長く海外に住んでいると、思わぬ病気に急にかかってしまい現地で病院のお世話になることもしばしばあるかと思います。病気にならないことに越したことないのですが、いざという時に役立つ台湾の病院事情と台南の総合病院をご紹介します。

台湾の病院事情

台湾の病院は世界的に見ても医療対応がかなり良いことで有名です。お医者さんの対応もいいし、外国人の私たちにも丁寧な対応をしてくれます。そして、医療費がとっても良心的なことはご存知でしょうか?詳細は後記しますが、外国人の私たちでもびっくりするようなお値段の診療が可能です。

全民健康保険

台湾にも日本と同じように「国民健康保険」と同じような制度の「全民健康保険」という制度があります。これは、台湾国籍者・台湾で居留証をもつ全ての外国人が持てる健康保険証となっています。ただ、居留証発行から満6ヶ月経たないとこの健康保険証を発行してもらえないので注意が必要です。ですが、この健康保険証を持つことで、台湾の医療費がとっても良心的なお値段になるのです!例えば、風邪のような症状で病院に受診したとすると1回の診察料が薬代込みで100元ほどで収まるそうです。びっくりですよね。また、この健康保険証を持っていなくても日本の医療機関に比べるとお安いので安心してください。

病院にかかる前の事前準備

病気にはかかりたくなくても、急にかかってしまうものなので、事前の準備を少しでもしておくだけで、海外での病院対応が楽になると思います。保険カード・居留証、持病があって飲んでる薬がある場合は、それがわかるお薬手帳のような薬の記録、過去の病歴等を中国語でまとめておくだけでも受付の対応が変わるそうです。

台南の総合病院

ー国立成功大学病院ー

台南の中で1番大きな総合病院です。日本語対応はしていませんが、日本人と伝えると英語で対応・もしくはかなりゆっくり中国語を話してくれるので安心してください。また、とってもお医者さんが優しいです。居留証を発行する際に「健康診断証明書」が必要かと思いますが、ここの病院で健康診断を受けました。その時対応がとってもよかったのでオススメです。

国立成功大学病院

ー奇美病院ー

こちらの総合病院は市内から離れていますが、対応がいいのでオススメです。こちらも日本語対応はしていませんが、同じく、日本人と伝えると英語で対応・中国語をゆっくり話してくれます。

奇美病院

まとめ

如何でしたでしょうか?台南には台北や高雄の首都に比べると日本語対応可能な病院が今のところありません。ですが、「日本人」ということを先に伝えるだけでも、とっても親切に対応してくれるので安心してください。また、少しでも事前の準備をしておくだけでもいざという時に安心かなっと思います。それでも、病気にかからないことに越したことはないので、健康に海外生活を楽しみましょう!