オーストラリアに入国の際、観光目的でもビザが必要になりますので、必ず航空券を手配するときに確認することをおすすめします。
毎年、ビザの料金や取得方法が改正されますので、常に最新情報を確認しましょう。
オーストラリアのビザ事情
オーストラリアのビザにはたくさんの種類と分類がありますが、入国の際に必ず何かのビザは必要になります。滞在期間だけではなく、どのビザが必要になるかは個人によりますし、毎年、ビザの取得条件が変わってきているので、必ず最新情報をオーストラリア大使館などの公式ページで確認することをおすすめします。
オーストラリアのビザの種類
ETASビザ
3ヶ月以内の滞在であれば、観光ETAと短期商用ETAの2つがオンラインで取得可能です。申請手数料は20豪ドルですが、旅行代理店や代行申請サービス会社は、各業者によって料金が異なるので、注意してください。ペーバーレスで、特にビザの証拠となるものが手元にないので、不安に思う人もいると思いますが、チェックインの際に、航空会社職員がチェックしているので、システムに情報は全て入っています。 このビザは、ETA許可日から1年以内であれば、複数回渡航可能です。
ワーキングホリデービザ
18歳から30歳までの国民に対し、1年間オーストラリアで休暇や就労機会を与えるビザ制度。発給日から12カ月以内に入国する必要があります。就労は同じ雇用主のもとで最長6カ月まで、就学は最長4カ月まで可能です。
ワーキングホリデービザにて滞在中、オーストラリア移民局規定の地方地域において季節労働など特定活動に3カ月以上従事した証明があれば、2度目のワーキングホリデービザの申請が可能となり、最長24カ月間まで滞在できます。
学生ビザ
学生ビザは、オーストラリアの教育機関で3カ月以上留学する場合に申請するビザで、語学学校、大学、TAFE、専門学校等、オーストラリア政府の認定校でフルタイムのコースを受講する必要があります。学生ビザ保持者は2週間で40時間までの就労が認められ、アルバイトをしながら学校に通うことが可能になります。
永住ビザ
色々な一時的なビザから、永住ビザに辿りつくと、永住ビザの取得で、滞在期間や就労時間の制限は無くなります。日本の国民健康保険にあたるメディケアにも加入でき、オーストラリアにて2年以上居住後は、市民権の申請資格を得ます。
※その他、一時居住ビザ・就労ビザは、ワーキングホリデービザ(サブクラス番号417)以外にも、数多くのビザがあり、取得により滞在可能期間内の就労が認められます。ビザの種類によって条件や滞在期間などが異なるため、目的に応じたビザの取得が必要となります。
まとめ
私事ですが、私は、パートナービザ取得の後、永住ビザに辿りつきました。
オーストラリアに移住している人は、長い道のりと高額なビザ代を支払っている人がたくさんいます。ワーキングホリデービザのような、一時的なビザは自分で簡単に取得できましたが、移住するにあたって、たくさんの書類の提出と周りの人の助けが必要になりました。それでも、この国に住みたいと移住してくる人がたくさんいるので、それだけ魅力のある国なんだと思います。