クロアチア・ザグレブへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月情報】
【2020年8月13日情報】クロアチア・ザグレブへはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、クロアチアはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回は、そんな疑問や不安を少しでも解消できるように、クロアチアへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は、外務省や在クロアチア日本国大使館のウェブサイト、クロアチアのニュースサイトを基に作成しています。
必ず下記のサイト等もあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からクロアチアへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)
2020年8月13日現在、日本からクロアチアへは、観光・ビジネスを目的とした入国が可能です。
クロアチアへは2020年7月1日より観光・ビジネス目的での入国が可能!
現在クロアチアでは、以下の①~③に該当する方を出入国制限措置の対象外(入国可能)としています。
①EU/シェンゲン域内の市民及びその家族
②同地域内において合法的な滞在資格を持つ第3国の国民
③上記以外の第3国(※日本を含む)の国民で以下に該当する方
- 医療従事者、健康に関する研究者、高齢者ケア専門家、緊急の治療を要する者
- 国境をまたいで勤務する労働者
- 貨物運送業者及びその他必要とされる輸送要員
- 外交官、執務中の警察官、市民保護当局関係者、国際機関職員、執務中の軍事要員
- 乗換えの旅客
- 観光、商用、その他経済的利害関係を有する者
- 就学、その他緊急の私事事情を有する者
出典:在クロアチア日本国大使館
つまり現在、日本国籍の方もクロアチア在住者であるかに関わらず、観光やビジネスを目的とした渡航が可能だということです。
クロアチアに入国する際の注意点
◆ いずれの入国者も、クロアチア入国後は公衆衛生局の勧告・指導に従うことが求められます。
◆ 第3国(※日本を含む)の国民が観光やビジネス目的で入国する場合には、支払い済みの宿泊施設の予約票や、ビジネス会議の招待状など、入国する目的を証明する資料の提示が求められます。
◆ クロアチア政府は、クロアチアへの入国予定者に対し、専用ウェブサイト「Enter Croatia」から人定事項や滞在先等を事前登録するよう推奨しています。
こちらの登録は義務ではありませんが、事前登録を行うことにより、入国時の手続きが簡素化できるとのことです。
◆ クロアチアでは現在、以下の施設に訪れる際のマスク着用が義務化されてします。
- 空港
- 公共交通機関
- 医療機関
- 商店など
- 銀行、郵便局、美容院など接客を伴う企業・店舗
- 警察などの行政機関
※さらに詳しい情報は「在クロアチア日本国大使館のウェブサイト」でご確認下さい。
観光やビジネス目的での入国の場合14日の自己隔離対象になることも
2020年7月10日以降、上記の①または②に該当しない第3国(※日本を含む)の国民が、観光、商用、就学や、その他緊急の私事事情によりクロアチアへ入国する場合、クロアチア入国後14日間の自主隔離が義務づけられています。
ただし、この義務は、観光、商用、就学等の目的の場合、クロアチア入国の48時間以内に実施されたPCR検査における陰性結果を提出すれば、免除されます。
とはいえ、日本からクロアチアへのフライトは一般的に15~20時間ほどかかります。
そのため、クロアチアへ出発する約1日前にPCR検査を実施(※検査結果を48時間以内にもらうのではなく、検査を48時間以内に受ける必要があります)、陰性の診断書をもらうことができなければ入国が認められないので、注意が必要です。
※さらに詳しい情報は「クロアチアへの入国について(在クロアチア日本国大使館)」でご確認下さい。
クロアチアから日本へ帰国時の注意点
◆ 外務省の海外安全ホームページによると、クロアチアの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、クロアチアへの渡航は控えるよう推奨されています。
◆ クロアチアは「日本への入国制限対象地域」に含まれています。
そのため、クロアチアから日本に帰ってきた際には
