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近年「人気旅行先ランキング」の上位に君臨するようになった台湾。
日本からも飛行機で4時間程と身近な国になってきたので、旅行に行きたい!はたまた、ちょっと留学でもして台湾に移住してみたい!っと思う方も多いのではないでしょうか?日本から台湾には90日以内の滞在であれば、「ビザなし」での入国が可能です。さて、90日以上の滞在の場合、どのような手順を踏んで「滞在ビザ」を取得するのでしょうか。今回はそんな滞在ビザの種類と申請の取得方法をご紹介させてください。
ビザの種類について
この記事で紹介する台湾のビザの種類は「停留ビザ」と「居留ビザ」そして「ワーキングホリデービザ」の3種類です。(他に「外交ビザ」「礼遇ビザ」と全部で5種類あります。)必ず、渡航前に目的にあったビザの種類でビザの取得をしなければなりません。
・停留ビザ
停留ビザは、滞在期間180日以内を目的とした方のためのビザです。停留ビザの細かい分類は次の通りです。
《 商務目的 》
台湾で技術指導・機械設置やメンテナンス、研究や開発の仕事など協力行為がある場合のビザです。台湾は多くの日系企業があるので、このような企業にお勤めの方はビザの取得をしなければなりません。
《半年以下の交換留学(大学・修士課程・博士課程)》
180日以下の交換留学の方の場合のビザです。半年以内の交換留学の方は停留ビザの取得をしなければなりません。
《 定年退職 》
55歳以上で定年退職した方の場合のビザです。
《 語学研修 》
中国語の勉強を目的とした方の場合のビザです。語学学校などで中国語の勉強をする方はまずは停留ビザの取得をしなければなりません。
参考記事 : 台北駐日経済文化代表処「停留査証」
・居留ビザ
居留ビザは、滞在期間180日以上の長期滞在を必要とする方のためのビザです。停留ビザと同じく、細かい分類は次の通りです。
《 雇用(赴任)・投資 》
台湾の企業から雇用、もしくは駐在員として台湾でお勤めをする方の場合のビザです。
《 家族の呼び寄せ 》
親の赴任についていく未成年者、もしくは台湾に在留資格がある人物の配偶者の方の場合のビザです。
《 留学 》
180日以上の留学をする方の場合のビザです。
《 宗教活動 》
宗教活動を目的とする方の場合のビザです。
《 起業家 》
台湾で起業を目的とする方の場合のビザです。
参考記事 : 台北駐日経済文化代表処「居留査証」
・ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは台湾において一定期間の休暇とその間の滞在費を補うための就労を認めるビザのことです。申請時18歳以上30歳以下の方が申請出来、滞在可能日数は180日ですが、台湾入国後1度の延長が可能で、最大で1年間滞在する事が出来ます。
参考記事 : 台北駐日経済文化代表処「ワーキングホリデービザ」
ビザの取得方法について
ビザの取得方法については、まず専用のウェブサイト 「中華民國簽證申請表」
から個人情報の登録をして申請を行います。申請後、申請書をプリントアウトし、写真など必要書類を準備して窓口に提出する必要があります。東京にお住いの皆さんは一番アクセスがいい白金台にある「台北駐日経済文化代表処」で申請することなると思います。
台北駐日経済文化代表処
- 住所
- 181-0071 東京都港区白金台5-20-2
- 営業時間
- 開館時間は(月曜日〜金曜日)AM:9:00~12:00 PM:13:00~18:00
- 領事部申請受付時間は(月曜日〜金曜日)AM:9:00~11:30 PM13:00~17:00
- 電話
- 領事部
- (渡航査証)03-3280-7800~1
- (商務査証)03-3280-7802
- (旅券・文書証明)03-3280-7803
- (FAX)03-3280-7923
横浜など地方都市の場所案内については以下の記事を参考にしてください。
参考記事 : 台北駐日経済文化代表処「台北駐日文化代表処の場所案内」
ビザの種類によっては、必要書類や条件が異なりますので、ご自身で必要書類・条件などをサイトで確認をきちんとしてからビザの取得を行ってください。
参考記事 : 台北駐日経済文化代表処
まとめ
初めて台湾のビザを申請する方は、ビザの種類が細かく抵抗感があると思います。決して難しくないビザ申請なので、情報収集をきちんとしてから、必要書類が集めてビザを取得していきましょう。また、台湾でのビザの管理はご自身でします。オーバーステイなどしないようにビザの管理はきちんと行っていきましょう。