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ワシントンD.C.の旅行ガイド情報

ワシントンDCのコンセントはB/Aタイプ!変換プラグは不要

【アメリカ・ワシントンDC在住者執筆】ワシントンDCのコンセントのタイプや日本との電圧の違いについて徹底解説。日本で使っているヘアアイロンを使用したいときなど、そのままコンセントにプラグを差し込むと、火事や感電を起こす危険性もあります。

正しい方法で日本から持ってきた家電製品をワシントンDCで使うにはどうすれば良いか、その使用方法についてご紹介します。

空港のゲートにあるゲスト用のコンセント。日本の2本ピンのプラグも変換器なしで入ります。

ワシントンDCの電源プラグのタイプ

電化製品のプラグを差し込む「コンセント」は、実は和製英語で、アメリカでは通じないということをご存知でしたか?アメリカでは、コンセントは「outlet(アウトレット)」と言います。

コンセント、というとアメリカ人は「同意(consent)」や「concent(一貫性)」という意味だと思ってしまうので、気をつけましょう。

アメリカのコンセントは3つ穴のBタイプか日本と同じAタイプ。どちらも変換器は不要

アメリカで最も一般的なプラグは、3つのピンがあるBタイプです。Bタイプのコンセントには、日本で一般的なAタイプのプラグが変換プラグなしで使えます(情報源によっては、Bタイプを「3つ穴のAタイプ」と説明しているところもあります)。

詳しくはこちら(英語)またはこちら(日本語)をご覧ください。

古い住宅などでは、たまに日本と同じ2つ穴のAタイプのコンセントを見かけますが、ホテルやカフェなど旅行者がコンセントを利用する場所では、ほとんど3つ穴のBタイプになっています。

BタイプとAタイプはどう違うの?

BタイプとAタイプのプラグの一番の違いは、Bタイプには2本の平行の平たいピンに加え、アース用の丸いピンが1つ付いているということです。この丸いピンは、感電などを防ぐために電気機器から大地(アース)に電気を流す役割を果たしているだけなので、電圧の点さえクリアすれば、日本の2本ピンのプラグでも問題なく使えます(電圧については後ほど詳しくご説明します)。

ワシントンDCと日本の電圧の違い・変圧器の必要性

ワシントンDCの電圧は120V

日本の電圧が100Vなのに対し、アメリカの電圧は120Vと、わずかですが、高くなっています。私が100Vにしか対応していない電気機器を120Vで実際に使った感覚でいうと、短い時間に使う分には、普通に使えているように見えるけれども、長時間たつと機器が異様に熱くなる、といった感じです。

これを経験した時は、アメリカの電圧で日本の電化製品を使うと、長時間使用したり、消費電力の大きいものを使うと、発火したり漏電したり電気機器が壊れたりするというのが納得いきました。

100Vにしか対応していない電気機器を120Vで使うということは、発熱や回転数などが増すということです。ヘアアイロンやヘアドライヤーをこの状態で使うと、髪が焦げたりすることもあるようです。

変圧機は必要?

ワシントンDCに持ってくる電気機器に変圧器は必要かどうかを決めるには、まずそれらの機器の定格電圧がアメリカの120Vに対応しているかどうかをチェックする必要があります。

写真は、私が使用している美顔器のプラグです。「INPUT(入力)」のところに、100-240Vと書いてあるので、この製品が世界の電圧に対応しているとわかります。

変圧器が必要かどうかをチェックするステップ

  1. 電源ユニットやプラグの裏側、シールなどにある定格表示部分を見ます。
  2. 「入力」(または「INPUT」)という部分に記載されているボルト数を確認します。
  3. 入力ボルト数が120Vに対応している場合(例:100V〜240V)→ 変圧器はいりません。
  4. 入力ボルト数が120Vに対応していない場合(例:100V)→ 変圧器が必要です。

スマホやデジカメの充電

現在日本で売られているスマホやデジカメのほとんどは、世界各国でそのまま使えるよう、100V〜240Vに対応しています。例えば、iPhoneをはじめ、アップル社の製品は全て100V〜240Vに対応しています。

万が一、お手持ちの携帯電話、デジカメ、電気シェーバーなどが100Vにしか対応していない場合は、変圧器を利用しましょう。これらの機器は消費電力が非常に小さいので、変圧器もコンパクトでお値段もお手頃です。

アマゾンなどで「変圧器 海外」といったキーワードで検索してみてください。

ヘアアイロンやドライヤーの使用

旅行先でもヘアスタイルにはこだわりたい、という方もいらっしゃると思います。ホテルに備え付けられたドライやでは不満な方、ヘアアイロンも持参したいという方は、さらに注意が必要です。

ヘアアイロンやドライヤーは、消費電力が大きく、されに対応できる変圧器は、大きさも大きくなり、重く、値段も高価になってきます。ワシントンDC旅行にそういった変圧器を携帯するのは現実的ではないので、代わりに世界対応の100V〜240Vのヘアイロン・ドライヤーを日本で用意することをおすすめします

外出先で電源を使う

スマホは地図や現地情報を調べたり、タクシーなどを呼ぶのに欠かせない、旅先のライフラインです。ワシントンDC旅行の際に、現地で充電用コンセントに簡単にアクセスできるのか?と気になる方もいらっしゃると思います。

