アムステルダムの季節ごとの天気と気候は？服装や必需品まとめ

オランダの首都アムステルダムへの旅行前にチェックをしておきたい現地の天気は？
季節ごとの服装や持っていくべきアイテムなどをあわせて紹介します。

美しい運河が通るアムステルダムの街を思い切り満喫するためにも、旅行に適した時期や季節によって変わる温度や降水量なども把握しておきましょう。

季節ごとに楽しめる風景の多いアムステルダムの気候

オランダの首都アムステルダムは、自然やアート、美しい街並みなど魅力に溢れ、観光地としても人気の都市です。

オランダも日本と同様に四季がありますが、夏は涼しく、冬は日照時間が短く曇りの日が多いのが特徴だと言われています。

アムステルダムの季節ごとの気候の特徴や平均気温、降水量、日照時間を紹介するので、ぜひ参考にしながら旅行時期を選んでみてくださいね。

アムステルダムの春（3～5月）の天気と服装

アムステルダムの春は涼しく穏やかな気候です。チューリップが咲き誇り、街中が鮮やかに彩られる旅行のベストシーズン！

平均気温は20°C以下と比較的涼しめで、降水量も少なめです。屋外散策や観光に最適な季節と言えるでしょう。気温の変化に合わせて温度調整できるジャケットがあると便利です。

参考：世界気象機関（WMO）

アムステルダムの夏（6～9月）の天気と服装

アムステルダムは夏でも30℃を超えることはほとんどなく、平均最高気温は22℃ほどと、日本と比較してかなり涼しく過ごしやすいです。

夏は日照時間が長く、降水量は多少増えるものの、外でも快適に過ごせるため観光向きの季節だと言えるでしょう。

夏は紫外線対策アイテムと、急な雨に備えて折りたたみ傘などの雨具を持ってくることをおすすめします。

参考：世界気象機関（WMO）

アムステルダムの秋（10～11月）の天気と服装

秋のアムステルダムは涼しさが増し、11月からは冬の陽気になります。日照時間が短くなり、降水量も冬に近づくにつれて増えてくるのが特徴です。美しい紅葉の景色を楽しめる季節でもあります。
秋に観光する際は、温度調節できるジャケットや雨具が必須アイテムです。

参考：世界気象機関（WMO）

アムステルダムの冬（12～2月）の天気と服装

アムステルダムの冬は月の半分以上が曇りだと言われています。

雨の日や風の強い日も多く、日照時間が短いのが特徴です。日の出が遅く日の入りが早いので、朝の8時頃まで外が暗く、夕方の16時には日が落ち始めます。

冬に観光する際は、マフラーやコートなどしっかりと冬の服装を準備しましょう。

参考：世界気象機関（WMO）

アムステルダムへ旅行に行くなら春から夏にかけてがおすすめ！

オランダ・アムステルダムを旅行するなら、降水量が少なく気候が安定している春・夏の時期がおすすめです。

目当てとする観光者も多い春のチューリップシーズンは、年にもよりますが、4月中旬～下旬ごろに見頃を迎えると言われ、オランダが最も活気に溢れる時期でもあります。

観光客の多い時期を避けたい方には、チューリップの見頃を過ぎ、観光者が減ってくる5月～7月にかけての渡航もおすすめです。夏は春に比べて降水量は増えますが、日照時間が長いので日中のアクティビティを存分に楽しめます。

降水量が増えるのは12月前後

アムステルダムは夏と冬に降水量が増える傾向にありますが、年間を通して降水量が最も高いのが11月～1月の時期だと言われています。

冬なので気温が0℃近くまで下がることも多く、コートやマフラーが必須の寒さですが、雪がふることはほとんどどありません。

博物館や美術館などが多く雨天でも観光が楽しめる

オランダと言えばチューリップのイメージが大きいかもしれませんが、ユニークな博物館や美術館が多く、雨の日でも楽しめる観光スポットに恵まれています。

今回紹介した他にも「アンネ・フランクの家」や「H’ART美術館」など、アムステルダム周辺にはまだまだ気になる観光スポットが豊富！

アムステルダム国立美術館

オランダ最大級の美術館で、すべての作品をじっくり見て回るには半日はかかると言われています。

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」、レンブラントの「夜警」など、オランダを代表する名作が数多く展示されているのが特徴です。

近代美術やアジア美術、ファッションのコーナーもあります。
チケットは事前購入が必須となっており、特別展への入場は別途チケットが必要です。

国立ゴッホ美術館

アムステルダム国立美術館のすぐ隣りにあり、あわせて訪れたい美術館です。

その名の通り、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を中心に展示しています。2023年には会館50周年を記念して、ポケモンとのコラボ展示も行われました！

ゴッホと同時期に活躍したアーティスト、モネやゴーギャンの作品も展示されています。
チケットは公式サイトからの事前購入が必要です。

レンブラントの家

オランダを代表するアーティストの一人「レンブラント・ファン・レイン」の自宅を改装したミュージアムです。

レンブラントの名作「夜警」も、この自宅で描かれたと言われています。

日本語の音声ガイドがあり、レンブラントのアーティスト人税や当時のオランダについて解説を聞きながら展示を楽しめるのが魅力です。

チケットは事前に公式サイトから購入できます。

アムステルダムから30分の郊外にある「ナインチェ・ミュージアム」

「ミッフィーミュージアム」とも呼ばれ、ミッフィー好きなら一度は訪れておきたいミュージアムです。以前は「ディック・ブルーナ・ハウス」という名前でしたが、2016年にミッフィーミュージアムとして新しく生まれ変わりました。

ミッフィーの世界観に没入できる展示や絵本、原画の展示など、大人から子供まで楽しめる展示が見どころです。かわいいおみやげコーナーも必見！

チケットは公式サイトから事前購入できます。

アムステルダムから約50分のロッテルダムにある「マルクトハル（Markthal）」

アムステルダムから電車で50分ほどの「ロッテルダム」にあるフードマーケット。

2014年のオープン以来、オランダ最大級の食料品マーケットとして観光客だけでなく地元の方からも愛される屋内マーケットです。「住む」「食べる」「楽しむ」をテーマとしており、マーケットを囲む大きな建物は集合住宅やオフィスも兼ねています。

カフェやレストランもあるので、お土産を買いつつ食事も楽しんじゃいましょう！

すぐ近くにある個性的な建造物兼ホテル「キューブハウス」も合わせてチェックするのがおすすめです。

まとめ：天候にあわせた旅程をくんでアムステルダムを堪能しよう

オランダの首都アムステルダムの年間の気候の特徴を、季節ごとにご紹介しました。

アムステルダムの秋～冬は日照時間が短く雨の日も多いため、観光を目一杯楽しむなら春～夏の時期に訪れるのがおすすめです。チューリップを見るなら、4月下旬ごろが狙い目！

アムステルダム周辺には美術館やミュージアムなど雨の日でも楽しめる観光地もたくさんあるので、天候に合わせたプランを組んで、現地での観光を満喫してくださいね。