト空港、ケアンズ空港、タウンズビス空港の4つの国際空港があります。
（※オーストラリアはそれぞれの州によって微妙にルールなどが違ってくるため、できるなら目的地と同じ州の空港を利用することをおすすめします。）
ブリスベンへの旅行にはブリスベン空港とゴールドコースト空港の2つがおすすめです。
ブリスベン空港は名前の通りブリスベン市にあり、市内へのアクセスも良く、かなり近くに位置するので、到着後の移動が簡単で時間もかかりません。
ゴールドコースト空港は、ブリスベンから車で約1時間半ほど離れたゴールドコースト市の近くにある空港なので、ブリスベン市内までの移動に時間がかかりますが、日本からの直行便が東京からと大阪からの2都市から可能で、東京からの直行便しか取り扱っていないブリスベン空港よりも便が多い様です。
また、ゴールドコーストはオーストラリアの中でも、日本人が多く住んでおり、ビーチもすぐそばにあるため、オーストラリアの自然や海の美しさ、オーガニック料理を楽しみながらも、英語が不安な方にもおすすめです。
ゴールドコーストから車やタクシー、バスでブリスベン方面に向かう途中には、4つのアトラクションパークがあり、遊園地、プール、ムービーワールドなど、子供も楽しめる観光ができる場所が沢山です。
行きやすさ重視ならブリスベン空港がおすすめ
ブリスベン空港は、クイーンズランド州で最も規模が大きい空港です。
国際線と国内線はエアトレインで繋がっています。また、国内線ターミナルに比べ、国際線ターミナルはコンパクトなので迷う心配も特にないでしょう。
また、オーストラリアは日本以上に喫煙規制がされており、空港での喫煙の際もターミナルの外など、別で喫煙スペースが設置されているので、間違ってもその辺で一服……などない様に注意してください。罰金が課せられる場合も十分にあります。
オーストラリア・ブリスベンの出入国に関する記事はこちら：https://locotabi.jp/brisbane/guide/tp-gen-immigration
ブリスベン空港からブリスベン市内までのアクセス
ブリスベン空港は市内から約15kmと近い位置にあります。
空港専用のエアポートリンクトレイン、通称：エアトレイン（途中から普通電車に変わります）を使ったり、シャトルバス、タクシーを使ったりと行き方はさまざま。
所要時間と料金などを比較しながら紹介していきたいと思います。
エアトレイン（Air Train）
空港からブリスベンの市内、そしてゴールドコーストまで繋がっている電車です。
ブリスベン市内まで片道AU$18.5、往復AU$35行く事ができ、約20分前後で到着するなどかなり利便性がよく、空港から市内へ、または空港へ行くほとんどの人がエアトレインを使用しています。また、公式サイトで事前予約をすることで割引を受けることもできます。
エアトレイン 公式サイト（英語）：airtrain.com.au
国際線ターミナルの3階から駅への連絡通路経を通ってすぐの所に乗り場があり、手前でチケットを買うか、事前にオンラインで予約して乗りましょう。この時にgo cardという公共交通機関専用のカードを購入し、お金をチャージしておくと市内での移動もお得に済ませることができます。
※クイーンズランド州でgo cardを使う際は、駅または車内にある機械にタッチオン、タッチオフをして乗車と降車を知らせます。押し忘れるとAU10$を次回に払う必要があるため押し忘れには注意してください。また、go cardを使うことで公共交通機関の利用の際に30%の割引を受ける事ができます。（エアトレインはgo cardでは割引されません）
空港シャトルバス（Con-x-ion）
場所によりますが、市内は大体片道AU$20、往復でAU$38で行く事ができます。
空港のターミナルの外に、乗り場とチケット売り場があるので当日チケットを買うこともできますが、事前にネット予約するのをおすすめします。
空港シャトルバス：Con-x-ion
また、こちらは乗り合いのバスになっており、同乗者によっては少し遠回りの経路になるので、時間はその時の同乗者の目的地と道路の込み具合で変わってきます。（通常市内まで最短距離で行き、20分ほどです）
タクシーを利用して
国際線ターミナル内にTaxi rankというサインがあるので、それを目印に行くとタクシー乗り場に辿り着きます。空港から市内までは約20分と、かかる時間は電車とほぼ変わりませんが、荷物が沢山ある場合などに便利です。値段はAU$50くらいです。