- 空港の検疫所で「PCR検査」
- 自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」
が必要となります。
※ クロアチアへのへ入国・渡航に関する制限は、新型コロナウイルスの感染状況によって変動する可能性があります。
在クロアチア日本国大使館のウェブサイトや、外務省の情報などを参考に、最新の情報を確認されることをおすすめします。
日本からクロアチア入国後の自己隔離措置についての情報
2020年8月13日現在、第3国(※日本を含む)の国民が、観光、商用、就学や、その他緊急の私事事情によりクロアチアへ入国する場合、クロアチア入国後14日間の自主隔離が義務付けられます。
ただし、この義務は、観光、商用、就学等の目的の場合、クロアチア入国の48時間以内に実施されたPCR検査における陰性結果を提出すれば、免除されます。
とはいえ、日本からクロアチアへ渡航する際のフライト時間は一般的に15~20時間ほど。
そのため、クロアチアへ出発する約1日前にPCR検査を実施・陰性の診断書をもらうことができなければ入国が認められません(※検査結果を48時間以内にもらうのではなく、検査を48時間以内に受ける必要があります)。
クロアチア渡航に向けたスケジュールを立てる際は、十分にご注意下さい。
クロアチア・ザグレブでの乗り継ぎ(トランジット)制限
2020年8月13日現在、クロアチア・ザグレブでの乗り継ぎ(トランジット)は可能です。
ただし、クロアチアで乗り継ぎ(トランジット)する旅客は、クロアチア入国から12時間以内にクロアチアを出国する必要があります。
12時間以上クロアチアに滞在する場合、14日間の自己隔離義務の対象となります。
※さらに詳しい情報は「クロアチアへの入国について(在クロアチア日本国大使館)」でご確認下さい。
現在のクロアチア・ザグレブの様子
2020年8月13日現在、クロアチア国内全体での新型コロナウイルス感染者の累計は5,870名、回復者数は5,024名、死亡者数は160名です。
7月1日に観光やビジネスを目的とした海外渡航者の受け入れも再開したクロアチアですが、感染者数は8月に入ってからも50~100人ほどの規模で増え続けています。
クロアチア国内での公共交通機関や、ショッピングモール・レストランと言った施設は営業を再開していますが、ソーシャルディスタンスの確保などの感染拡大防止対策は未だに徹底されてるようです。
また、公共交通機関や店舗、医療施設、各種サービスを提供している施設でのマスク着用も義務付けられています。
※在クロアチア日本国大使館が発行している領事メールでは、クロアチア国内での感染状況やクロアチア政府の措置など、新型コロナウイルスに関する新情報を定期的に配信しています。
「外務省の海外安全ホームページ」でも、この領事メールのバックナンバーがご覧いただけますので、クロアチア渡航を検討されている方はぜひご参考下さい。
日本からクロアチア・ザグレブへの入国制限・緩和情報まとめ
日本からクロアチアへの入国制限情報、自己隔離情報、現在のクロアチア・ザグレブの状況についてまとめました。
2020年8月13日現在、日本から観光やビジネスを目的としたクロアチア渡航は可能です。
とはいえ、クロアチアに入国する際には
- 入国の目的を証明する書類を用意
- クロアチア入国前48時間以内に実施されたPCR検査での陰性を証明
など、手続きが必要なのでご注意下さい。
また、外務省(日本)の海外安全ホームページによると、クロアチアの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」。不要不急の理由がない場合、クロアチアへの渡航は控えるよう推奨されています。
日本帰国後には空港の検疫所で「PCR検査」や、自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」が求められるので、こちらも注意が必要です。
首都ザグレブや、別名「アドリアの真珠」としても有名なドブロヴニクなど、人気観光スポットが多いクロアチア。
日本からのビジネス・観光を目的とした入国が再び許可されたことはとても嬉しいニュースですが、渡航の際には未だに多くの手続きや制限が求められるようです。
※ 新型コロナウイルスに関する情報は、日々更新されています。
この記事の情報にあわせて、クロアチア・ザグレブに関するニュース、以下のウェブサイト等を参考に、最新の情報を確認されることをおすすめします。