ワシントンDCを旅行で訪れる方が行くであろうスポットのコンセント事情をまとめてみました。

空港

空港では、ゲート前や公衆電話の横など、いたるところに空港利用者用のコンセントがあります。アメリカの空港でコンセント探しに困ることはありません。

ワシントンDCの駅やバス停には、コンセントはありません。日本と違いワシントンDCの駅にはお店が一切ないので、いったん外に出てマクドナルドやスタバなどを探しましょう。

カフェ

スタバを始め、無料Wi-Fiのマークがついているようなカフェには、自由に使えるコンセントがあります。ただし、ワシントンDCは歴史が古いので、ジョージタウンにあるようなヨーロピアンな感じのする老舗のカフェでは、コンセントがないこともあります。

ホテル

一般的に、アメリカのホテルの部屋にはコンセントが多く設置されているので、心配ありません。また、多くの場合、ベッド横のランプの台の部分に、携帯電話の充電に便利なコンセントがついています。

電車

ワシントンDCと隣接するバージニア・メリーランドを走っているワシントンメトロの電車内とバス内には、コンセントはありません。

ただし、サーキュレーターという中心部だけを循環している無料バスには、車内にコンセントがあります。

ワシントンDCと他の都市を電車で移動できるアムトラックの車内にも、コンセントが完備されています。

よくあるトラブルや対処法・注意点

変圧器を忘れてしまった時は?

「変圧器が必要なのに持ってくるのを忘れてしまった」という場合、ホテルによっては、変圧器を貸し出してくれるところもあります。もしホテルが変圧器の貸し出しをしていたとしても、個数に限りがあるので、必ずしも借りれるとは限りませんが、まずはフロントに聞いてみましょう。


フロントに変圧器があるか聞くときに便利なフレーズ

  • I want to use an appliance I brought from Japan. (日本から持ってきた家電を使いたいのですが。)
  • Do you have a voltage converter to reduce 120V to 100V?(120Vから100Vに変換する変圧器はありますか?)
  • May I borrow the converter while I stay here?(滞在中に変圧器を借りてもいいですか?)



アメリカのお店で売られている変圧器は、アメリカ人の海外旅行を想定したもの(220Vを110Vまで減らす)がほとんどです。アメリカの電圧を日本の100Vに減らすタイプの変圧器(ダウントランス)はアマゾンなどの通販でしか手に入らないので、注意が必要です。

コンセントが足りない場合は?

ワシントンDCに旅行する際、特に複数の人数で旅行する場合には、いくつかのデバイスを同時に充電できる延長コードや充電タップ(コンセントタップ)を持ってくると便利です。その場合、発火や漏電を避けるため、延長コードや充電タップも120Vに対応しているかどうかを確認することが大事です。

アマゾンなどで「電源タップ 海外」「延長コード 海外」などのワードで検索すると、1,000円〜2,000円程度で多くの製品が売られています。

海外対応の電源タップを買う時のポイント

  1. 定格電圧が100V〜240Vである
  2. 現地で同時に使用する電気機器の消費電力の合計が電源タップが対応できる消費電力を上回らないか確認する

消費電力ってなに?

使用する電気機器・家電製品がどれだけの電力を消費するかを表す「消費電力」のは、ボルト数と共に定格表示部分に記載されています。

私が使用しているヘアアイロン(アメリカで買ったもの)の場合、

消費電力は「140W」と記載されています。


日本の主な電化製品の消費電力の目安

  • 携帯電話(充電時):15W
  • デジタルカメラ(充電時):6W
  • 電気シェーバー:10W
  • ノートパソコン:50W~120W
  • ドライヤー:600W~1,200W
  • ヘアアイロン:150W~240W

変圧器はMAX消費電力があるので、使用前に変圧器の消費電力を確認することが大事です。「ドライヤー・ヘアアイロン用」と明記されているか、または使いたい電化製品の消費電力に対応しているかなどをチェックしながら選びましょう。

気をつけたい点は、持ち運びが便利なコンパクトな変圧器は、対応している消費電力が小さいことが多いということ。

消費電力の大きい電化製品に対応している変圧器は大きくかさばり、どっしりと重く、値段も高くなりがちです。その多くは、「旅行用」というより、アメリカに引っ越す方が家庭で使うためのものという印象です。

ワシントンDC滞在中にヘアアイロンやヘアドライヤーを使用したいという方は、世界の電圧に対応したものを買い、それを日本から持ってくる方がシンプルで費用も安く済むと思います。

まとめ

私は留学生時代に日本から持ってきていた電気機器をそのまま使っていて、「なんか壊れるのが早いな?」と思っていたことがあります。今考えると、若干とはいえ電圧が高い環境で100Vの製品を使っていたからでは? と思います。

皆さんには、しっかりとポイントを押さえて、ワシントンDC滞在中にも、使い慣れた電気機器を大事に使っていただき、快適に旅をエンジョイしていただきだいと思います。

出典:
Power Plugs and Sockets of the World
電源専門店オンリースタイル 電気製品の消費電力一覧