ブラックアンドホワイトキャブ：Black and White cab
イエローキャブ：Yellow cab
また、オーストラリアにはUberというタクシー代行サービスがあるので、こちらを使用して市内まで行くこともできます。
Uberはアプリを使って登録さえすれば使い方は簡単で、現在地もしくは乗り場と目的地を指定すれば、それにかかる値段と時間が表示されます。確認した後、良ければドライバーを呼び、ドライバーと合流後は目的地に着いて降りるまで何もしなくても大丈夫です。
お会計はカードでの支払いですので支払いトラブルもありません。
時間帯によってはタクシーよりも安く利用することがあるので比較して使うことをおすすめします。
また、タクシーもUberも空港使用料がAU$3.9別途で請求されますのでお忘れなく。
日本からの直行便の数重視ならゴールドコースト国際空港がおすすめ
ゴールドコースト空港は、クイーンズランド州とニューサウスウェルズ州の境目に位置する空港で、クイーンズランド州ではブリスベンの次に規模が大きく、オーストラリアのハブ空港としても活躍しています。
国内線と国際線の距離が近く、同じ建物内にあるため、国際線を利用する際は国内線の保安検査場のある制限エリアを通って国際線のエリアへ行くため、荷物検査が2回あるなど少し戸惑う部分もありますが、空港自体はそこまで大きくなく比較的わかりやすい造りとなっています。
日本からゴールドコーストを経由してシドニーやメルボルンなどに行く人も多く、国際線から国内線に乗り換える人もいっぱいいます。到着したら流れに沿って荷物検査をしましょう。その後、乗り換えの人は出発ゲートへ移動します。
※こちらの空港は24時間営業ではなく、夜の11時から朝の4時まで閉まるので注意しましょう！
ゴールドコースト空港からブリスベン市内までのアクセス
ゴールドコースト空港からブリスベン市内まで、どの手段を使っても時間がかかります。大体2時間はかかると思っていてください。
その代わり、日本からゴールドコースト空港行きの航空券は頻繁にセールをしていることもあり、格安航空券が手に入る事ができる可能性が高い様です。
時間がある人、もしくはゴールドコースト空港行きの格安航空券を手に入れる事ができた人は、こちらの空港からブリスベン市内へいくのも方法の1つだと思います。
アクセスの方法としては、バスと電車を使った行き方、もしくはシャトルバスを使った行き方があります。タクシーはお金がかなりかかるのでここではおすすめしません。
バスと電車を使った行き方
国際線をでたら、国内線の外側へと歩いていきます。
見えてくる停留所が、ブリスベン市内へ行く際に使う市バスのバス停で、「760番」のVarsity Lakes・Robina Town Centre方面のバスに乗ってください。
バーシティレイクス（Varsity Lakes）駅で降車し、そこからブリスベン市内行きの電車に乗ります。
空港からブリスベン市内までの時間は、トータルして2時間半ほどかかるので時間に余裕がある人や、ゴールドコーストに1泊する予定がある人におすすめです。
料金はチケットでAU$19.3、go cardを使ってAU$13.3になります。
空港シャトルバス（Air Asia Shuttle）
こちらは、航空会社air asiaの発着時間に合わせた1日2便のシャトルバスで、ゴールドコースト空港からブリスベン市内まで運行されています。
料金はAU$30～、かかる時間は2時間ほどで電車を使った方法よりも早く着く事ができます。
事前予約が必要なので、ご利用の際はサイトから予約してください。
空港シャトルバス（ブリスベン市内行き）：Link Transfers
まとめ
上記の2つを比較してみるとお分かりでしょうが、やはりブリスベンに行くならブリスベン空港に到着することをおすすめします。
ですが、日本からの航空券など、色々な事情を考慮してゴールドコーストからブリスベン市内へ来ることも可能なので、自分たちに合った方法でブリスベンに訪れて、是非いいスタートをきってくださいね！
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以上、2つの空港の比較と、ブリスベン市内へのアクセス方法についての紹介でした。
